バリハイ・スズコヤ岩塔記録


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ここは一般登山道以外の沢登りとか、薮山コースの記録を集めてみました。祖母傾のほんとうの面白さは薮山登山にある。今回の記録は天狗岩の西にあるスズコヤ岩塔を取り上げてみました。登ってみた感想では薮山を目指す人には初心者向けです。写真は裏谷のコルから見たスズコヤ岩塔です。


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  スズコヤ岩塔(1565m)

裏谷岩(10:00)−スズコヤ谷塔(10:50)−ミヤマ公園(11:30)
2000/4/10 天候:晴れ

 このコースは薮分けに慣れた人のためのコースである。今回は高千穂町の北谷登山口から行ったがスズ竹がうるさいのでミヤマ公園(1630m)から往復する方がよいかもしれない。

 地図を慎重にたどりつつスズコヤ谷と右俣の間挟まれた尾根を登る。ここから本格的スズ竹の薮分けである。しかし薮はそれほど密ではない。斜めは通りにくくなるので密でもまっすぐ歩く方が楽である。1時間近い薮分けであるが長く感じる。やがて傾斜も緩くなると馬酔木の木も多くなり、獣道もあるので薮分けはいくぶん楽になった。

しばらくスズ竹の薮の中から岩場が見えてくる。その上に立つと堂々とした姿で現れる、はたして登れるか難しそうである。遠いかと思ったが案外近くにある。そして難しいのではという思いはすぐに危惧だとわかった、登り始めるとあまりにもあっけなく山頂に、持っていたハーケンやあぶみも出番はなく、せいぜい3級部分が1mで天狗岩の戸渡りほどもない。

しかし遮る物のない展望は予想通りのものだった。北側は切れ落ちているため天狗岩や裏谷岩鼻ほどの高度感は無いが西側の斜面が樹海のように広がる風景はすばらしい。そして穏やかに波打つ山肌は祖母・傾山系のもう一つの面を見せてくれて、新緑や紅葉の季節にはもう一度訪れたくなる。

帰りは細引きで降りた。今度は縦走路に向かう。踏み分け道は続くが次第にスズ竹が密になっていくが寝ていないので薮分けは気分的に楽である。途中ミヤマキリシマや馬酔木もあるので九重山を登るような感じである。やがて薮がうすくなるとミヤマキリシマの花公園(1630m)に出た。

スズコヤ岩塔周辺の詳細
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西側から見た岩頭

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登り口の様子


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