硯に関しての一考察

端渓硯のその他いろいろ

@端硯の形式
蘭亭硯… 蘭亭序の一節を絵にして刻み込んだもの。誰しも一度は本などで見たことがあるはず。その他、大史硯、天然硯、天然雲竜硯、鳳池硯、方池硯、竹節硯、六稜硯、門字硯、雲月硯 その他
A端渓硯の使い方
物の本には、「使った後必ず洗うこと」と書かれています。又湯を使って洗ったり、毛氈の端切れや紙などで拭いてはいけない。墨を落とすのには、色々書かれていますが「消し炭」が一番良いそうで、身近な物として、「古いヘチマ」「ショウガ」なとと言います。
B端渓硯の石声
端渓硯の特徴である色…紫色、紫藍色【その他きわめて珍しい物《古端渓》で、青緑色をした「緑端」。白色をした「白端」があります。そのほかに過去に「黒端」…ほとんどない…があります。】については有名なのでここでは省きます。
その他の硯を見分けたり、石質の優劣を鑑別したりするのに音、「石声」があると言われています。
結論を先に言うと…小さな棒きれ【木の箸など】で打つか、指でたたいてみる。
たたくと「無声」、「木声」、「泥声」などは質の良い硯材の「声」であると言われます。質の良くない物ほど金属音がすると言います。





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