5月31日  決戦前日


お昼時、山口県が誇る一大テーマパークである宇部市の常盤公園内で、白鳥の湖湖畔にたたずむ私が
いた。(この公園にはカッタ君と呼ばれるペリカンが住んでおり、その昔近所の幼稚園まで飛んで遊びに
行くということで一世を風靡したことがある。)

今週末は久しぶりの土日2連休。 明日はシマノジャパンカップ中国予選。

目の前に広がる湖で、私の投げる餌に群がるたくさんの白鳥達。
売店で動物の餌用食パンを100円分で購入し、まずは足元におとりの食パンを大量に撒き、小さい白鳥が
たくさん集まってきたところで沖にひとつだけ本命用の食パンを撒き、大きな白鳥の動きの研究。
ひょっとしたら、明日のジャパンカップの、餌取りの交わし方に通ずるものがあるのではと、わざわざ研究に
来たわけだ。
 (うちのボスに、たまには子供の面倒を見ろと脅されて渋々来たとも言う。)


で、家に帰ってからは、明日の大会で使うオキアミの尻尾取りと、使えないオキアミの選別作業。
例えオキアミの尻尾を取る、その少しの時間でも積もれば山となるってことで、家でコツコツ内職作業。
剥き見もしっかり赤く漬け込んだし、体制は万全。

師匠からは、今日の夜8時に集合して徳山の会場へ行こうって言われてるので、これから出発。
明日の目標は、とりあえず5匹のキーパーのクロを揃えることと言いたいとこだが、
その前にはまず、断崖絶壁のような釣り座をくじで引き当てないようにすることだな。
それでは、行ってまいりんこ。


目の前に広がるチャイコフスキー!
もとい、白鳥の湖。
よし、オキアミの尻尾取りと、選別作業終了。