昭和48年度RARC業務報告
琉球アマチュア無線クラブ
JR6AG
昭和48年8月19日 総会 大里公園
大里公園にてPM3:00より47年度総会を行う。 JR6BWの業務報告、JR6BLの会計報告
のあとRARC存続について意見が交わされた。 ハムの楽しみ方の多様化、復帰後ミニJARL的
RARCの必要性、役員のなりてがない等のことからRARCを解散して新しく沖縄モービルハムク
ラブのようなものを発足し役員を若い人に任せたらどうかと言う役員側の意見とこれまでのRAR
Cの歴史、役割がありこれまで通り存続したいと言う意見に分かれた。採決の結果は存続すること
に決定しました。 この事により次期会長を選出することになりましたが立候補者がなくもめる。
現在のRARCの規則では十分役員が働けないので役員が仕事しやすいように改正し、役員は会長の
み総会で選出し残りの役員は会長が選任することで、JR6AGに引き受けてもらう。
昭和48年9月23日 第1回ミーティング 那覇市民集会所 約50名参加
@ RARC新規則の承認
A 新役員の紹介
会長 JR6AG 副会長 JR6DI 会計 JR6BL
会報 JR6FR、JR6QUF 中部 JR6QZJ
北部 JR6GY 監査 JR6AB
B 48年度事業計画
○ 原則として毎月第4日曜日にミーティグを行い、毎月のテーマを下記のようにする、ただし12月
の第4日曜日はVYQRLなので取りやめる。
10月 RTTYについて JR6AG、JR6BL、JR6BU
11月 DXについて DX CLUB
1月 沖縄のハム史 JR6AB、JR6AL、JR6AO、JR6AP
JR6AY、JR6BW
2月 SSTVについて JR6AG、JR6BL、JR6GY
3月 ATVについて JR6DI、JR6BU
4月 フォックスハンティング 50MHz A2
5月 自作展
6月 総会
○ JR6のコールサインについて
復帰後のコールサインの割当は当然JR6AAAから始まるものと思われるのですが実際はJR6QUA
からはじまっている件について、どうしこのようになっているか。 JR6AAA〜JR6QQZまでの
割当はどうなっているか。この件について来県中のJA6AXに詳しく聞くことし、沖縄にJR6AAA〜
JR6QQZの割当ができない場合はこのコールが沖縄以外の九州に割当が行われないようにJARLよ
り郵政省への働きかけるようにしてもらうこととする。
昭和48年10月28日 第2回ミーティグ 那覇市民集会所 約65名
テーマ RTTYについて
JR6BL/DEとTT4、JR6AGのTT-4、MODEL14TD、JR6DIのMODEL-15、JR6BUのMODEL-15計
4台のRTTYを動作させ、144.80にてダミーをかまし擬似回線を作成してF2によるRTTYの実験と
JR6BLによるRTTYの動作原理、JR6AGによるRTTY申請についての説明が行われた。
昭和48年11月25日 第3回ミーティグ 胡屋公民館 約30名
テーマ DXについて
PM1:00からの予定でしたが公民館側との連絡が不充分により2時過ぎより始める。予定はDXクラブに
よるものでしたが準備が間に合わずJR6EAのDXCC WAZ DUF等のアワード、JR6CFの1.9MHz
WAJA CQ出版よりのAce of Acesカップの披露、復帰前のKR8最後のQSOテープ JR6AG、144MHz
EsによるDX記録となったJR6DIの1st Es QSOテープ、Es DX QSOの話をJR6DIが行った。
昭和49年1月27日 第4回ミーティグ 那覇市民集会所 約50名
JR6AB、AL、AO、AP、AY、BWの各OMによるKR8許可以前のアンカバー時代の話、KR8が許可
になるまでのいきさつ、現在までの諸々の話を当時の新聞の切り抜き、CQ誌等の資料を披露しながら話を
してもらいました。また昔懐かしいBC-779 CR-88等の展示も行いました。
その後4:30からJR6FS、FR、RBCによりジャンクの寄贈があり¥100也の抽選会を行う。SONYポータ
ブル白黒TVがFWに他FBな11点の商品があたり参加人数は31人でRARCに¥3100が寄付された。
○JR6IUより
KA6のメインCHが145.80に決まりましたのでこのチャンネルをあけてもらいた。
KA6の基地外で運用するハム局の特別措置による期限が今月5月14日で切れ彼らのハム活動ができなくなる
この事について以前KR8の許可のため力になってくれたKR6のことを考えると今度は逆の立場にあるので
JR6の力を借りたいとのことです。
昭和49年2月24日 第5回ミーティグ 超来公民館 約45名(KA2名)
テーマ SSTV
沖縄電販の好意によりNESのSSTVモニター、カメラ一式を展示。SSTVのパーツ、 JR6AG作成のモ
ニター、カメラを展示。AGによるSSTVの原理の説明を行う。
○ JR6もコールの件
AAA〜QQZまでのコールはどの地域にも割り当てないとの郵政省から回答がJARL沖縄県支部にあっ
た(JR6HZ)
○ KA6の5月15日で基地外でのOPができなくなる件についてKA6のミーティングがあった。このこ
とについてJR6も協力すべきである、特にに世話になったAコールのかたがた(JR6IU)
○ JR6、KA6合同のキャンプファイヤーを行ってはどうかとの意見(JR6IU)この件はRARCとして
ではなくキャンプの好きな方々に計画してもらい3月中に実施してもらうこととする。
○ CWの講習会を空の上で毎日30〜60分位28.6MHz付近で行ってはどうかとの意見あり(JR6IU)
昭和49年3月28日 第6回ミーティグ 那覇市民集会所 約30名
テーマ OSCAR−6について(予定 ATV)
アマチュアTVを予定していたが送信機製作が間に合わず、JR6CEによるOSCAR−6を行う。
当日はJR6CEが説明する予定でしたが都合によりJR6AGが代わって軌道計算方法、人工衛星の
原理の説明を行う。ミーティグ終了後JR6QWZよりRF2IF3のオールバンドRX、BLよりパ
ーツの寄贈された。抽選の結果JR6GMがFBなRXを当てた。
昭和49年4月28日 第7回ミーティグ 越来公民館 約10名
テーマ ATV (予定 FOXハンティング)
テレビカメラ2台、アマチュアTV送信機1台、430コンバータ1台、TV受信機1
台を展示し送信機にダーミーを接続し実験する。 しかし朝からの雨、与久田ビーチ
でのKA6,JR6合同キャンプ、その他があり約10名集まったのみでラグチュ‐で終
了する。
昭和49年5月28日 第8回ミーティグ 豊見城城跡 約10名
テーマ FOX ハンティング (予定 自作展)
FOXハンティングを予定していましたが朝からの雨で中止することとした。
それでもPRC-77、PRC-25、RJX-501等を手にしたHUNTERが数人集まる。2:30頃より雨が上がったので
JR6DI作成のキツネ(50.5MHz 100mW)A2にFRのカセットによるJR6YAA FOXをテストする。
その後豊見城海軍壕にてラグチュ‐をする。
昭和49年6月23日 第9回ミーティグ 越来公民館
テーマ 総会