7月12日  スタジオ泉州


最近、ほんと良いニュースが無いですな。
九電は、やっぱりやっていたかのヤラセメール。ケーブルテレビでしか公開してないこじんまりしたテレビ中継から、なんか
胡散くせ〜な〜とは思っていたが、やっぱりねって感じでしたな。

「原発から子供たちを守ろう!」って原発反対をツイッターでつぶやいた山本太郎さんが、色んな所からの圧力によって
決まっていた仕事を降板させられ、挙句、所属事務所には迷惑をかけられないと、自ら事務所を辞められたことは
記憶に新しいと思います。なんか、あっちの業界では暗黙の了解で、原発反対って言っちゃダメなんですってね〜。
原発で儲かった甘い汁が、色んな所に影響を与えてるんでしょうな〜。 いや〜、怖いですね〜、恐ろしいですね〜。 

それでもなお、「原発反対」を唱え続けている山本太郎さん、凄いっすね。体中に油塗りたくって、「メロリンQ〜!」って
言ってた人とは思えないですね。 圧力に屈しないそのお姿に感銘を受けました。

でも、九電のヤラセなんか氷山の一角なんでしょうな。福島は相変わらずトラブル続きだってのに、原発の運転再開なんて・・・ ねぇ。


更には宮城県知事と岩手県知事を訪問した、元復興大臣。 あの上から目線の恫喝発言はどういうつもりなんでしょう。

被災地に赴いた復興大臣、まずは被災地の事を心配するのが先なんじゃないでしょうか。
一体何様のつもりなんでしょう・・・。  あっ、松本様か。

更には、その発言を九州人だからだとか、B型人間だからとか訳の分からん言い訳。
人に向かっていきなりボール蹴ったりとか、被災地の復興を目指していかなければならないってのに、九州の人間だから
東北の何市がどこの県かわからないとの発言、復興大臣なら(もう辞めちゃったけど)、それらをまったく勉強せずに現地に行く
あなたの方が、よっぽど被災地の方に対して失礼なんじゃないですか?  知事とかマスコミを脅迫する前に。
 
『いいか、これはオフレコだぞ、書いた社は終わるぞ!』 発言で、結局は自分が終わっちゃったけどね。

なんか、都合が悪くなったら入院する他の政治家の方々に習い、松本さんも何故か体調不良で入院されましたが、入院中は時間が
あってゆっくりできると思いますので、どうかこの本を読んでみて下さい。


   
 


被災地の子供たちが、3月11日当日やその後の避難所での事、そしてこれからの未来の事を、幼いながらに全力で原稿用紙に書いています。

「おにぎり1個、10分かけて食べた」
「唯一残ったのは、命」
「夢だったらいいな」
「お母さんを必ず見つけます」
「世界中の人に恩返ししたい」    これらは、被災地の子供たちが書いた、それぞれの作文の題名です。


被災して、家や家族、友人を失いながらも、笑顔で前向きに生きていこうとしている子供達。 これを読んだら、今が永田町でお互いの足を引っ張り
合ったり、上から目線で威張り散らして暴言吐いたりしてる場合じゃないって、少しは感じることが出来るんじゃないかと思いますよ。  
いや、超三流の上流階級の方々には無理か。  


まだまだこの本を読んでも、意味が分からないであろう(ってか、まだ字が読めないもんな)うちの子供達が、物心ついてこの本を読んだ時、
何かを感じ取ってくれたらいいなと思います。 

少なくとも、金と権力があるからと偉ぶって、被災者の気持ちも顧みずに人を上から見下して、暴言吐き散らしているような情けない大人にだけは
ならないで欲しい。 お金はそこそこでいいから、人を思いやれる、他人の痛みが分かる人間になって欲しいと思います。



さて、相変わらず前フリが思いっきり長くなってしまいましたが、本日は前に相互リンクを貼らせて頂きました、大阪のスタジオ泉州さん
ご紹介です。こちらの泉州さん、何が凄いって色んな釣り具を作られる技術力です。ネットサーフィンしてて偶然見つけたのですが、
中でも私の目を引いたのは、ハンドメイドの柄杓です。特に注目したのが、真っ赤なグリップの柄杓。 あ、なんかかっこえーなーって思ったのが
発端で、「待てよ。この赤いグリップ、ファイアブラッドの柄杓に付いてたら、めっちゃかっこええんちゃうん?」って思って、即連絡を取ってみました。

使われてる方はわかると思うんですが、今の現行のシマノ柄杓のグリップ、プラスチックで凄くちゃちーんですわ。(シマノさんごめんなさい。でも
みんな言ってます・・・。)
中が空洞のプラスチックをくっつけただけの代物で、時には使ってる最中にパカッとグリップが割れたり、更にはグリップにラバーとか巻いたり
しないと、素手で使ってたらすぐに血豆なんかも出来ちゃったりするんですよねぇ・・・。

グリップは前のモデルの木製が良かったんだけど、シャフトはファイアブラッドの色をそのままで、なんとかならんかな〜って思いつつ、
工房中村では、五三竹使ってグリップの改造をしてもらいました。
これも、遠投が出来ていい感じなんです。いやほんと、使い込んでいくうちにグリップの竹の色が変わっていき、味わいがでてくるんです。

でもですねぇ、泉州さんの所の赤いグリップ、見たらそそられましたわ〜。おまけに達筆な泉州さんの手書きで、金色の名前まで書いてくださる
んですって。 もう、頭の中は妄想モードです。ファイアブラッドのシャフトに真っ赤な西陣織のグリップ、おまけに金色で自分の名前まで・・・ ってな
感じです。

で、泉州さんに色々と相談させてもらい、ファイアブラッドのシャフトだけ残して、カップとグリップの交換を依頼してみると
「同じようなことを、前はダイワの杓を使ってやったことあるんで大丈夫だと思います。とりあえずやってみましょう!」とのお答え。

ほんで、出来上がったのが下の1枚目の写真の一番左。  予想以上の出来栄えでした。 超やべーっす。真っ赤に燃〜えた〜 って感じっす。
カップも変えたんで、ファイアブラッド杓の原型はシャフトしか残ってないけど、これぞファイアブラッドって感じに仕上がっております。

もちろん、世界に1個しかない究極のオリジナル杓。  暇さえあれば、右手で竿持って左手で杓振って、頭の中は常に男女群島。
トイレでう○こしながらでも目を瞑れば、そこには高くそびえる帆立岩。 うんこの最中ですらアドレナリン全開の幸せな気分。
世界中の誰よりきっと、優しい気持ちにな〜るって感じです。

ブラックヘリオス(子供)の、「ママー、またパパがウンコしながら寝ちょーよ!」との回収の合図で、大のレバーを上にあげ、男女群島の
激流に別れを告げます。 そして、激流に乗って流れてく、大きな茶褐色をした尾長に向かって呟きます。
 「またいつか、きっとこの場所に帰って来るから。」 と。


そんな感じで、たった一本の柄杓で家に居ながら味わえる男女群島。 皆さんも是非、一家に一本いかがですか?


おいら、あまりにも気に入ってしまったため、思わず追加で更に2本も作ってしまいました。しかもこちらの2本は家紋入りです。
究極の自己満足の世界です。 

気になるお値段ですが・・・    小さな事は気にしません。ただのトイレが男女群島になるんですから。
お値段プライスレスです。      

更に泉州さんは、本家本元の浪花の商人さんですから、サービスが凄いんです。
柄杓の他に、神経絞め用の赤い千枚通しの製作もお願いしたら、おまけを一杯いただきました。

写真一番上の杓を立ててある杓立てから、3枚目のアイスピックとギャフまでもがおまけです。しかも全部名前入り。
相当かっちょええです。  泉州さん、そんなにサービスしてもらったら・・・    また色々と買ってしまいたくなりますやん。

いやぁ、でも、ほんと感動っすよ。 「夢と感動をあなたに!」 とは、まさにこういうことを言うんだと思います。

もうね〜、これらの柄杓、勿体なくて使えません。  無くすの怖くて使えません。 完全に観賞用ですわ。
ほんと夜な夜な、 「え〜わ〜  かっこええわ〜」って、一人で呟いてます。

柄杓の他にもアイスピックや浮子等々、色々な物を作られてますんで、詳しくはWEBで!
そこには、きっとあなたもヨダレ出まくりで欲しくなる、幻の名品がたくさん掲載されてますから。

ちなみに私は今、限定品の紫色っぽいグリップの柄杓が気になっています・・・


名前入れから家紋入れまで、釣り人の夢に可能な限り協力して下さるスタジオ泉州さん。
是非一度見に行かれてみてください!


スタジオ泉州
http://tommy.cside2.jp/senshufloat/top.html



なお、今週末は私、山口の男女群島に釣りに行く予定です。  イェイイェイ♪



サービスで作って下さった杓立てにセットされた
我が家の杓達。

左から3本が泉州さん作。

ファイアブラッド杓のカップも交換してもらい、
原型はシャフトのみ。

あぁ、なんて贅沢な自己満足品なのでしょう。
でも良いんです。かっこいいから。

波が荒いとこじゃ、壊れたり流されたりするのが
もったいなくて使えないから、瀬戸内専用です。 
しかも尻手ロープをきちんとつけて。


我が家の家紋まで入れて頂きやした。

ちょーかっこええです。

しかも名前の文字は金色で、グリップの赤に
映えます。

あ〜やばい。 ん〜やばい。
しかもねしかもね、杓以外の品で注文したのは、
一番上の神経絞め用の千枚通しだけなのに、
真ん中のアイスピックと、一番下のギャフまで
サービスで作って下さったの。全部名前入りで。
更には、杓を立てかけてある杓立てまで、
全部
「無料サービス」 ですわよ。

あぁ、泉州さんってなんて良い人。
惚れてしまいそう・・・。

また色々と注文させてもらいますね〜♪