これはもう、流れと終わり方とでいかにしっかり構成してるかという点に注目がいきますね。もちろん、いい構成のネタでした。

　ダンガンライナー（ＷＩＮ）
　　金森：東糸川言（ひがしいとがわ・げん）っていう自衛隊のバイオリン弾きが癒し系の音楽のコンサートをしてくれたんだ･･･。
　　正黄：へぇ！葉加瀬太郎みたいな感じなのかな･･･？それにしてもかわった名前だね？
　　金森：逆から読んだら「訓練」になるからって理由で選ばれたんだって･･･。
　　正黄：訓練のこと忘れられないじゃん！

　櫻井隼俊（ＷＩＮ）
　　金森：俺の事をいつも怒っている腹立つ上官を呼び出して、上手く隙を突いてまずナイフで殺害する！その後、死んだ上官を外の空き地に
 　　　　　運び出し、俺以外でも上官にいつも怒られて上官を恨んでいる他の訓練生達に『今から面白い事をするからみんなも来て！』って
　　　　　 言って、そいつらも一緒に誰もいない空き地へと向かわせる。ここからがメインイベント！まず上官を除く俺ら全員で、俺があらかじめ
 　　　　　用意をしておいたべジータの髪型のカツラを全員に被らせる。そして、既に死んだ上官に時限爆弾を上官の体に設置させ、上官を
　　　　　 巨大なでっかい大砲の穴の中に押し込んで、上空に向けて、５…４…３…２…１…発射ッ！！！上官は空中に向かって飛んでいく！
 　　　　　そして、ちょうどその時、体に取り付けていた時限爆弾が大爆発を起こした！！この時、他の訓練生達と一緒に空中で爆発した上官に
　　　　　 対して、見事にふさわしい決めゼリフを言う！！
　　正黄：えっ！？一体どんな事を言うんだ！？まるで想像が付かないが…
　　金森：べジータがキュイを破壊させた感覚で、『へっ、汚ねぇ爆発花火だ！』ってみんなで声を揃えて言うんだ！
　　　　　 いやぁ〜すっげえ快感だったぜ！！気分が晴れたさ！！しかし、その後また新たな厳しい上官が指導に来たけどな。
　　正黄：あのさ、お前自衛隊の資格ないだろ！？上官を爆発させるなんてさ…！！しかし、それにしても今回のこのネタ、正直言って微妙
　　　　　 だよな。だって、大爆笑っていうほどのネタじゃないと思うし、長いネタの割には微妙だろ？だからまさに、『キュイ』だけに、このネタ
 　　　　　『９位（キュウイ）』になりそうだな…。

　　これは、私のよく知ってる内容を十二分にネタにしてくれました。今回９位だと敗者になりますが、敗者どころか上位です。

　六升（ＷＩＮ）
　　金森：俺が所属している部隊のみんなで、教官とかも一緒にドラえもんのアニメを観るコトがあってな。
　　正黄：そんな娯楽が設けられているとは意外だな。
　　金森：いや、別に娯楽ってワケでもないんだ。それを観終わった後、
　　　　　 「この青い人外がもし兵器として日本を侵略してきたらどう対処するべきか」についてシュミレーション演習をやるのさ。
　　正黄：どんな危機を想定しているんだ！　日本の自衛システムは本当にそんなんで大丈夫なのか!?

　　後半部分が最高でした。まさかの展開、ドラえもんのことを「青い人外」と形容したところ、自衛システムの心配、どれも良かったです。