[2009.6.22 - 7.3] 日曜16:30迄 / 29日(月)休、 最終日16:30迄
[ complete? 〜 ドローイングで綴る空間 〜 ]
阿部清子・今井ちひろ・片柳直美・鍋島典子・増川朋花・水口和紀・宮野雅美 展
●展覧会について
今展は、作家が日常行っている行為であるドローイング(スケッチ)を
メインに展示をいたします。
タブロー(作品)がどのような過程で出来上がるかを展示を通して、ご覧ください。
ドローイング : 無彩または淡彩の図画・デッサン。また、製図。
7人の作家のドローイング(素材は様々)とタブロー(作品:一人2〜3点)を
展示いたします。
ドローイングは作家の想うあらすじなどが、飾り気なく表れ、
興味深いものです。
子供の姿を描きためたクロッキー帳、旅行先でのスケッチ。
毎日歩く道、目にした植物、景色。
描いている素材も様々で、鉛筆ドローイング、画用紙に水彩、
わらばん紙にボールペンなどなど。
壁には、額に入れたドローイング作品、白いテーブルには作家が綴った
ドローイング集を展示します。
7人の日本画と絵画もゆっくりご覧にただきたいと思います。
作家は、
日本画作家(片柳直美、増川朋花、水口和紀)、
絵画(油彩、アクリル画、ミクストメディア)作家(阿部清子、今井ちひろ、
鍋島典子、宮野雅美)で構成いたしました。
今展に対する作家のコメントを、紹介したいと思います。
●阿部清子
或る感動の一番近くにドローイングがあり、
その感動の昇華と消化の結実としてタブローがあるなら、
今展では、時空間を超えた発露の道行きを作家と同行して頂けるのでは
ないかと期待しています。
●今井ちひろ
みつけたもの思いついたことを、
気持ちが逃げないうちにかたちにできるかが、
作品をつくるうえで重要です。
道端で、電車の中で、仕事中に、食事中に、ぼんやりしているときに、
みつけたものを、なるべくなるべくかたちがかわらないように
奥の方にしまって、
そーっと家に持ち帰ります。
●片柳直美
この2,3年の制作過程で、線を「描き出す」ということが
重要な部分になっています。
描くことで線がどのように写り残っていくのか、
道や風景を中心に制作していますが、
これらは線を描くために必要なもので、
それ以上ではないと考えています。
●増川朋花
植物、山、風景など、見た時に「ドキッ」とするような、
自分が気になる色とかたちを描いています。
描く時に、「タブロー」と「ドローイング」、
あるいは「絵の大きさ」によって違った感覚があります。
それらを意識しながら作品づくりをしていきたいと思っています。
●鍋島典子
他者に覚えたものから、自らを知るということ。
その確認のため、今日も絵を描いていきます。
●水口和紀
旅先の、とくに外国ではスケッチは気合が入ります。
描きたいものは多くても時間は限られています。
こぼれ落ちる記憶をとどめようと必死でペンを走らせています。
今年も6月の始めにスケッチのために旅行を計画しています。
拾い集めたカケラを展示できればと思います。

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