9月30日  改造!


以前、小野田一文字に釣行していたときに、とある一人の青年が話しかけて来られました。
彼の名前はN君。

色々と話をしていると、山陰に背負子担いでテクテク歩かないといけないけれど、「結構釣れる良い
釣り場がありますからご一緒しませんか?」とのことで、9月25日に早速二人で行ってきました。
まだまだシーズン到来前のためか、木っ端グロとバリしか釣れず大した結果にはならなかったんですが、
驚いたのは彼の釣りの理論と哲学。

彼の釣り歴は長く、今使っている浮子は自作。
遠矢、釣研、キザクラ、グレックス等々、色んな浮子を使ってきた挙句、最後に
たどり着いたのが自作浮子だそうで、手返し重視で、今は自作の管付浮子しか使っていないそう。
円錐浮子も棒浮子もほとんどが自作のオリジナル品。

それでまぁ、この、自作の棒浮子が見た目は一見ごつくて、「なにこれ?」ってな代物なんですが、
これがまたブッ飛ぶブッ飛ぶ。全力で投げたらまず間違いなく撒き餌が届かない遥か彼方までブッ飛ぶ。
初めて見る人は、「どんな仕掛で釣られてるんですかと?」大概質問に来られるそうな。

おまけにこれが抜群の感度で、他の釣り人が全然釣れてない中でも、その浮子で釣果を出し、羨望の
眼差しを受けたことが、過去に何度もあるんだとか。

何故環付き浮子を使っているのかといった哲学を色々とレクチャーしてもらい、私の出した答え。
流されやすい私の出した結論はずばり、「うん。これからは環付きだ!」
ウキ釣り秘伝の50号にも、環付の薦めが書いてあったし。


浮子の交換の際に、わざわざ糸を切らなくても良く、色々と微調整がしやすい環付き浮子。
仕掛が絡みやすいといったデメリットもあり、結局はまぁ、良し悪しなんでしょうが、とりあえず私は、
彼の環付き理論に賛同。まぁ、TPOに合わせて中通しも使うとは思いますが、これからの私の主力は
環付きになりそうです。


そこでまず必要なのが、浮子の改造。浮子ポーチに入っている今までの中通しタイプの浮子の
ほとんどを環付き浮きに改造しました。ちっちゃい奴から大きい奴まで、ほとんど全部です。

「えっ?でも、そんなことしたら、その浮子が持つ、本来の特性が失われるんじゃないかですって?」
心配は全くご無用です。

こんな初心者の私が、それぞれの浮子が持つ個々の特性なんて、把握できてるはずがないじゃないですか。
ってことで、ちょっともったいない気もしますが、持ってるほとんどの円錐浮子に環を取り付けてやりました。

しかし問題はキザクラの全層クジラ等といった斜めウキ。この扱いをどうするかです。
んー、とりあえず両サイドをパテで埋めて、真ん中に穴を開けて環を付けるかなぁ・・・

でもまぁ、しばらくはこれでやってみます。



釣研、ファイアブラッド、銀狼、黒魂等々、
持ってる浮子のほぼ全てに環を付けたりました。
それでは斜めタイプの浮きはどうするか・・・。

さすがの私も、もちろんこれらはそのまま
使います ^^;