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久しぶりにカーボンロッドのリメイクをしました。バンブーに比べると、コーティング剥がしに気を使わない分、容易かもしれません。現在のティップアクションが嫌いな、古いフルフレックス(パラボリック)アクションが好きな人は、昔のロッドをリメイクするのも面白いと思います。

 リッツタイプのニッケルシルバーダウンロックとなり、雰囲気が相当変わりました。ブランクの素性がよければ古いカーボンロッドをリメイクするのも悪くはないと思いました。

 ブランクが完成すると後はバンブーロッドと同じでグリップ、シールシート、ガイドを付けてスレッドコーティングをして完成です。

耐水ペーパーを使っての研ぎ出し、ウレタンのディッピングを経て、ブランクの完成させます。

 ブランクのネームを消さないように気をつけてコーティングをカッターナイフで剥がします。剥離剤を最初の頃は使いましたが、カッターで削ぎ落とすのが一番よい方法だと思います。

 グリップ、リールシートをニッパーを使って取り去りブランクだけにします。場合によってはグリップを鍋で20分間ぐらい煮ることもあります。

アルミのアップロックをニッケルシルバーに交換し、グリップをリッツタイプに交換しました。ロングキャスト用の高番手ロッドは、リッツタイプの方が手のひらの疲れが少ないような気がします。

ダイワ シルバークリークSC−906F 9’#6

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カーボンロッド5本のリメイクを依頼され、梅雨で釣りにいけないこともありシコシコ作業をしていました。作業は、@グリップの交換Aリールシートの交換Bガイドの交換が主な内容です。
ロッドのリメイク