函館観光と生物部OB会
2014.12.29 |
今日は午後から妻と函館の観光をして、夜は生物部のOB会を対馬先生宅で開催することになっていた。
昼間に函館観光をしようという事になったのは天気もいいし気温も高かったから。この時期に最高気温6℃というのはあまりない。
どこに行こうか話し合い、自分も行ったことが無い場所がいいなと思い元町公園付近に行くことにした。
クリスマスファンタジーの時には暗くてよく見えなかったイギリス領事館から行くことにした。
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イギリス領事館の入り口 |
このイギリス領時間の建物、写真で見ると普通の家に見えるんだけど、中に入ると天井も高いしかなり広くてちょっとびっくりした。また、窓枠が青くてかっこいい。
中に入ったところで何があるのか良くわからないまま入場したんだけど、領事館の歴史や函館の歴史がわかる資料などが展示されていて個人的にはとても面白かった。
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領事の机で執務をしている私。奥には領事のユースデンが外を見ている石膏?像がある |
イギリス領事館は1859年、函館が開港した当時に称名寺に仮の領事館のようなものが出来たのが始まりである。
その後この建物は大正2年に完成したという歴史ある建物で、当時函館市民に人気だったユースデンが函館に対してどのように貢献したかなども知ることが出来て勉強になった。 |
こんな風にして遊べるところもあった |
イギリス領事館を出た後は国の重要文化財にも指定されている旧函館区公会堂に向かった。
元の町会所が1907年の大火で焼けてしまった後に新しく町会所や商業会議所等にする目的で1910年に作られた公会堂だが、中に入るのは多分初めてだと思う。
かなり広い建物である。大正天皇が皇太子時代に宿泊所として利用したこともあるという建物で、2階からは函館の街を一望できるバルコニーがある。 |
バルコニーからの眺め
冬期間は外に出ることは出来ない |
当時の総工費が5万8千円。今なら数億円位はかるくしそうな感じ。そのうち5万円を函館の豪商相馬哲平の寄付で作られたものである。
公会堂を見学した後、妻がトラピスチヌ修道院に行きたいというので湯の川を越え、向かった。 |
トラピスチヌ修道院 |
修道院の中の建物には入れなかったが、敷地から建物を見学したり、お土産物店と資料館を見学した。
中国の人と思われる観光客がすごく多かった。
妻がトラピスチヌに行きたいと言ったのには不純な動機があった。ここの近くにあるスナッフルズと言うケーキ屋さんでお茶をしたいからというものである。
自分はそのことを最初からわかってたが、トラピスチヌに行ってみたいというのもあったので付き合った。ところが、トラピスチヌの近くのスナッフルズには喫茶コーナーが無く、結局函館駅付近のスナッフルズまで戻ってお茶することにした。
函館駅付近のスナッフルズの2階でお茶をした。隣にはうるさいオバサン連中。反対の隣には物静かなカップル。階段付近では女の子がうるさい足音を立てて階段の上り下りを繰り返している。物静かなカップルは別にいいのだが、オバサン連中と女の子の足音がうるさくて、おちついてお茶もできず、ケーキを食べ、ドリンクを飲んでさっさと退散した。まぁ、喫茶コーナーなんてそんなもんだろうから仕方ないよなと思った。 |
スナッフルズの喫茶コーナーにて |
もう夕方近くになっていたので一度自宅に戻り、5時半からは対馬先生宅にて生物部OB会を開いた。
対馬先生、自分、それから自分より10年後輩の関君と今年の春に卒業した後輩の木村君4人でOB会を開いた。
対馬先生は昭和50年卒、自分は平成3年卒、自分より10年後輩の関君は平成13年卒、そして今年の春に卒業した木村君は平成26年卒ということである。
対馬先生の奥さまがたくさんの料理をつくってくれた。 |
いくら |
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奥にいるのが今年の春卒業した木村君(18歳)、手前が平成13年卒の関君(32歳)
刺身はサーモンと鯛とマツカワ |
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大きなホタテのフライ |
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ホッカイシマエビ |
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ローストビーフ |
この4人は全員生物部の部長をした。その後対馬先生と自分は生物部顧問になり、関君と木村君は本州で働いていてお正月の帰省で函館に戻ってきているところである。
対馬先生は生物部の顧問歴が長いので、私を含めての3人とは顧問と部員という関係でもあった。私は関君と木村君とはもちろん同じ時代の部員ではないが、道南虫の会つながりやアサギマダラの調査で顔を合わせたことがある。関君とは多分10年ぶりくらいだったと思う。
関君と木村君は初対面だったようだが、やはり同じ部活で色々話が通じるところもあるし、すぐに打ち解けていて凄いなぁ〜と思った。
昔の部報を見たりアルバムを見たり、対馬先生が出たクローズアップ現代のアサギマダラ特集のビデオを見たりしながら楽しく過ごした。
自分はお酒を飲まず、木村君は未成年のためお酒を飲まずにいたが、対馬先生と関君はガンガン飲んでいた。特に関君はウイスキーを「美味しい」と言いながらたくさん飲んでいた。 |
対馬先生宅で記念撮影 |
8時過ぎには五稜郭の街に繰り出し、生物部OB会2次会となった。
2次会はスナックに行くことにしていたのだが、関君はあまりスナックの経験がなく、木村君は初めてということだったので、どうやって楽しんでくれるかなとちょっと楽しみなような不安なような気持ちだったが、それなりに楽しんでくれたようである。
自分と対馬先生はもう何回も飲みに行っているのだが、いつも行く店は決まっている。そのいつもの店に行き2次会が始まった。
自分は焼酎の薄いのを作ってもらい、木村君は未成年なのでウーロン茶。対馬先生と関君はウイスキーをかなり飲んでいた。特に関君はかなり飲んでいた。
いつもこの店に行くのは対馬先生と自分がお気に入りのYさんがいるからである。今日もテーブルについてもらった。もう何度も行って顔なじみなので、自分たちの関係もかわっている人が多いから
「みなさんどういう間柄のご関係ですか?」などという話を省略できるのでめんどくさくない。
楽しくワイワイ過ごし、最後Yさんにも入ってもらって記念撮影をした。 |
スナックで記念撮影
左から 対馬先生 木村君 関君 Yさん 私
さっき対馬先生宅で撮影した記念撮影と比べると、対馬先生は目がトロンとしている
(Yさん写真掲載許可済み)
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ここのスナックを出てから木村君は帰宅。対馬先生と関君と私はもう1件だけ行くことにした。アゲハという名前のスナックがあって、そこも対馬先生と自分の行きつけになっているのだが、もうお正月休みに入っていてやってなかった。なので、対馬先生が知っているという所に行った。そんなに長い時間はいなかったが、関君はだいぶ酔っていたようで、店を出たところで転んでいた。
帰りは妻に迎えに来てもらい関君と対馬先生を送ってから帰宅した。帰宅後、対馬先生から「おかずを1品出すのを忘れた」と、写真付きでメールが届いた。
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対馬先生から送られてきた写真 |
色とりどりの石の画像である。今年の活動記録を読んでくれた方にはこの石の画像を対馬先生が送ってきた理由がわかると思うが、これでまだ食欲がわかない私はまだまだレベルが低いようである。
今回の生物部OB会、とても楽しかった。全員部長というのも面白いし、やはり高校を卒業して生物部を引退してもそれで終わりではなくて、それぞれ出来る範囲で昆虫や自然と関わっている。生物部が存在する目的の一つには、生涯にわたって自然を愛し、生活の中に少しでも自然との関わりを持ってもらう事でもあると思うので、単に何か研究して成果を出すとか発表するとか、そういう事もあるけど生涯にわたっての活動につながる事を部活の中で見つけてほしいと思っている。そういう仲間が集まって過ごせたのはとても楽しかった。
現部長のY君にも卒業後、またこういう機会を設けるので是非参加してほしいなぁ〜などと心の隅で思いながら。
今年の活動記録はこれで終了になると思います。
函館に転勤してきて生物部の顧問になり、新1年生二人の部員も迎え、自分としても昨年以上に活動した1年間になった。対馬先生からは色々な面でアドバイスを受け、色々誘われ、函館検定にチャレンジしたり家を建てようかと計画してみたり。希望して転勤してきたわけではないけど、与えられた環境の中でとても充実した1年にすることが出来たと思う。そういう面でも今年はとても良い1年だったと言えると思う。
たくさんの新しい事に挑戦し、たくさんの人と知り合った。この感じを来年も続けていきたいと思う。
最後に自慢写真を1枚
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