平潟港のひとつテンヤ真鯛釣りの歴史から現代に至るまで!  





故 正八丸爺ちゃんの話しを小さい頃から良く耳にした言葉


平潟港では、遡ること60年も前からビシ釣り 手釣りで真鯛釣り漁をしておりました。
平潟港は真鯛に恵まれた処でもあり自力で30分~60分もロウをこいで行けば漁場にたどり着きます。
昔の人はそこの場所を大鯛場と呼び良く大鯛が釣れる場所で岡倉天心、横山大観で有名なる六角堂の
すぐ沖合にあたる辺りをいいます。そこで天心がテンヤ真鯛釣りをしたか否かは不明。

海底は真鯛の生息に最も最適なデコボコした岩盤が広範囲に渡り、また根あり砂ありのベイトの着きや
すいスポットになっており、自分も潜水漁の最中、水深10m以下でも真鯛を目にしたりもします。

一昔はこの大鯛場に限り網を入れるのも禁止されていた時期があったと聞きました。


話は前後しますが当時は現在のような極細のPEラインなどなく太いテグス(12号~15号)を用い1メートル
間隔に噛み潰し錘を付け太いテグスを潮の流れから回避したのです。
カブラは20~30号ぐらいの丸中どうし鉛を改造して親針りに孫針りを付ける現在
と同じスタイルでエサは昔からサルエビなどを使ってました。

近年PEラインの進化により極細で強度の四ッ編み、更には八編みの0.6号~1.2号の道糸を使い
潮流の影響も減少 カブラも通常3号から使えるようになり、より自然なエビの泳ぎを再現できるように
なり釣果アップに繋げる結果となりました。





初心者でも大鯛が釣れる ひとつテンヤ真鯛釣り だから広がるテンヤ真鯛つり


いくらベテランでも大鯛ばかりを狙い撃ちするのは無理です。 ビギナーズラッグが当たり前に
起こる釣りだからこそ初心者の入り口が広いのです。 初めての釣り船で3キロ 4キロの真鯛
を釣り上げる!  実際にあるんです。 
一度3キロオーバーを釣り上げた衝撃は頭から離れず、次は自分自身の記録オーバーを目指し
一度味わった気持ちの再現をイメージしつつ嵌る。そこから口コミでひとつテンヤ真鯛釣りがどんど
ん広がり女性、子供が3キロオーバーを釣り上げてる現実です!


どんな衝撃的レベル?

ひとつテンヤ真鯛釣りは人差し指ほどの細く軽いいタックル、小さいリールに極細ライン
そして軽くて小さいカブラ(テンヤ)

大物がヒットするとリールのスプール(糸の巻いてある部分)が滑るように調整します。
※船長が毎回調整します。チェックします。 800g~1.2㎏にドラグ調整

大物がヒットするとタックルが引きずり込まれ自力でタックルを持つ瞬間が脳汁タップリです。

そこから魚との駆け引きが始まります。魚が走ってる時は無理にリールを巻かずドラグに
任せ、走りが止まったら巻く、その繰り返しが何度も何度もやってきます。



船釣り初めてのお客様には貸道具一式レンタルをおすすめ致します。


釣り船は船酔いするからダメ 此ればっかりは体質もあるので何とも言えません。

せっかく高い道具を買っても一度しか使わなく物置に閉まったままでは勿体ないです!
先ずはレンタルをお勧め致します。


つり具屋さんで一式買うと¥?

ピンキリですが安いもので¥15.000円  高いものは趣味の世界ですので・・・

自前で揃えたい時には船長に一声かけて下さいね~  予算に応じて教えますよ。

極端に安いリールはアウトです。 安いリールはドラグ性能が良くなく調整しても直ぐに
狂ってしまいバラシの原因に繋がります。 せめてブランド名の付いた物をお勧めします。



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