「部活動の代わりに」とあるので、部活動にしてしまったのはまずかったです。後半悪くなかったんですが、やはり基本的な所は・・・

　コバルトブルドック（本選用）
　　正黄：いやぁ〜、俺達も来年から高校生だなぁ・・・
　　金森：いや、正確に言うと「来年度から」だよ。
　　正黄：へりくつ言ってんじゃねーよ。でもお前良かったじゃねーか。高校生になったら
　　　　　 念願のボクシング始めるんだろ？　今通ってる俺達の中学はボクシング部がないからな・・・
　　金森：いや、それがダメなんだよ。俺の親父が大反対してんだ。
　　　　　 実は親父も昔ボクシングやってたんだが、対戦相手を失明寸前まで追い込んだ事があってな・・・。
　　　　　 同じような過ちを俺にさせたくないんだろ、俺のボクシング部入部に大反対してんだよ。
　　正黄：うわ、そうなのか・・・
　　金森：で、高校に入ったら部活動の代わりにある事をしろって言うんだよ。
　　正黄：お、聞かせてくれ。それはどんな事だよ？
　　金森：車の免許を取れって言われてるんだよ。
　　正黄：は？高校生は自動車通学禁止じゃなかったのか？
　　金森：え？俺、行くの定時制高校だよ？
　　正黄：なるほど。

　　チャンピオン大会ですし、「実は定時制」だけでは物足りなかったです。あと緩やかな終わり方になってますので、力強さが少しなかったです。

　花鳥風月（本選用）
　　正黄：いやぁ〜、俺達も来年から高校生だなぁ・・・
　　金森：いや、正確に言うと「来年度から」だよ。
　　正黄：へりくつ言ってんじゃねーよ。でもお前良かったじゃねーか。高校生になったら
　　　　　 念願のボクシング始めるんだろ？　今通ってる俺達の中学はボクシング部がないからな・・・
　　金森：いや、それがダメなんだよ。俺の親父が大反対してんだ。
　　　　　 実は親父も昔ボクシングやってたんだが、対戦相手を失明寸前まで追い込んだ事があってな・・・。
　　　　　 同じような過ちを俺にさせたくないんだろ、俺のボクシング部入部に大反対してんだよ。
　　正黄：うわ、そうなのか・・・
　　金森：で、高校に入ったら部活動の代わりにある事をしろって言うんだよ。
　　正黄：お、聞かせてくれ。それはどんな事だよ？
　　金森：学校行く前に歯磨き
　　正黄：歯磨き高校デビュー！？

　　これも少し物足りない気はしましたが、らしさが出てました。嫌な過去の事ばかり引きずってないで、息子に歯磨きくらい教えないといけません。

　アキラ♪シゲル（第３０４回）
　　正黄：いやぁ〜、センバツ高校野球の時期だな。
　　金森：そうだな。フフフ・・・
　　正黄：何笑ってんだよ？　・・・あぁそうか。お前の親父野球部の監督やってて、
　　　　　 しかも今大会のセンバツに出場するんだったな？
　　金森：ああ。でも俺が笑ってんのはそれだけが理由じゃないんだよ。
　　正黄：というと？
　　金森：実はもし親父のチームが今大会で優勝すれば、監督である親父が理事長から
　　　　　 ２つ褒美をもらえるんだよ。１つは金。そりゃあもうかなりの額だろうなぁ・・・
　　正黄：おぉすげえ！　で、教えてくれ。もう１つの褒美ってどんな事だよ？
　　金森：もう１つは親権。俺はお袋より親父のほうが好きだからな…
　　正黄： え、その理事長ってお前のお袋！？理事長と監督で親権争ってるの！？
　　　　 すでに両親離婚してたってこと！？
　　　　 ということは今のお前の名字、旧姓の「田中」ってこと！？全然知らなかったよ！！
 　　　　ていうか元妻が理事長って親父さんの心中お察しするよ！
　　　　 そういえばセンバツの優勝なんてすごい低い確率だし、親権の件は完全にお袋さんのさじ加減で動かされてるね！
 　　　　あれ、でも一緒の高校に赴任してるってことは実は仲良くない！？
　　金森改め田中： ちなみにその高校名は「金森学園」だからお前も応援してくれよ。
　　正黄：離婚したのに離婚前の名字を学校名にしてた！めっちゃ仲良いじゃん！わーい再婚しろ！！

　　人物の名前を強引に変えたのはかなり反則なので減点は大きかったですが、面白い内容のネタでした。本選用以外で健闘しました。

　翡翠煉（本選用）
　　正黄：いやぁ〜、俺達も来年から高校生だなぁ・・・
　　金森：いや、正確に言うと「来年度から」だよ。
　　正黄：へりくつ言ってんじゃねーよ。でもお前良かったじゃねーか。高校生になったら
　　　　　 念願のボクシング始めるんだろ？　今通ってる俺達の中学はボクシング部がないからな・・・
　　金森：いや、それがダメなんだよ。俺の親父が大反対してんだ。
　　　　　 実は親父も昔ボクシングやってたんだが、対戦相手を失明寸前まで追い込んだ事があってな・・・。
　　　　　 同じような過ちを俺にさせたくないんだろ、俺のボクシング部入部に大反対してんだよ。
　　正黄：うわ、そうなのか・・・
　　金森：で、高校に入ったら部活動の代わりにある事をしろって言うんだよ。
　　正黄：お、聞かせてくれ。それはどんな事だよ？
　　金森：歯医者になるために歯医者関連の勉強をさせられるんだ
　　正黄：なぜそこで歯医者が出てくるんだ？
　　金森：えーっと、たしか最近だと歯を使って目が見えるようになる方法がある・・・あれ？目を作るだっけ？
　　正黄：そこはちゃんと理解しておけよ！このままだとおまえは歯医者じゃなくて人生の敗者になるぞ！

　　歯医者⇔敗者はよく聞くんですが、ネタの持っていき方が非常に上手いと思いました。これだけ間抜けだと、敗者になるのは間違いありません。

　サンデーモーニング（本選用）
　　正黄：いやぁ〜、俺達も来年から高校生だなぁ・・・
　　金森：いや、正確に言うと「来年度から」だよ。
　　正黄：へりくつ言ってんじゃねーよ。でもお前良かったじゃねーか。高校生になったら
　　　　　 念願のボクシング始めるんだろ？　今通ってる俺達の中学はボクシング部がないからな・・・
　　金森：いや、それがダメなんだよ。俺の親父が大反対してんだ。
　　　　　 実は親父も昔ボクシングやってたんだが、対戦相手を失明寸前まで追い込んだ事があってな・・・。
　　　　　 同じような過ちを俺にさせたくないんだろ、俺のボクシング部入部に大反対してんだよ。
　　正黄：うわ、そうなのか・・・
　　金森：で、高校に入ったら部活動の代わりにある事をしろって言うんだよ。
　　正黄：お、聞かせてくれ。それはどんな事だよ？
　　金森：生徒会に入れって言うんだ。俺、電車通学とか嫌だから近所にある高校を志望校にしてるんだが、その行く高校
　　　　 では生徒会に入れば特権で色々な事が免除・軽減などされて楽になるんだ。そのリストがあるんだがそれが
　　　　 これだ。「・毎朝行われるラジオ体操第1〜第100の免除 ・テストでは名前を書けば50点サービス ・体育の授業中
　　　　 のみ腰につけられた100kgの重りは特別外してよい ・昼の放送中に行われる"ヘヴィメタルヘドバン体操"への
　　　　 不参加OK ・下校時に校門の前にいるマウンテンゴリラはスルーして帰宅してOK」などだな。親父もそこの
　　　　 卒業生で生徒会に入れば楽できるぞって教えてくれたんだ。
　　正黄：どんな学校だ！！お前嫌でも電車通学することを選べよ！！
　　　　 ラジオ体操俺は第2までしか知らねえぞ！？なんだ第100とかオリジナルか！？授業もあるのに朝から苦痛だな！　　　
　　　　 そもそも第100まであったら朝何時集合になるんだ！そんでテストの採点甘い！ダメな大人になっちゃう！
　　　　 …いやならねえな100kgの重りつけて生活してたら強い大人になるよな……ってなんだ重りって！？軍隊の
　　　　 訓練かよ！！んで生徒会入ったとしても体育以外の時は結局それつけないといけないのか！！そして昼の放送
　　　　 時にヘヴィメタルはしんどい！耳痛い！それに100kgの重りついてるのにヘドバンなんかしたら死んじゃうよ！
　　　　 あとなに、生徒会に入ってなかったらマウンテンゴリラ倒して帰らないといけないの！？無理だわ、俺なら学校で
　　　　 3年間泊まり込みするわ！そもそも3年経つ前に、おそらく3日で学校やめるわ！！やめないやつらもきっと生徒会
　　　　 役員の座を狙った戦いを毎日繰り広げてるんだろうな！！……いかんいかん、あまりにもびっくりして久々
 　　　　こんなにツッコんじまった。まぁ近いって理由だけでなんでお前がそこに行きたいのかは分からんが、親父さんは
　　　　 少しでも楽になる方法を教えてくれたんだもんな。優しい親父さんだと思うぜ。会ったことあるが、見た目は
　　　　 いかつくて怖い感じするけどな…赤ん坊の頃から見てきた我が子がそんな学校に入りたいって言うくらい逞しく
 　　　　なったとは親父さんも嬉しいんじゃねえかな…
　　金森：おいおい。いや、正確に言うと親父は赤ん坊の頃知らないよ。母親が再婚した「俺の2番目の親父」だぜ？
　　　　 それにもう一個言うとあのいかつい人は母ちゃんだよ失礼な！
　　　　 あの時キッチンにいた「長髪でプルンとした唇をした大きな胸の人」がおれの親父だぜ？
　　正黄： ……は？いや、へりくつ言ってんじゃねーよ！………ごめんこのツッコミは間違えた。またびっくりしちまって……
　　　　 軍隊のような謎の高校、親の再婚話、父親かと思ってた人が母親で、父親が性転換してるって話を
　　　　 聞かされてさ……ハハハハ……おい、なんなんだよこの話は！！！俺パニックが止まらないよ！！！

　　前半にまずハチャメチャ具合を見せるというお得意のパターン。後半もう少しダメを押すような所がほしかったです。頂点まであと一歩でした。

　爆笑ファイター（本選用）　３度目のチャンピオン！
　　正黄：いやぁ〜、俺達も来年から高校生だなぁ・・・
　　金森：いや、正確に言うと「来年度から」だよ。
　　正黄：へりくつ言ってんじゃねーよ。でもお前良かったじゃねーか。高校生になったら
　　　　　 念願のボクシング始めるんだろ？　今通ってる俺達の中学はボクシング部がないからな・・・
　　金森：いや、それがダメなんだよ。俺の親父が大反対してんだ。
　　　　　 実は親父も昔ボクシングやってたんだが、対戦相手を失明寸前まで追い込んだ事があってな・・・。
　　　　　 同じような過ちを俺にさせたくないんだろ、俺のボクシング部入部に大反対してんだよ。
　　正黄：うわ、そうなのか・・・
　　金森：で、高校に入ったら部活動の代わりにある事をしろって言うんだよ。
　　正黄：お、聞かせてくれ。それはどんな事だよ？
　　金森：その分「勉強に時間を充てろ」って。今3月で受験終わったところなのに勉強なんて言葉聞きたくないよ……
　　正黄：まぁ確かに勉強は大事だけど部活だって大
　　金森：それもそうだな！！！！！　確かに勉強は大事だよな！！！！！
　　　　 さすが部活やり過ぎて、来年度から中学生では珍しい浪人生で勉強を頑張ってる正黄さんは言う事が違うな〜！
　　正黄：うるせーよ！　ああ確かに俺は本当に"来年から"高校生なんだよ！　
　　　　 知ってて「来年度から」と訂正したり、嫌味で返すために俺の言葉を遮って発言、
　　　　 最後は朝礼中に俺の恥ずかしい事実を大声で……
　　　 　親父は肉体的、お前は精神的に人を追い込む天才だな！！　ああ先生すいません静かにしますいてててて！

　　思いもしないシチュエーションを作ってくれました。今の９月じゃなく３月にしても、ネタ次第で使えるお題になる。これは思いっきりやられました。 

◎おまけ

　ということで、チャンピオンは爆笑ファイターさんに決まりました。第７期以来の３度目のチャンピオンの座を見事その手につかみました！

　いやもうネタの方は予想外というか、こんな事今まで誰も考えなかったんじゃないかという程の素晴らしい出来のネタでした。

　 そして結果早見表の 色も、以前にチャンピオンであった時と同じ２色にしております。ルールでも言った通り、チャンピオンの

　爆笑ファイターさんは、自分のプロフィールとホームページを、私のページに掲載することができます。プロフィールの方はすでに２回投稿して

　おりますが、第３弾があればもちろん掲載しますし、ホームページの方もあればリンクしますのでぜひ投稿してほしいと思います。

　さて、今回の本選の戦いも、本選用のお題を選んだ人がほとんどでした。その中で特に目立っていたなと思ったのが、家族関係の内容で

　攻めてきた人が結構いました。切なさの残る面白さのあったネタが多数あったなと思いました。一方、本選用以外のお題を選んだ人は

　わずか１人。今大会も全員が本選用お題ではなく、実はこれは第１期からずっと続いております。

　あと何より嬉しかったなと思ったのは、今回は予選本選共に未投稿者が１人もいなかった事です。第１６期から５期連続で未投稿者が

　いたんですが、今大会は１人もなし。非常に良かったです。

　それから、このチャンピオン大会本選発表日が９月２５日となりましたので、これでこのゴールデンバトルもちょうど１１年が経った事に

　なりました。２１回目のチャンピオンが誕生したこと、１１年が経過したこと、おめでたい事がこれで２つ同時に起こりました。

　さあ、これでチャンピオン大会も終わりました。参加いただいた皆さん、ありがとうございました。そして、来期ももちろん行ないます。

　来期スタート時のポイントも、チャンピオン大会参加者（「投稿者のみ」という言葉は今回は必要なし）はすでにあります。来期の戦いも

　すでに始まっております。来期も必死に頑張ってやっていきましょう。

　では、今期も皆さんお疲れさまでした。来期もまた、よろしくお願いします。

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