硯に関しての一考察

とう〈さんずいに兆〉硯

とう河の硯石……昔の「とう〈さんずいに兆〉州」の「とう河」の硯石で作られた物を「とう硯」と呼んでいます。
「とう硯」には、「緑とう」と「紅とう」の二種ありますが、「緑こう」の方が有名なので「とう河緑石〈硯」〉と呼ばれています。しかし、「臨とう」と言う大河の流れが変わり水底になってしまったために採掘出来ず幻の硯と呼ばれています。
明代の「とう硯」と呼ばれたものは、長沙山の谷の黎石で作られたものと言われています。
但し、近年又似たような石が採掘されているそうです。 





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