1 なぜバンブーロッドは高い?
  その製作過程を1度体験すれば、なるほどと納得できると思いますが、中には異常に高いと感じるロッドがあることも確かです。
2 バンブーはヘナヘナでキャストが難しいのでは?
  
テーパー設計の仕方によって色々なアクションのロッドが作れます。反発が遅い(弱 いではない)ため、ゆったりとしたテンポで振ると巧くキャストできます。
3 バンブーは手入れが面倒では?
  
Shirakami Rodはウレタンの重ね仕上げで、特に手入れの必用はありません。
4 バンブーロッドのメリットは?
  
1番のメリットは、世界に1本しかない自分にあったアクションのロッドが持てることです。  
5 バンブーロッドのデメリットは?
  
8ft以上のロッドは材質上重くなるので、ロングロッドの製作にはあまり適しません。同じ理由で高番手(#6以上)のロッドも重くなるので、あまり適していませんが Shirakami Rodは、中空構造とワンアンドハーフを採用することにより驚くほど軽い#5ロッドや8’6”ロッドを製作できます。
  また、キャスティングの技量がある程度ないと性能をフルに引き出せないことがあります。特にバックキャスト時のポーズを意識的に長めにする着意が必要です。

製作者の独り言

バンブーロッドのなぜ?

 フライフィッシングの楽しさは、もの作りの楽しさだと思います。魚を釣る行為はルアー、エサと変わりありませんが、その釣るまでのアプローチで、フライタイイングを主体とした物作りの楽しさがたまらない魅力だと思います。バンブーロッドを作るようになって更にその思いを強く感じています。この年齢まで様々な趣味を経験しましたが、これほど自分にあった趣味はないと思います。極めても極め切れない奥の深い趣味だと感じる今日この頃です。

バンブーロッドは道具であるべき!

 道具は使ってこそ価値があると思うのですが、残念ながらショーケースに飾られているだけのバンブーロッドが多すぎると思いませんか?
 クラシックバンブーロッドが好みの人が多いのですが、接着剤、塗料、パーツ等現在の方がはるかに高性能なので、うまくデザインすれば、クラシックバンブーを超えた良いものができると信じて製作に励んでいます。
 気を遣わずに使うには安い方がいい。だから性能に関係のない装飾的意味合いの部分は省いてもいいからコストを下げてもらいたい。
  Shirakami  Rod     since 2002           
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以上のような理由で Shirakami Rod は、「飾りではない実用的なロッド」のキャッチコピーのもと性能重視でテーパーデザインにこだわりをもって製作しています。