先週の土曜日に引き続き、今週も土曜は仕事。
完全週休二日制の会長や名人が、まことに羨ましい。

ってなわけで始業前の午前8時、小野田一文字へと単独釣行している
会長に連絡を取ってみる。

実は彼、今年小野田一文字の釣果が全体的に芳しくないとのことで、
最近ここの釣り場には顔を出していなかった。

だが、先週私が超画期的な釣法を編み出したことにより、居ても立ってもいられ
なくなったとのことで、早速本日お試し釣行。
まったく、現金な奴っちゃ。


私「あ、もしもしたいじ? 調子はどう?」

会長「全然ダメ。まわりも全然あがってない。」

私「俺の釣法使ってる?」

会長「いや、とりあえず自分の釣り方でやってたけど全然ダメなんで、
    今タコの釣り方に変えた。

私「丁度団子も効き始めた頃だし、これから釣れると思うよ!」

会長「了解!」


ったく、私が折角最高の釣り方教えてやったってのに、まだ信じておらなんだか。



程なくして彼からメールが入る。

会長「や、やばいかも・・・  釣り方変えたらすぐ釣れた。
   30cm強ぐらい。マジでこの釣法エエかも!」

私「じゃろうがや。 俺の釣法すげーやろ?」   返信する。

会長「いやぁ、すげーわ!!」


原文そのままであるが、彼の驚きが読み取れる。
鼻高々の私であるが、苦労してこういう発見をするのはいつも私。
折角私が編み出した新釣法であるが、少しだけ教えるんじゃなかったかなとも
思ってみたりする。


そして午後1時、納竿した会長より本日の釣果写真が添付されたメールが入る。


会長「結果だけ簡単に言うわ。
    全体的に厳しい状況の中、6枚。
    タコの浮きダゴ釣法、効果絶大やった!
    まだチヌがいる気配はあったけど、団子が無くなった。
    いやぁ、気持ちよかったわ!」


くそー、早くも習得しやがったか・・・
やっぱ教えるんじゃなかった。
でもまぁ、彼も団子の配合が間違ってないからこその釣果。
基本ができてるからこそ出来る応用。

ただ、この釣り方の真髄までは理解できてないはず!
そこはまぁ、追々教えちゃるわい。

とりあえず、明日は私が二桁安打を目指そ〜っと!



おっと、大事なこと忘れてた。
この釣法の名前を考えなきゃだった。

そうさなぁ、昨年は副会釣法って技を編み出したし、それを応用するって意味で、

「続・副会釣法2007! サブタイトルは、 〜桜の花の咲く頃に〜」

で行きたいと思う。
副会釣法はてきとーだったが、この新釣法は理に適った釣り方だと思う。

えっ?サブタイトルの意味?
いや、別に意味は無い。 ただの思いつきだ。
我々の釣りに、意味なんて求めちゃーいけない。
そもそもこの釣り方だって偶然の産物、思いつきみたいなもんなんだからさっ。




会長が送ってきたピンぼけ写メール。
どうでもいいが、もうちょっと
ましな写真は撮れないもんかいの?





10月13日  続・副会釣法2007! 〜桜の花の咲く頃に〜