パソコン・よもやま話

インクジェット プリンター 詰め替え大作戦 その3   PIXUS iP8600  



PIXUS iP8600
一応現行商品。これは7シリーズのインクカートリッジを使う。厳密には、今は7eというインク残量チップを搭載したものしか売っていない。



「7e」は「7」のインク量を大幅に減らしただけでなく、PIXUS iP8600においてはインク残量を正確に把握できなくなった。

後継のプリンターは、詰め替えインクを使用するとプリンターの設定を変えるようになっている。
即ち、インク残量が表示されなくなり「インクを詰め替えた」と残るようになっている。

全くこれは、一種の嫌がらせとしか思えない。




詰め替えインクには、サンワサプライが早く出しているようである。
しかし、インクの状態からBCI-6のインクをそのまま使っている感じがする。
実際7シリーズが発売されたとき「6シリーズ」のインクを代用するようにしていた詰め替えメーカーもあった。

ところが、色に関しては「7、7e」は全く違う様である。


特に赤が全然違う。上の日付は上が純正のインクを使った場合。下が詰め替えである。
はっきり言って、詰め替えでは赤が「赤」として出ず、全体にぼやけた感じになってしまうのである。
そしていろいろ検討した結果


1、絶対に詰め替えてはならないもの

Magenta マゼンタ
Black ブラック

純正以外を使うとしまりのないものになり、写真などは使い物にならない。
これは何故かというと、Blackを使う部分にMagentaをかけてより濃いBlackを作り出しコントラストを上げる効果があるようなのである。


2、多少我慢して

Photo Magenta フォトマゼンタ
Yellow イエロー

フォト系は薄めたマゼンタなのでそれほど劇的に変わらない。但し、マゼンタに代わりはないので要注意。
イエローは元々Canon系は薄い傾向にある。従って、詰め替えインクを使うと多少強く出ることがある。

3、詰め替えて大丈夫

Red
Green
Cyan
PhotoCyan

全く、7シリーズではCanonさんも随分やってくれるよと思う。
詰め替えインクメーカーももう少し色の研究をして欲しいものである。

7シリーズと「7e」とのパッケージの違い等。



完全に詰め替えメーカーに追いつかれて「訴訟」になったシリーズ

古い系統のインクは詰め替えメーカーの方がよいこともあるので色々と複雑である。




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