本日は永田名人と共に小野田一文字への釣行。
天気予報によると、風は正面からの向かい風とのことであるが、
昼までは風速1m程度なので、穏やかに釣りが出来そう。
2番船で一文字へ。
開始早々、早くも私に小さいながらもチヌが釣れる。
大漁を予感させるが、今日は車の中にスカリを忘れてしまった。
とりあえず絞めてクーラーに入れておく。
たくさん釣れたら、リリースしながら釣りたいと思う。
開始から1時間程経った頃からだろうか。
予報とは裏腹に、正面からの風が強くなる。
うまく仕掛けが投入できず、少しでも油断するとケーソンの中に仕掛けを
持って行かれてしまう。
ケーソンの中にはカキ殻がびっちりで、ラインが入ってしまうと大変なことに。
少しでも糸を出しすぎたり、よそ見をしてるとアウト。
道糸が切れたりザラザラになったりで、自慢ではないが、5、6回程度
道糸から仕掛けを作り直した。
何度もタモをケーソンの中に突っ込んで、切れた仕掛けを回収している私の
姿は、さぞかしけな気で、見る者の心を打ったことだろう。
最初はカラマン棒等も付けて、きちんと仕掛けを作っていた私であるが、
途中からは面倒臭くなったので適当。
当然釣れるはずもなく、午後1時納竿。
今日の見せ場と言えば、永田名人がオキアミでウニを釣り上げた事位だ。
帰リ際に傷を舐め合える釣れていない同志を探そうと、船長に他の人の状況を
聞いてみた。
全体的にあまり釣れていないようであったが、ただ一人、来るたびに必ず爆釣
される方がおられ、今日も大漁だった模様。
船長に私とその方の何が違うのかを聞いてみた。
まぁ、当然腕が違うのであるが、具体的に言えば、撒き餌と仕掛けを同調させる
ことと自分の仕掛けが底でどう流れているのかを常にイメージしながら釣る事が
大切とのこと。
一文字の潮の流れは複雑で、上は緩やかに流れていても底の方は激流と言った
様な複雑な流れをしている。それらを全て把握して、仕掛けを張り気味にしたり
緩めたりとその時の状況に合わせた釣り方をする必要があるとのことであった。
置き竿が基本スタイルの我々にそんなことを求められても、当然出来るはずもない
のであるが、次からはせめて自分の仕掛けが底でどう流れているか、
その位はイメージしながら釣りたいと思う。
永田名人が、オキアミで ウニをゲット。 彼は本当に、五目釣りの天才だ。 |
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このケーソンの中に、 何度も仕掛けを持っていかれた・・・ |