6月27日 キャサリン
どうやら・・・、日本人なのに何故かあだ名がアメリカンなキャサリンが、外人さんと結婚して
本物のキャサリンになるらしい。
聞けば気になるお相手は、イラン人だかスイス人だかパキスタン人とかなんだかで、これからは
未開の地で、名前も変えて、本物のキャサリンとして生きていくそうな。
で、本日はそんな紛争地帯で激しい闘争に巻き込まれ、今後山口に帰ってくることができるかどうか
わからない、アラン・ドロリーノ・キャサリーナさんの結婚おめでとうパーティー。
まぁ、結婚おめでとうパーティーって言っても、ただの普通の飲み会ですし、顔ぶれも相変わらず。
男子5人、女子5人が集まり、キャサリーナさんを祝福することとなりやした。
魚が美味しい地元の居酒屋に集まって19時に宴の開始。
会長による選手宣誓で乾杯した後は、いつも通りな感じです。
むっちゃ楽しかったです。特に会長の知り合いの女子のワキガの話と、同級生の一人が
スナイパーになった話がめちゃめちゃ楽しかったです。
何やら会長がとある祭りで見かけた同級生のH君。
趣味はストUで、特技は昇龍拳だった彼。
昔、修学旅行のお土産で買ったウイスキーをみんなに勝手に飲まれ(注:私は飲んでません)、
「それはお土産じゃけー」と大騒ぎしていたH君が、どうやら上半身ムキムキ逆三角形の
筋肉マンになっているそうです。
で、そんなH君がターミネーターみたいなグラサンをかけて、迷彩服に黒のロングブーツ、
上着のベストには、予備の弾でも入ってるんですか?ってな格好で町を歩いてたそうです。
ライフルでも担いでいれば、どっからどう見てもスナイパーの様ない出立ちに、さすがの会長も
話しかけることができなかったようです。
笑いました。久々に笑いました。腹が痛くなるほど笑いました。
今度見てみたいとも思いましたが、撃たれたら嫌なんでやめときます。
終始、そんな話ばっかりしてました。
バカばっかりです。 ほんとにみ〜んなバカばっかりです。 バカなんだけど、かけがいのない
友人達です。
で、イカの活き作りやらアナゴの天ぷらやらを肴に適当に酔っ払った後は、そのままカラオケへと
なだれ込み、何年振りかもわからないくらい久しぶりの、オケカラでターウー。
なんか今のカラオケ、色んな機能がついてておいちゃんには訳わからんでごわす。
昔は、カラオケの機械に曲名入れて、百円入れんと歌が歌えなかったのが懐かしいです。
曲番入れ間違えたら百円がパーになるので大変です。そりゃー、曲番入れるのには気を使いました。
カラオケの会場で、そんなことを思い出してました。
で、18番であるチェッカーズの「夜明けのブレス」や大江千里の「格好悪いふられ方」を熱くモノマネで熱唱。
20年近くこの芸風とこのネタでやってきているが、最近の若い子とかって、大江千里とか
知らんやろな。 自分で言うのもなんやがな〜、 おいちゃんな〜、めっちゃモノマネ上手いんやで〜。
最後は、急用が出来たキャサリーナさんが、お別れの挨拶をすることになったまでは良かったんだけど、
何を血迷ったかキャサリーナさん、突然英語でご挨拶をおっ始めになったからさぁ大変。
この面子の中(特に男衆)に英語のスピーチが理解できる奴がおると思うんかい?とも思ったんだが、
まぁ私なりに直訳すると、
キャサリン「あたいはねー、これから某国のエージェントとして生きてくことに決めたよ。
次はね、いつこの日本に帰ってこられるか見当もつかないさ。
ひょっとしたら、あんたらとはこれが最後のお別れになっちまうかもしれないよ。
だがね、あんた達、忘れるんじゃないよ。
自分の信念は、絶対に貫き通すってことを。
自分に正直に、絶対に生き方を曲げるんじゃないってことを。
いいかいあんた達、あたいが居なくなっても、絶対に他校の生徒になんかに
舐められるんじゃないよ。 わかったね?」
みたいなことを言ったんじゃないかと思う。
私の拙いヒアリング能力での翻訳のため、100%合っているかどうかは定かではないが、
おそらくこれに近いようなことを言っていたのではないかと思う。
まぁ、諜報活動に疲れた日には、いつでも帰ってくるがいいさ。
歳とって、生活環境やスタイルは変わっても、積み重ねてきたたくさんの思い出と、
それを育んでくれたこの古き良き田舎町が、無くなることはないからさっ。