考え方の例
(体力派)
@とにかく足し算していく。

(頭脳+体力派)
A1から10まで、11から20まで、21から30まで、31から40まで、41から50までと
 区切りをつけて足し算をしていく。
 1から10までの足し算は(11の組み合わせが5個)55、
 11から20までは(31の組み合わせが5個)155、
 21から30までは(51の組み合わせが5個)255
 31から40までは(71の組み合わせが5個)355、
 41から50までは(91の組み合わせが5個)455。
 55+155+255+355+455=1275

(頭脳派)
B50になる組み合わせをつくる。
 (1+49)、(2+48)、(3+47)、・・・・・・(22+28)、(23+27)、(24+26)
 というように組み合わせていくと50になる組み合わせが24個できる。
 50×24=1200 
 さらに、組み合わせることのできない25と50を足すと 
 1200+25+50=1275になる。

☆子どもたちの反応
・ どの子も熱中して取り組んだ。
・ 時間が終わり、業間休みになってもクラスの約半分の子が外に出ず答えを出そうとしていた。
・ 正解者は時間内に1名。おとなしい女の子だった。筆算をきれいに書いて計算していた。
・  評定がAの子でも答えが違っていた時には、「でも、答えはちょっと違うんだよなあ」とにっこり
 笑顔で返した。そうすると何度もチャレンジしてきた。
・ 35名中体力派29名、どちらかといえば頭脳派6名だった。

☆課題
・ 評定基準が曖昧だった。考え方が書いてあるということで多くの子を「A」にしてしまった。
 そのせいか緊張感に欠けたところがあった。
 向山先生がどのような基準で評定したのか知りたい。
次は先生どんな問題出すと思う?

入門向山実践の楽しい授業/『向山洋一年齢別実践記録集』第20巻・学級通信「アチャラ」No.4/国語  
TOSS栃木・金井寧

1から50までの足し算
学級通信「アチャラ」No.4には4年生4日目、算数の時間に「1から50までの足し算」をさせていた様子が
紹介されている。原文をもとに授業を組み立てた。

本実践では、4年生3日目、入学式後15分ほどで行った。

黒板に1+2と板書する。

答えはいくつですか。分かる人?

「3です。」
正解!次は難しい。1+2+3と板書する。

答えはいくつですか。分かる人。

「6です。」
すごい!次はもっと難しい。1+2+3+4と板書

答えはいくつですか。分かる人?

「10です。」さすがです。ここまではテンポよく指名し答えさせる。




「1+2+3+4+5」です。その通り!

このようにして、1から50まで足し算をしていきます。

答えはどうでもいい。考え方を見ます。いろいろなやり方でやりなさい。
頭を使って工夫する頭脳派、とにかく計算していく体力派、どれでもいいのです。

B4の白い紙を配布する。

考え方が分かるように紙に書きなさい。できたら先生に見せに来なさい。

子どもたちが見せに来たら、A・B・Cで評定する。

※評定基準
A 考え方が分かるように書いてある。
B 考え方が書いてあるがよく分からない。
C 答えのみ書いてある。

家で考えたいという子もいるので、答えはその時間は教えない。次の日に教える。









































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