第三回 「地獄のキングキョンシー」
最近、職業病で体のあちこちが痛くなることがあります。もっとも痛みといっても、全然気になるほどのものではなく、むしろそれだけ自分が仕事に
対して前向きに、精を出してやっているんだという実感が湧くことの方が多いです。ただ、油断だけはしないように・・・。ちょうどもうすぐ健康診断もあ
りますので、体調にはくれぐれも気をつけて、仕事に、また仕事以外の面でも精いっぱいやっていこうと思っております。さあ、では来来!キョンシー
ズの第三回、いってみましょう。今回はどんな話になるのでしょうか・・・?
どうぞご覧下さい。
もう前半の話は知っている。早く後半を見たい人はこちらへどうぞ。
◎今回の登場人物
テンテン:法術の達人である金おじいさんの孫娘。可愛さ抜群の主人公。
スイカ頭:テンテンと一緒に暮らしている子供。体はデカいが多少怖がり。
チビクロ:テンテン、スイカ頭の友達。わがままな所はあるが、両親思いの健気な少年。
金おじいさん:テンテンたちをいつも見守っている道士。法術はもちろん、武術も使える。頼りになる存在。
浩雲:こちらも法術、武術にたける若き道士。ちょっと自信過剰なところがある。
ベビーキョンシー:その名の通り、小さな子供のキョンシー。いつも騒ぎを起こしてみんなを困らせる。
黄金コンビ:ここまでインドア派の城の本編には欠かさず出場しているナレーション
(注:上と同じ色で登場人物の台詞も分けています。)
◎ストーリー
第三回も、第二回の時と同じようにいきなりオープニングシーンから始まります。お決まりの『来来!キョンシーズ』が表れ、そしてすぐさまサブタイト
ル紹介、
〜第三回 地獄のキングキョンシー〜
このサブタイトルですが、今回は不気味に揺れながら画面に登場しました。
さあ、不気味なのはサブタイトルだけではありません。杜平キョンシーもそうです。金おじいさんと浩雲の待つ屋敷へと近づく杜平キョンシー。やはり
キョンシーステップなので、その近づき方は全然速くありませんが、不気味さは思いっきりあります。地獄のキングキョンシーというのが何者なのか
気になるところではありますが、とりあえずここは杜平キョンシーに注目しましょう。もう屋敷の目の前まで来た杜平。「ん? 来ましたな。」 「うん。」
と、屋敷内で横並びに座っている金おじいさん達も気づきました。「では。」 「うん。」 桃剣を手にし、ついに杜平との本格対決に挑まんとする2人。
一方その頃、儀荘に戻ったテンテン、スイカ頭、チビクロ、カエデの4人は仮眠を取っておりました。前回金おじいさんが儀荘にいれば安心と言い、
私もつられて安全と言いましたが、相手はキョンシー。ここに来る可能性も充分にあるため、布団に入っての熟睡は皆しておりません。ただ、4人寝
方はそれぞれバラバラです。カエデは我が子チビクロを優しく抱いた状態でコクコクとなっています。そのチビクロはカエデに抱かれてすっかり眠り
込んでいます。テンテンはうっすらと目が開いていて寝ているかどうか分からない状態。やはりキョンシーの恐ろしさを充分知っているようで、いつ
襲ってきても立ち向かえるよう、臨戦態勢に入っています。この辺りは実に頼もしいですね。逆に、緊張感なく熟睡しているのがスイカ頭。床に顔を
つけ、よだれを垂らして寝ております。まったく・・・。どうやったらそんな恰好で寝られるんだというくらい、何とも無様な恰好になっています。
しかしこうして見てみると、4人の性質というか個性というか、しっかりと表れているなという気がします。さて、金おじいさん達の所に行こうとしていた
杜平ですが、行き先を変え、テンテン達のいる儀荘へと向かっていきました。うわ、やはり安全ではありませんでした。入口の目の前まで迫ってきた
杜平。儀荘の中にある2つの大きな棺が揺れ動き、また、いくつもある儀荘の戸が全て開き、そして、激しいキョンシーステップを見せて杜平がとうと
う儀荘に入ってきました! この衝撃的な登場の仕方に、思わずパッと目が覚めてしまう4人。夢さえ見ていたんじゃないかというスイカ頭も完全に
目を覚ましました。さあ、真っ先にアクションを起こしたのはやはりチビクロ。「父さん!」と、すぐさま駆け寄っていきました。「父さん! どうしてここ
に来ちゃったの!? 僕だよ! チビクロだよ!」 必死に訴えるチビクロですが、「ダメよチビクロ! 戻ってらっしゃい!」とカエデは必死に連れ戻
そうとします。絶対に杜平が動くはずはないと思っていたテンテンは、「どうして・・・?」と怪訝そうな顔に変わります。しばらく杜平と向かい合ってい
たチビクロでしたが、テンテン達の方に振り向き、「大丈夫だよ。父さんは僕を襲ったりしないんだよ。」と自信たっぷりに言いましたが、すぐにテンテ
ンは言いました。
「違うわ! あなたの事なんて分かってない! 早く逃げて!!」
開いていた戸が全部閉まり、ついに我が子チビクロの首を手で絞め始める杜平。「チビクロ!」と泣き顔になり、1人で助けに行こうとしたカエデでし
たが、それをテンテンが止めました。今の杜平が危険すぎることを、やはりテンテンはよく知っています。さあ、ここは儀荘なので少しはテンテン達に
も分があるかもしれません。テンテンはさっそく近くにあったお札を手に取って文字を書き、それを杜平に向けて放ちました。これにより、いったんは
吹っ飛ばされてしまった杜平。しかし、チビクロの首は離しません。このままではチビクロは本当に死んでしまう、テンテン達3人は向かいました。こ
こで何をしでかすか分からないのがスイカ頭。「これでも喰らえ!」 何と、靴の中敷を杜平の口にくわえさせました。靴を脱ぐ暇などなかったですし、
そんなもの一体どこで用意していたのか非常に疑問ではありますが、これはなかなか面白い事をしてくれました。ただ、スイカ頭はあっけなく殴り飛
ばされてしまいましたが・・・。それでもかかっていくスイカ頭。おお、今日はいつになく勇敢ですね。そして、他の2人ももちろん黙って見てはいませ
ん。テンテンは杜平の背中に乗っかり、逆にカエデの方はチビクロを引っ張って、2人で杜平とチビクロを引き離そうとします。テンテンは杜平の背
中に乗っていると言いましたが、この姿はまるで、大人が子供をおんぶしているかのようです。ともかく、こうしてテンテン、スイカ頭、カエデの3人は
何とかチビクロの危機を救おうとしますが、チビクロはそれを拒否します。
「父さんは僕のこと一番好きなんだ!
みんなやめろ! 大丈夫だ! 大丈夫だ! 僕は父さんを助けたいんだよ!!」
いやいや、全然大丈夫じゃありません。杜平の視線はずっとチビクロに向かっていますが、その目はまさに、父親の目ではなく、怖い怖いキョンシー
の目であります。さあ、いい加減みんなに引っ付かれてるのが嫌になったのか、杜平は自らの体を回転させて4人を振り払いました。それでも「父
さん! 僕だよ! 僕だよ!」と、また近づこうとするチビクロ。それを止めるカエデ。揉めてしまうチビクロとカエデ。もう揉めている場合ではありま
せん。そんな2人に、またまた杜平が襲い掛かってきました。いやもう、これまで無事であったのはまさに奇跡的。今度こそ万事休すか!? ・・・い
や、奇跡はまたも起こりました。浩雲が助けに来ました! 登場するやいなや、いきなり杜平に蹴りを入れる浩雲。「何するんだよ!」と怒るチビクロ
を、今度はテンテンとスイカ頭も加わって押さえました。さあ、浩雲VS杜平。途中まで互角かと思われましたが、やはり浩雲強し。またまた杜平に蹴
りを与えました。これを見て「あ!! 父さんを蹴るな! 浩雲のバカヤロー! 何すんだよ!」と激昂するチビクロ。すごいです。テンテン、スイ
カ頭、カエデの3人に押さえられているのに、それを振り切って杜平のところに行きました。さて、浩雲がやって来たということは、
さっきまで浩雲と一緒だった金おじいさんもここにやって来るはず・・・・・・。やはり来ました。さっきのテンテンと同じように、お札を飛ばして杜平にダ
メージを与える金おじいさん。その衝撃で杜平から離れ、金おじいさんのところに来てしまったチビクロ。「大丈夫かチビクロ?」 しかし、それでもま
たチビクロを襲いに来る杜平。キョンシーというのは、実にしつこいです。その杜平の攻撃を今度は金おじいさんが防ぎ、またもや守ってもらってい
るチビクロなんですが、「金じいさん、やめて!」とやはり杜平をかばいます。
さあ、杜平の相手は金おじいさんからまたも浩雲に変わりました。杜平
を仰向けに倒すことに成功した浩雲。「天罰いくぞ!」 自分の指を杜平のおでこに当てるつもりが、杜平の口に・・・。浩雲は指を噛まれてしまいま
した。うわ、これはマヌケです。あんな至近距離でなんでおでこではなく口へ行ってしまうのか・・・。「ありゃりゃ・・・」と金おじいさんからも呆れられる
始末。「わしに任せろ。」 さあ、今度はその金おじいさんの番です。忍者ハットリくんのように背中から桃剣を出し、杜平のいる所までジャンプしまし
た。「やめて!」と、また杜平退治の邪魔をするチビクロ。もうこれで今日だけで一体何回邪魔をしたでしょうか・・・。今度は自らの体を張って杜平を
ガードしました。さすがにチビクロには剣を刺すわけにはいかない金おじいさん。「どくんじゃ!」と言ってチビクロをどかせました。そして、真上から
剣を振り下ろして杜平を刺そうとする金おじいさん。さあ、これで今度こそいくら何でも決まるでしょう。・・・いや、決まりませんでした。今度はベ
ビーキョンシーが現れて邪魔を・・・。プラカードのようなものを出して剣を受け、杜平の体を守りました。
「またお前・・・」
と、困り顔の金おじいさんにさらに反撃。今、ベビーキョンシーとプラカードと剣と金おじいさんは繋がっています。ベビーキョンシーはテコの原理を
使って金おじいさんを吹っ飛ばしました。すかさず駆け寄る浩雲。
「金じいさん! こうなったら合体プレイ!」
「よしきた!」と答える金おじいさん。「ほよ。ほよ。」とふざけた声を出すベビーキョンシーも杜平と一緒になって、金おじいさん達と相対します。お
お、これで2対2になりましたね。さっきまでは金おじいさんも浩雲も共に1人で杜平と戦っていましたのでシングルマッチでしたが、一転してそれが
今度はタッグマッチになりました。「アラパチカブト。」と2人一斉に唱え、杜平たちを押さえようとしましたが、その前にベビーキョンシーが念力で壺の
ようなものを飛ばし、その隙に杜平と共にどこかにテレポートしました。「父さん!」 と叫んだ時にはもういません。それでも、「どこ行ったの!? 父
さん!」と辺りを見渡します。そのチビクロの所に集まるテンテンたち。「大丈夫だよ、チビクロ。心配ないってば、チビクロ。」 なぐさめの言葉をか
けてくれるスイカ頭にではなく、「母さん・・・」とカエデの方にもたれかかるチビクロ。また、テンテンも「金おじいさん。」と唯一の肉親である金おじいさ
んの近くに行きました。「チビクロのお父さん、どこに行ったのかしら?」
「ベビーキョンシーに連れ去られたんじゃ。」
普通の例えば誘拐事件であれば、誘拐されるのは小さな子供で親がそれを心配する、そして誘拐犯は凶悪な人物といったケースがほとんどなんで
すが、今回のこの場合は、連れ去られたのは大の大人で心配しているのはその息子、そして連れ去ったのは無邪気なベビーキョンシー、といった
具合に何ともまあムチャクチャになっております。さあ、とにかく金おじいさんのこの言葉を聞いてチビクロが激怒。
「ちくしょう! 父さんをどこに連れてったんだよ!!」
と叫びましたが、その直後に気を失ってしまいました。「あ、こりゃいかん。」と小声で言う金おじいさん。このように小声で言うってことは、そん
なに大げさに心配はしていないという事でしょう。ていうか、あれだけ動いたり泣いたり怒ったりもすれば、そりゃチビクロだって精魂使い切ってしま
います・・・
さて、杜平を探さないといけませんが、気絶したチビクロも元に戻さないといけません。仰向けになっているチビクロに対し、テンテンが火の点いた
長い線香を持って、これからそれを行ないます。線香をチビクロの身体の各箇所に近づけ、「天と地と海の間に道はある。歪める心はこの道より去
り、汚れなき心はこの道より来たる。光と影の力よ! 迷いは去った! チビクロよ目を覚ませ!」と言うテンテン。さらに今度は、黄色いお札をチビ
クロのおでこに当て、これでチビクロは本当に目を覚ましました。「・・・ハッ! テンテン、父さんは?」 「まだ消えたままよ・・・」と先ほどの長ゼリフと
は反対に力なく答えるテンテン。とここで、「おい! チビクロ!」
とスイカ頭がやって来ました。
「村の人が、お前の親父の事で言い合いしてるぜ!」
「ええ!? 何だろ・・・」 杜平の事になると、もうこうしてすぐ敏感に反応してしまうチビクロ。「よし行ってみよう。」 「うん。」 3人はその言い合いし
ている部屋へと向かいました。
金おじいさんが真ん中に座り、その両脇に浩雲とカエデがいます。そしてその3人をUの字で囲むように村人たちがいます。まるで記者会見でも行う
かのような雰囲気です。「・・・皆さん。今一番大切なのは、みんなで杜平を探し出すことじゃ。」 そんな事を言われても、すぐ協力的になるはずがな
い村人たち。いや、むしろ次のように次々と不満をぶつけております。「まったく、騒ぎ1つない静かな村だったのになぁ・・・」 「あんたら(金おじいさ
ん達)が責任を取るべきじゃ!」 「彼ら(これも金おじいさん達のこと)が作法に失敗しなければ・・・」 「そうじゃ。村の者に何かあったら、一体誰が
責任を取るんじゃ!」 するとここで口を開いたのは浩雲。「私が取ります。」 しかし、すぐに村人から「だが、どうやって責任を取るんだ?」と言われ
ました。すると、
「この天才的な頭脳で・・・」
と自分の頭を指さして答える浩雲。このふざけた態度に、村人たちの怒りが一気に爆発。浩雲に大ブーイングの嵐です。いやもう、これ以上あ
んたは喋らない方がいいです。「まあまあまあまあ皆さん。とにかくみんなで協力して、杜平キョンシーを探し出し、焼きはらってしまわねば大変なこ
とになる。」 ここでチビクロが現れました。そして、
「父さんを焼くなんてこの俺が許さない!」
と、みんなに大声で言いました。来るとは思わなかったので大慌てになるカエデ。「チビクロ! ダメよ、大人の話に口を挟んじゃ・・・」 「だってひど
いよ! みんな父さんを焼こうとしてるんだ!」 いつまで経っても杜平退治には賛成しないチビクロ。カエデもいい加減頭にきたようで、チビクロの
頬を思わずぶってしまいました。「ちくしょう!!」と走り去っていくチビクロ。「チビクロ!」とカエデが声を上げますが、あっと言う間に行ってしまいま
した。さあ、カエデの代わりというわけではありませんが、テンテンとスイカ頭がチビクロを追いかけました。「待てよチビクロ!」 「チビクロ!」 「待
てったら!」 テンテン達のほうが足が速いのか、チビクロはあっさり追いつかれ、捕まりました。「放せよ! 俺は父さんを助けにいくんだ!」
「分かんねーのかよ! 親父はもう凶暴キョンシーなんだよ!」
と、ハッキリ言うスイカ頭。これが正論なんですが、チビクロはどうしても認めません。「違うよ! 父さんは本当は優しいんだ!」と、まだ言います。
「チビクロ! 分からず屋!」 「分からず屋? お前達のせいだよ!」と、ここで意外なことを口にするチビクロ。「俺達の!?」 「どうしてよ!?」
「だって、教えてくれただろ。足の裏のツボのこと。そうすれば、人間に従うってさ・・・」 「あちゃー、本当にやったのか・・・」 「テンテンだって、天の
鏡を置いとけば大丈夫だって言っただろ!」 いやいや、だったらテンテン達のせいではなく、全てはあの酔っ払い男のせいという事になりま
す。最も、ここにいるテンテン達はそんなこと知りもしませんが・・・。調子のいいスイカ頭は、「あ、そうだ。テンテンだって同罪だ。」と笑顔に変わって
おります。「どうしたのかしら・・・? ああしとけば絶対大丈夫なはずなのに・・・。本当よ。」 「とにかくこのままじゃ父さん焼かれちゃう!」 「よし、俺
も手伝うよ。一緒に助けよう。」 「ダメよ! 2人だけじゃ危ないもの!」 「俺たちを止めようとしたって、言う事なんか聞かないよ。」 しかし、テンテ
ンはこう言いました。
「一緒に行くわよ。その代わり、言うこと聞かなきゃダメよ、私の。」
さあ、キョンシーの時間、つまり夜になりました。松明を持ち、いよいよ出発しようという金おじいさん、浩雲、そして村人たち。やはりこういうのは男
の仕事なのでしょう。カエデはここにはいません。「あー、みんな用意は出来たかな?」 「大丈夫だ。墨汁、もち米、ろうそく、線香、黄色い札、全部
用意した。」と、村人の1人が答えました。「よし。それではみんな気をつけて出発じゃ。行くぞ。」 金おじいさん達一行は出発しました。さて、それを
しっかり見送ってから出てきたテンテン、スイカ頭、チビクロ。テンテンは既にキョンシー退治用の黄色い服に着替えております。「私たちも行くわ
よ。」 「おう。」 「よし。」 3人はまず、あの例の洞窟へと向かいました。その洞窟に着き、恐る恐る中に入っていくテンテンたち。もしかしたら杜平
がここに戻っているかもしれないという恐怖もあるのでしょうが、こないだの時とは違って何だか今晩はこの洞窟がやけに不気味です。「大丈夫か
なぁ・・・」とスイカ頭が声を発した時、何かが飛んできました。その何かに対し、異常なほど怖がるスイカ頭。「弱虫。コウモリじゃないの。」 「なあん
だ・・・。チビクロ・・・」 「え?」 「どうして所、隠し場所にしたんだ・・・」 スイカ頭はもうすっかり声が震えております。「・・・あっ! 見て!」 これで
やっと酔っ払い男が倒れ死んでいる事に気づいたテンテンたち。それにしても、酔っ払い男も噛まれてからずっとこのままだったなんて・・・。かわい
そすぎです。「だから動き出したのよ。」 「どうすればいいんだよ!?」
「早く見つけないと大変な事になるわ! 行きましょ!」
急いでこの洞窟を出てまた別の所に向かったテンテンたち。さて今度はどこに向かったのか・・・。いよいよ恐ろしい事が起こりそうです。
ここでこの話の前半が終了です。やはりこの第三回でも、色々とみんなを困らせてしまったチビクロ。しかし、それは全て父親を思う気持ちがあるか
らこそ起きてしまう行為であり、誰にも責められるものではありません。心情的には何とか杜平に助かってもらいたい所なんですが、果たして結末は
どうなるのか!? そして、まだ未知である謎の地獄のキングキョンシーとは一体何者なのか!? 次の後半戦でいよいよ・・・いよいよ決着つきま
す!
後半は、こちらです。