8月5日 熱中症について
梅雨が明けたら一気に猛暑がやってきた。
全国各地でも、熱中症で男性が死亡などといった
あまり耳にしたくないニュースがテレビから流れる。
釣りをしてても水分補給を欠かしてはならない。
今日も暑かった。
釣りから帰ってくると、親父が話しかけてきた。
親父「いやぁ、危なかった〜。ほんとにやばかった。」
もの凄く聞いて欲しそうな話ぶりだ。
仕方が無いので食いついてみる。
私「何かあったん?」
ほら来た〜!とばかりに話し始める親父。
親父「いやぁ、今日は危うく熱中症にかかるとこやった。」
私「何で?」
親父「今日畑仕事をしてたら、急にものすごく喉が渇いた。
で、家に帰って水を飲んだら、今度は急に気分が悪くなってきて、
めまいはするわ、吐き気はするわ、頭痛いわで、とりあえず
横になった。1時間たっても気分は収まらず、3時間位横になったところで、
ようやく立ち上がれるようになった。いやぁ、危なかった」と。
一通り話し終えると、満足気に、
「夏は、喉が渇く前に水分補給をしろよ。喉が渇いてから水分を補給しても遅いぞ!」
と言って去っていった。
我思う。
親父、それって、「危うく熱中症にかかるとこやった」じゃなくて、
完璧に熱中症にかかってるやん。
親父の後姿を見ながら思う。
普段は何気なく見ているから気づかないが、改めてその後姿をまじまじと見つめてみると、
ほんとに老けたなぁと思う。
もう歳なんだから、無理はしないで欲しい。