当相談室では、傾聴をベースに、様々な相談内容に応じて、認知行動療法等の心理技法を用いてサポートします。
悩んでいる方の中に存在する成長への力を信頼し、傾聴により非指示的・受容的に見守り、悩んでいる方
に気づいてもらう方法です。
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問題の原因を個人病理に求めるのではなく、コミュニケーション(相互作用)の変化を促して、問題を解決・解消していこうとする方法です。原因が何かではなく、「今ここで何が起きているのか」を重用視し、解決を目指します。
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人それぞれが持っている考え方(認知)のクセを見つけ、より現実的で合理的な考え方に修正し、行動を改善しようとする方法です。
《主な認知(考え方)の偏り》
・全か無か思考(完璧主義思考)
物事を全か無かの両極端で考える。
・一般化のしすぎ
一つ良くないことが起こっただけでも、全てだめだと考える。
・心のフィルター
否定的側面に焦点を合わせ、肯定的側面を無視する。
・心の読み過ぎ
人の気持ちを否定的に解釈する。
・レッテル貼り
自分や自分のすること、他人や他人のすることにレッテルを貼る。
・べき思考
物事は自分の期待通りであるべきだと考える。
・自己関連づけ
自分の責任のないことで、自分を責める。
・結論の飛躍
確かな理由もないのに、物事を悪く捉えて結論を出す。
・情緒的理由付け
自分の感情の状態があたかも事実を表しているように考えてしまう。
・拡大解釈、過小評価
否定的な面を拡大解釈する。またはポジティブな出来事を取るに足らないことであると考える状態