7月18日  その後・・・2



7月18日(日)、数日前の大水害が嘘のように、空は透き通るように青く晴れ渡っています。
中国地方、昨日梅雨明けが宣言されました。

昨日土曜日の段階で水質検査中で、本日日曜日には水道が復旧するであろうとの情報は得てましたので、
朝一で蛇口をひねり、これでもかって位に顔をザブザブと洗いました。

普段の生活の中での、「水道の蛇口をひねる=水が出る」の当たり前の方程式が崩れてしまうと、
それがいかに不便で、いかに大切な事だったのだなぁと気付かされます。

無くして分かるありがたさ。改めて水の大切さを思い知らされました。
大きな災害をもたらし、町に大きな傷跡を残していったのも水、しかし、人間が日常生活を営む上で欠かせない
のも、同じ水なのです。

私がまだ小学校低学年だった頃、一度大きな水害がやってきました。
数十年に1度だった大水害が、去年、今年と立て続けに我が町を襲ってきています。
最近では、ゲリラ豪雨なる言葉も生まれています。地球が、明らかにおかしくなっていることを痛感します。

人は、触れてはならない地球の逆鱗に触れてしまったのではないでしょうか。
絶対にあって欲しくはない事なんですが、去年、今年に引き続き、来年もこんなことが起こるのでは?と考えると
ぞっとします。
もう間に合わないかもしれません。しかし、今の怒り狂っているこの地球が、少しでも落ち着きを取り戻してくれるよう、
我々一人一人に今何が出来るのかを考え、実行していかなければならないのではないでしょうか。

昨日は、県の職員、警察学校の学生さんがボランティアに入られました。
少しずつ、少しずつですが町は復興に向けて動き始めています。

一日も早く町が元の姿を取り戻すとともに、二度とこのような災害が起こらない事を願うばかりです。


川の上流にあった車が水の力で押し流され、
こんな所に流れてきています。
車内は砂利や泥で見るも無残な姿でした。

改めて、人間は自然の力には勝てないなと
思い知らされました。