10月28日  クォーターマスター


先日・・・
かつて経験したことがない程の、過去最大の家庭内紛争が勃発しました。

どれ位修羅場だったのかと言うと、北斗の拳のオープニング位です。

「199X年、地球は、核の炎に包まれた。」 ってな感じです。

きっかけは些細なことでした。
うちに届いた、私宛の荷物を子供が開けてしまったことが原因です。

共働きの我が家、その日は私の方が先に家に帰って来てました。

で、その荷物、本当は嫁が普段お世話になっている方々へ配るはずの物だったらしいのですが、
そんな事は全然聞かされてない私。 宛名は私の名前でした。

何やら小包が届き、興味津々の息子は私に、「開けてもいい?」って聞いてきました。
荷物に心当たりは全然無かった私ですが、まぁ、自分宛の荷物なんで別に良かろうと、「いいよ〜」って
言ってしまったことが全ての始まりです。

嫁が仕事から帰ってくるなり、「何で勝手に荷物の封を開けちょるん?」ってなことから、バトルボーナスは
始まりました。

「いやいや、宛名は俺宛やし、開けたらまずかった?」ってな会話から始まり、後半は
私が家事を手伝わないとか、好き勝手に釣りばっかり行って何もしないとか、今回の荷物とは
関係ないことまでもが色々と出てきます。

私宛に届いた荷物の開封を、私が息子に許可して何が悪いのか全然意味がわからない状況の中、
何故か嫁は私に謝罪を要求してきます。

何で私が誤らなければいけないのかわからないながらも、適当に変な顔しながら 
「ごめんねプ〜」 と誤ったら、嫁がブチ切れました。

暫くは嫁の口撃に対しても必死で応戦していた私ですが、最後の嫁の「この家から出て行け!」ってゆー
一言にはさすがの私もプチーンときて、売り言葉に買い言葉で、 「おー、出て行っちゃるわいや」と
家出を決意。

ヤンチャだったその昔、「長州の子羊」と呼ばれていた私、嫁の一言が私の中に封印されていた、
「眠れる子羊」を目覚めさせました。

部屋の壁を一発「ガチコーン」とブン殴り、外に出て車に乗り込んだまでは良かったんですが私、
最悪な事に車の鍵を持ち出すのをすっかり忘れてました。

しかし、今更家の中に鍵を取りに戻るわけにもいかないんで、隣の実家から親父の軽トラの鍵を借り、
わざとタイヤをキュルキュル言わせながらのロケットスタート。

これが、私が前に乗っていたスープラとかでのホイルスピンならそれなりに絵になるんでしょうが、
残念ながら今回は軽トラック。 傍から見れば、クラッチ操作を誤った農家のおじいちゃんみたいです。

でもそれくらい頭に来てました。キュルキュルと砂煙をあげ、私が向かった先はもちろんパチンコ屋。
こんなへんぴな田舎町、遅くまで時間潰せるって言ったらパチ屋位しかないですもん。

んで、私の打った台はずばり、「筋肉マン」
昔は「筋消し」とか集めて大好きだったんですが、暫くギャンブルから離れていた私、このスロットの
仕組みはよくわかりません。

で、打ち方もよくわからないこの台を打ってて、最初のマッスルタイムに入った丁度その頃、
メールで嫁と喧嘩して、私が家出したことを気遣ってくれた釣友のN君が陣中見舞いに来てくれました。

で、そんなN君からパチスロ「筋肉マン」の打ち方を教わりながら、閉店まで時間を潰した結果、
それなりに勝ちました。


ただ一つ気になるのは、先ほど壁を「ガチコーン」とブン殴った右手拳の、小指の付け根辺りがズキズキと
痛むこと。 おまけに何か、赤く腫れて膨らんできてるし・・・
何の罪も無い壁を殴ってしまい、バチが当たったのかもしれません。

しかしまぁ、突然予想外の臨時収入を手にした私、なんとなく竿を買うことにしてみました。
前に買った、ファイアブラッドの「ダイブマスター」は、使い方も大分マスターしてきたので、
今度は、瀬戸内のクロ釣り大会でも手返し良く釣りができるようにと、1.2号相当の5.1m竿、
同じくシマノファイアブラッドの、「クォーターマスター」を買ぉーたーマスター。


31日はこの竿使って、日本海のデカグロを退治してこようと思います。  イェイ!





クォーターマスターを
買ぉーたーマスター。
いやぁ、早くデカグロ掛けてブン曲げてぇ!


しかし右手が段々腫れて、ミッキーマウス
みたいになってきてるのが凄く気になります。