3月02日  短時間釣行


本日、3月2日(日)、昼は義理の親も交えてちょっとした食事会。
本当は釣りなんか行ってる場合じゃないんだけど、とりあえず2週間前に大量に余らせた撒き餌を、
そろそろ捨てに行かなければ。
いやぁ、でも、この時期はいい。
温度が低いから撒き餌をバッカンの中に入れっぱなしにしておいても腐らない。
天日干しにしてたら何度でも使えそう。

で、今日は3時間位の短時間釣行の予定で釣り場へ向かう。
元々釣れるなんて思ってないので、今日は挿餌は、ツインパック(真ん中から2つに割れるタイプ)の
オキアミ生を2つに割り、半分だけ持ったケチケチ釣行。
挿餌はこれだけ。今日は釣りの雰囲気を味わいたいだけだからこれで十分。

午前6時、釣り場へ到着。 しかしここで大変なことに気付く。
なんとお手軽釣行で準備を簡単に済ませていたため、水汲みバケツを忘れてきた・・・。

プロ野球選手に例えるならば、バットを忘れて野球場に行くようなもの。
プロとしてあるまじき行為。

どうしたものかとしばし考えるが、今更家に帰るのも面倒くさいので釣り続行。
バットが無くても、バッターボックスに立ってりゃフォアボールも有り得るし。
しかし、乾燥した撒き餌を元に戻すには水が要る。仕方ないのでバッカンごと無理矢理水を汲むことに。

で、大方の予想通り、水を入れ過ぎ。
杓ですくっても全くまとまらない、ドロドロの撒き餌の出来上がり。

撒き餌が使い物にならなくなってしまった今の私は、プロ野球選手に例えるならば試合中にグローブを失って
しまった様なもの。これでは守備にはつけないが、まぁ、ボールが飛んできたら素手でキャッチすれば良いかと
前向きに試合続行。

液体となってしまい投げても飛ばない撒き餌を、それでも必死で杓ですくい懸命に前へ前へと投げてる私の姿は、
隣の人から見たら、さぞかし不思議な光景だったに違いない。


さてここの釣り場、足場の悪いテトラからの釣りで、その不安定なテトラに挿餌パックを置いていたのであるが、
最後は挿餌パックが風に煽られ、入り組んだテトラの中へ落っこちてしまう。
なんとか踏ん張って釣りをしていた私であったが、挿餌を失ってしまっては釣りにならない。

プロ野球選手に例えるならば、バット、グローブに引き続き、ユニフォームまで失ってしまった様なもの。
さすがに身ぐるみ剥がされたフルチンの状態で野球をするわけにもいかず、ここで試合終了。

3時間の短時間釣行の予定は、開始から1時間少々で終了となる、超短時間釣行となってしまった。

まぁ、今日の目的は撒き餌を捨てることだから、これでも満足。
液体の撒き餌を海に流し帰途に着く。

さ〜て、飯じゃ飯。



しまった・・・
これじゃ勝負にならなぇ・・・