私を助けてくれる道具達 

 山に行くときにまず必要になるものとして、山靴、ザック、レインウエアなどがあげられますが、ここでは、人はそんなに必要ないかもと言うかもしれないけど、私が山に行くときにお世話になる小物を紹介したいと思います。
食料・バーナー・食器類
 アマノフーズ ビーフシチュー 

 山のお店に立ち寄ってためしに買ってみたフリーズドライのシチュー。お湯を入れるだけでビーフシチューができるということで、どんな味がするのかと買ってみたんです。
作り方は超簡単。140mlのお湯を注いで、かき混ぜるだけです。これひとつで99kcal、23g。とにかく軽い。
 そのお味はと言うと、普通のビーフシチューの素を買ってきて作ったのとそんしょくない味がしました(^^) レトルトよりおいしい気がしました。
これならバーナーを持って行くだけで、お酒のつまみになりますね。
 お値段は242円。微妙な値段だわ(^^;)

 冬山用品 
 アイゼン・ピッケル

 上からまず四本刃の軽アイゼン。冬山は台高山脈の高見山からはじめたのですが、本で見ると軽アイゼンが必要とあったの購入した。これ装着しずらいし、滑ります(^^;) 

 ということで天狗岳に登るという計画が持ち上がったときに購入したのが、まんなかのアイゼン。グリベルの前歯付き10本爪仕様。これは装着しやすいし、お気に入り。

 そして一番下が、ピッケル。確かブラックダイヤモンドのものだったと思う。冬の燕岳に登りたいということで購入したんですが、その計画は日程的に無理となり、それ以来つかってません。
というか、使い方がわからないのです。
わたしの冬山の条件は『ピッケルなしで登れる山!』です(^^;)
ノースフェイス・マウンテンジャケット

私の冬山用のハードジャケット。これ確か東京出張の時に買ったんだ。私の登山頻度では、この服は一生着ることになるでしょうね。

当時ずいぶん高かったんだけど、最近のものと比べると思い。そして最近のものはストレッチ制があって着やすいなど時代を感じるものになりました。
パタゴニア R2ジャケット

フリースなんですが、私雑誌かなんかの刷り込みでこの服がほしくてほしくて仕方なかったなんです。
パタゴニアはサイズが日本向けじゃないので、名古屋の専門店まで出かけて買いました。パタゴニアさんのファンなんですが、お高いですね〜

着心地はいいですよ。
 モンベル・オーバーパンツ

この3つが私の冬山用の定番のアイテムになります。まぁこまかなものをあげればきりがないので・・・
ウエアがノースフェイスだからオーバーパンツもノースフェイスと思ったのですが、お高くって手が出なかった。

私の使い方ではこれでも充分機能を満たしてます。

この3つは山に登れなくなるまで着るつもりです!

ザック類 ドイターフューチュラ22L 

下の写真でもわかりますが、私の持っているザックの中でもいちばん小さいものです。日帰り2時間〜4時間という山歩程度の山の時に使用してます。これくらいの行動時間だと、ザックなんかなんでいいじゃないと言われればそれまでなのですが、私のこだわりでハイドレーション対応です。これがこのザックを選んだ理由なんですね。

中に入れてるのは、レインウエヤー上下、ヘッドライトを基本として、たまぁにおにぎりくらいですね。
 けっこう重宝してます。
ザック類

右から『ミレー65L』『オスプレイタロン44L』『ドイターフューチュラ32L』『ドイターフューチュラ22L

日帰り山行(熊野古道など)夏山小屋泊まり、冬山小屋泊まり、テント泊山行といった具合に容量にあわせてそろえていったら4つのザックになってしまった。いちばん使用しているのは右から2番目のドイター。ハイドロレーション対応、ザックカバー内蔵でとても使いやすい。
 フリース

『ノースフェイス』の薄手のフリースウエア。夏でもいつもザックの中に入れています。夏でも標高の高い山小屋は気温が下がるし、ザックの中に入れていると安心します。
 冬山の行動時はもう少し厚手のフリースを着ているのですが、小屋に入るとこれに着替えます。けっこう活躍してくれるアイテムですね。
 サポートパンツ

 下の写真のトレッキングポールも膝通対策に使い始めたのですが、このサポートパンツ『CW-X sスタビライクス』も同様に膝通対策に着用するようになりました。このパンツをはくまでは、サポーターを膝に当てていたのですが、装着が面倒だったし、使っている最中にづれたりして今ひとつ使い勝手が悪かったんです。
 このサポートパンツ、つけている時とそうでない時の同時使用は不可能なので厳密には比較できないですが、登り、下りともに有効だと思います。私は毎回着用するようになりました。
 トレッキングポール

 山で使う『杖』ですね。2本をそれぞれの手で持って使います。山に登り始めた頃は使ってなかったのですが、下りですごく膝が痛くなったことがあって使うようになりました。私的には登りではそれほど必要ないかなぁと思う時もありますが、下りでは、必須アイテムです。使わない時に携帯しやすいように、縮めた時の長さが短い物を選んでいます。長さの調整しやすいB社の物を使用。
 時計 SUNTO VECTER

高度計、気圧計、コンパスがついた時計です。特に高度計は重宝してまして、あとどれくらい登るか、下るか山を歩いてる時はまめにチェックできます。5メーター刻みなのですが、時々補正をすれば結構正確です。
 仙丈岳に登った時に下りで膝が痛くなった時にがんばって下っても表示が下がらず、閉口したのを覚えています。文字盤が少し暗いような気がするのは私だけでしょうか・・・
 グローブ

私は楽器も弾くので、少し爪を伸ばしています。山に行くときは短めにカットして行ってますが、爪がはがれたなどということがないように、グローブを着用するようにしています。
 山でいろんなものにさわっても気にならないし、素手で歩くより安心できて気に入っています。ものにはこだわってませんが、よく無くすので、サックにさっとつけられるようにしています。
 ハイドロレーションシステム

 日頃から私はよくお茶を飲みます。そんなに飲まない人はザックのポケットに入れて休憩の時に喉の渇きをいやしたらいいと思いますが、私の場合は少しずつ何回も飲むので、ペットボトルがすぐ取り出せるように何回も試したのですが、良い方法がなかなか見つかりませんでした。少し困っているときに、これを発見しました。飲むときに少し吸う力がいりますが、快適ですよ。私は腰回りに余り物をつけたくないので、このハイドロレーションシステムはすごいありがたいです。ちょっとした宇宙飛行士気分です。
 登山靴

 シリオというメーカーの登山靴。登山靴って初めて買うのは勇気いりますよね。ごっついし、重いし。こんなもん履いて山なんか登れるかぁと思いましたが、先輩曰く『ゴアテックスで、ビブラムソールのやつをかっとけよ。山登りで一番大事なんやから』ふ〜ん、そんなものなのかぁと、お店の店員さんにあれこれ教えていただきながら購入しました。片一方で、約750グラム有ります。少しぐらいの水たまりなら、濡れることはありません。
 特定省電力トランシーバー

 山でグループが離ればなれで行動するのはよくないと、登山の技術書に書いてあります。少し離れては待ち、分岐では待ちという感じで歩いているのですが、あまりにも私の歩く速度が遅くなり、みんなに心配をかける時間がきっかけで、家族で購入しました。私はアマチュア無線の資格を持っているのですが、ハンディといっても高いし、家族も使うということで家計費で購入。意外に役に立ちます。山ではもちろん、ホテル→居酒屋コースでも使用中。