筋原性疾患と神経原性疾患 |
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1.「筋疾患百科事典」本文 筋肉は神経の命令によって動いています。 脳からの命令は脊髄神経(前角細胞ともいいます)に伝えられ、 それが末梢神経を介して、筋に到達します。 神経と筋とを結びつけているのは神経筋接合部とよばれます。 筋肉そのものに原因があって、筋肉が萎縮したり、 力が弱くなったりする病気は筋原性疾患(ミオパチー;myopathy)とよばれています。 代表的な疾患が筋ジストロフィーです。 脊髄前角細胞と末梢神経が侵されても筋肉は萎縮し、力が弱くなります。 神経に原因がある疾患を神経原性疾患(ニューロパチー:neuropathy)とよんでいます。 筋肉の病気はよく神経・筋疾患と総称されています。 ※主な筋原性疾患と神経原性疾患 ◇筋原性疾患 ・デュシェンヌ型 ・ベッカー型 ・先天性 ・肢帯型 ・先天性ミオパチー ・代謝性筋疾患 ・ミトコンドリア病 ・糖原病 ◇神経原性疾患 ・乳児脊髄性筋萎縮症(ウェルドニッヒ・ホフマン病) ・シャルコ・マリー・ツース病 ・先天性ミエリン形成不全症 ・筋萎縮性側索硬化症 2.笹本の頭の中。 筋肉自体が原因で、筋肉が萎縮したり、筋力が低下してしまうものが筋原性疾患(ミオパチー) 神経に原因があって、間接的に筋肉が萎縮したり、筋力が低下するものが神経原性疾患(ニューロパチー) 神経が筋肉に伝わらないから、筋肉が衰えたり萎縮したりするってことかな? 筋ジスがミオパチーに含まれるのだから、 俺の病気(筋ジス・肢帯型)は筋原性疾患(ミオパチー)に含まれるのだ。 わかるわかる。 まぁこのくらいは俺でも理解できる。 |