大変なことになった。
ぼちぼちノッコミが始まりつつあるというのに、私ときたら足が治ったとしても、
3月21日まで釣りにいけない。
というのも、来週の土日は友人の結婚式で福岡だし、第3週目の土日は、
ばっちり仕事が入ってしまった。
やばい。今週末を逃すと、しばらく釣りにいけない。
会長にそのことを伝えると、
会長「バカじゃのー。そんなの、ギプス外して行けばえかろーが。
野波瀬なら、椅子に座ったままでも釣れよーが。」
ふむ。なるほど。おっしゃる通り。ギプスは外さないにしても、
とりあえず野波瀬のイカダなら椅子に座ってりゃ大丈夫なんで、一応病院で、
先生に交渉してみる。
私「あのー、週末釣りに行こうかなぁと思ってるんですが、ダメですかね？」
医者「はあっ？ 釣り？ その足で？？？
いやぁ、まぁ、ダメとは言わんが・・・・ 」
私「ほ、ほんとですかっ？」
かいちょー、先生の許可、頂きました〜！！！
なんとか釣り、行けそうです！
ってことで、ウキウキブギウギで帰宅する。
私「ただいま♪ 今週末、釣りに行ってくるわ。」
嫁「はあっ？？？ 」
私「あぁ、大丈夫。 雨の心配は無いみたいだから。」
嫁「いやいや、そうじゃなくて足は？」
私「あー、車はたいじ出してくれるって。」
嫁「いや、そっちのアシじゃなくて、膝の具合はどうかって聞いてるの！！！」
私｢あー、そっちね。俺も心配してたけど、医者がオッケーだって。」
それに野波瀬の筏なら、椅子に座ってりゃ大丈夫だから心配ないよ♪」
嫁「野波瀬って、船に乗るんじゃないん？」
こけて更に悪くなったらどうするん？」
私「大丈夫。杖があるから。」
嫁「はぁっ？そういう問題じゃないじゃろーが。
そんならもー、好きにしーや。
その代わり来週から、職場までの送り迎えはせんけーね。（しないからね）」
んっ？いやいや待て待て。釣りには行きたいが、車での送迎が無くなるとちと辛い。
出勤できなくなっちまう。
私はこんな体でも仕事は休まない、やる時にはやる男だ。
私「い、いや、それは困る。送迎はお願いします。」
嫁「そんなら家でおとなしくしちょきーや。（しておけ）」
私「む、むぅ・・・」
ってことで交渉決裂。
いくら私が説得しても、この最終ディフェンスラインはなかなか突破できない。
仕方無いので、家で竿を「びよんびよん」やりながら、遠い海に思いを馳せるので
あった。
