UT-4とVideo Display

TTYマシン用インターフェース UART (Universal Asynchronous Receiver Transmitter) とFIFO(First In, First Out)
を使用したReganararive Repeaterである。
その機能は、電波で伝わってきた、なまったRTTYのパルス信号を整形し、TTYマシンに送る、又その信号をFIFO
メモリーに蓄積し、あまだれキー信号を整然と出力する、UARTは入力スピードと出力スピードは独立しているので
スピードコンバターとしても動作する。マシンの場合のスピードはギアの交換で行うが、マシンを100WPMのギア
を使用すれば、遅いスピードに対応できる。なかなか有用な機器である。当局が使用したのはK7WTQ作成の基板を利用した。

解説、回路はRTTY JOURNAL Mar.1975に掲載
1975年12月号CQ誌 技術展望 MAINLINE UT-4について 抄訳 JA2DHX/1

UARTはシリアル信号をパラレルに変換、パラレル信号をシリアルに変換するので、このパラレル信号をASCIIコ
ードに変換し、Video DisplayでサイレントなRTTYとした。

UARTのみを使用したUT-2も発表されている。
上   UT-4 

下   Video Display
基板はK7WTQ作成を使用
UT-4 2枚、XB-6、電源の計4枚
左から、UART、FIFO基板
     コントロール基板
     XB-6クロック基板
     電源基板
右のユニバーサル基板はUARTからのパラレル信号取り出しバッファー
リアパネル

ST-6との入出力端子
TDコントロール
パラレル出力端子
100V電源コンセント
左から
電源基板
XB-6基板
コントロール基板
UART、FIFO基板。
K7WTQ作成
Video Display基板

TV TYPEWRITER キットで購入した。
後部の基板は1KBのメモリー

32キャラクター16行表示
中央のユニバーサル基板は
コードコンバーター
(BOUDOT-ASCII)

TV TYPEWRITER COOKBOOK
198?年 JARL沖縄県支部大会にてRTTYのデモ

M-32ASR(L-75)、ST-6、UT-4、Video Display、TS-820

JR6RAY 大浜さん

於いて:恩納村のグランドパーク(現在は沖縄科学技術大学院大学(OIST)となっている。