妻の実家その1
2014.8.02


 妻の実家に帰省した。暑い。天気が良くて暑い場合には山に行くに限る。妻の実家は特に観光地でもないので、ただ暑い家にいてもしょうがないから。

 数年前にゴマシジミを観察したことがある場所に行くことにした。ゴマシジミが今でも見られるか。もし見られなかったとしても他に面白い蝶が観察できるかもしれない。

 車を走らせ、まずはゴマシジミが数年前に見られた場所へ。車を降りて観察するとすぐにゴマシジミが見られた。やっぱりいたかとちょっと嬉しくなったが、とにかく全然止まらない。写真撮影が出来ない。

 ちくしょー!止まれ!!と思いながら数頭のゴマシジミを追いかけたがダメ。まぁ、撮影できなくても見られたんだからいいかと思い、気を取り直して違う場所に行ってみることにした。

トノサマバッタが交尾していた。上が♂なんだよね?

 違うポイントはちょっとした公園みたくなっている場所で、特に何がいそうだと言うわけではない。何度か来たことがある場所でもあるが、これまで知らなかった林道を発見したので歩いてみることにした。

 登りが結構きつくて汗だくになったが、ここではメスグロヒョウモンが見られた。帯広ではかなりの数が普通に見られたが、道南では珍しい蝶と言う印象。

 ここは道南地方ではないので多分普通に見られるんだろうけど、道南で生活するようになればなかなかお目にかかるチャンスも少なくなるのではないかと思い、撮影することにした。

メスのメスグロヒョウモンを追いかける♂のメスグロヒョウモン

 メスグロヒョウモンのペアは数組見られた。が、どれもメスは拒否しているようだった。

メスグロヒョウモン

 メスは逃げ回り、オスは追いかける。これの繰り返しだったが、とうとうオスは諦めてどっかに行ってしまった。するとすぐにメスは日陰の葉っぱに止まった。暑かったから疲れて休みたかったんだろうか?いい感じでモデルになってくれたので撮影した。

メスグロヒョウモンの♀


ウラギンスジヒョウモン

 道南地方であまり見られない蝶の1種としてエルタテハもあげられる。稀とまでは言えないが。コンクリートにエルタテハが2頭来ていて、日陰で休んでいたので撮影することが出来た。これもなんとか道南で撮影したいものだ。

エルタテハ

 近くにはちょっとした池があり、オニヤンマが飛んでいた。他に青っぽいトンボも飛んでいて、飛んでいる所を撮影しようとチャレンジしたが見事に全部ボケ写真と惨敗。仕方ないので止まったトンボを撮影した。

オニヤンマ?

 お花にコミスジを発見した。時期的なことを考えると2化(夏型)のようだ。羽も綺麗だし。ただ、春型と夏型と区別できるような模様の違いは無いのかな?春に見られるコミスジとおんなじように感じた。

コミスジ

 天気が良くてとにかく暑い。ジリジリとくる。木々の緑も濃い色になっていると感じることが出来た。

車と