特  別  編    ー 灯 火 管 制 −

  夜 警戒警報が出ると電気に黒い布をかけて、 爆撃の目標にならないように
  光が外に漏れるのを防いだ。この絵は4年 梛野(なぎの)徳子さんの絵日記
  です。子ども達が先生におねだりをして、本を読んで頂いている状景で、電球の
  笠にかけてあるのは、誰かのオーバーコートです。
  
 この絵の日記は、かなり長いので抜粋してあります。

下の絵を拡大して見たあと このページに戻るには、左上プラウザの 戻る ボタンを押して下さい


2月27日(火) 4年女子



   ↓ クリック
夕方真っ白な雪の上を、小寿鶏がちょんち
ょんと7羽ぐらい歩いていた。とてもかわい
いので、そこまで行って見たいように思っ
た。食事当番の時お汁に脂がいっぱい浮
いていたので、先生に「脂です」と言うと
「豚ですよ」とおっしゃった。私はお部屋に
持って入って、豚が入っているかと思って、
ひしゃくでかき廻してもでてきません。
ご飯の時先生に「豚肉が入っていません」
と言うと先生はニコニコお笑いになりながら
「鯨は疎開学園の豚ですよ」 とおっしゃっ
た。私はおかしくておかしくてたまらなかった。 ー中略ー
寝床に入ってから「先生本校のときのお話をして下さい」とか「国民学校のお話をして下さい」
などとおねだりをしてしまった。しばらくすると高田先生がお火鉢を持っていらっしゃった。そうしてこの間の続きの「紅いノート」というのを読んで下さった。

      次へ         トップページへ