4月1日 インフルエンザ
本日は、嫁の実家から徳山へ出撃!
この時期、他の釣り場よりもノッコミが早いようで、早くも数、型共にあがりだして
いるようである。
週間予報では天気は荒れるとの予報であったが、前日には予報も変わり、
風も無く、穏やかな釣り日和になりそう!
これはもう行くっきゃないでしょ!ってな感じで釣行決定である。
ちなみに会長は、本日下関は巌流島へと向かったようである。
前回、カモンワーフからヴォイジャー号に乗って!ってな感じで日記を書いたが、
正式にはヴォイジャー号は門司からの出港のようで、カモンワーフから
ヴォイジャー号は出ないらしい。
会長からの鋭い指摘があった。
まぁ、なんでもいいじゃん。 船なんて。
とりあえずカモンワーフから出る、何たら号に乗って巌流島に渡ったわけね。
りょーかいりょーかい。
で、私の釣行記。
AM5時。
周南市の徳山港へ到着。
ここは湾内の一番奥の、船が停泊してるような場所でも平気で50cmオーバーが
釣れるらしい。
巨大な船が停泊している船と船の間で、釣り開始である。
撒き餌も効き始めたであろう2時間後のAM7時、その時は、前触れもなくやって
来た。
「ヴォーン!」
大きな汽笛を鳴らしながらやってきたその巨大な船は、まさに私が釣り座を
構えていた停泊中の船と船の間に、スクリューをグルグル回しながら
入港してきた。
「ええっと・・・ 泣いてもいいですか?」
仕方なく移動を余儀なくされた私は、近くの晴海埠頭へとポイントを変える。
前に会長と行った公園よりも更に奥で、良さ気なポイントを発見!
気持ちも新たに、撒き餌を追加で練り釣りを始めると、今度は30分も経たない
うちに横から強風が吹き始める。
ちなみにどれくらい強い風かというと、海に向かって用を足していると、
海面に届く前に霧となって空気中に散布されるという感じ。
隣のおじさん、ごめんなさい。
更に30分後、追い討ちをかけるように、今度は雨まで降り始める。
真横から吹き付ける強い風と、頬に刺さるかのような冷たく鋭い雨。
のどかな休日をのんびり過ごすはずが、なんか段々と修行の様相を呈してきたぞ。
本心は帰りたくて仕方ないんだが、つい先ほど大量に撒き餌を練ってしまった
ために、帰るに帰れない。
ずらりいらっしゃった常連さんも、さすがにこの天気で皆さん帰られてしまわれた。
「くそっ、ちきしょー」とか言いながら、撒き餌をドカ巻き。
雨にも負けず 風にも負けず
雪にも夏の暑さにも負けず・・・
ふと、かの宮沢賢治の詩の一節が頭に浮かぶ。
きっと彼も、帰るに帰れないこんな心境の時に、この詩を読んだに違いない。
そうこうしているうちに、風も収まり、徐々に天気が回復してきた。
あきらめなくて良かった。
よし、これからが本番!と本腰を入れようとした時、
私の携帯からゴッドファーザーのテーマが流れる。
これ即ち嫁からの電話であり、嫌な予感を感じながら恐る恐る出てみると・・・
嫁「 こ、子供が40度の熱! 全然下がらん。インフルエンザかもしれんっ 」
私「・・・・・ えっ? 」
急いで道具を片付け、嫁の実家へ戻る。
日曜日のため休日診療にかかり、予想通りインフルエンザとの診断。
「飲ませるかどうかは、親の判断に任せます。」と、
タミフルを処方してもらう。
異常行動等が問題となっているが、何のためらいもなく子供に与える。
以前私もインフルエンザにかかった折に、タミフル飲んですぐに回復した。
私は、タミフルをそんなに悪い薬だとは思わない。
むしろ、特効薬だと思う。
40度を超える熱が何日も続く方が、よっぽど怖いように思う。
あくまで個人的な意見なのですけど。
で、無事に回復を果たす、我が子なのでした。
あと、夜に会長から私の携帯に、写真付きでメールが入ってきた。
「今日は、大荒れの巌流島で他が全然あがってない中、チヌを2枚釣った。
いつも俺をバカにしたような日記書いてるんだから、たまには俺の健闘を称え、
格好良く書いてくれよ!」
という内容だったので、たまには格好良く書いてあげようと思う。
他もほとんど釣れていなかった悪条件の元、周囲の視線を一心に集めて2枚も
釣り上げた会長へ!
「よっ! 会長! かっこいいよ!
この天才釣り師!
あんたが大将! このエロブタ仮面がっ!」
こんな感じで良いかしらっ?
ぐぉーっ、
かっ、風が〜!
ねっ、練り過ぎた〜!
さて、この大量に余った撒き餌、
どうしたものか・・・
会長が送ってきた、
巌流島の写真。
今日の釣り座らしいが、
天気が悪くてよくわからん。
同じく、会長の釣り座。
徳山もひどいが、巌流もひどいね・・・
会長が、うれしそうに「2枚釣ったよ!」と
メールしてきた。
鑑定の結果、合成写真っぽいので
釣果は無効となりました。
残念です。