1960年 第一回 第三級アマチュア無線技士資格試験問題
1960年11月24日 
安里の沖縄無線技術学校で実施された
第一回の第三級アマチュア無線技士
資格試験の問題である。

沖縄では、国家試験ではなく”無線従事者
資格試験”と呼んでいた。

問5にあるように、琉球に本籍の無い者は
無線局の免許を受けることが出来なかった。

問4 当時の第三級アマチュア無線技士の
操作範囲は空中線電力10ワット以下の設備
でその他の制限は無かった。
ただし、ここで空中線電力は終段入力に読み
かえられた。
オームの法則、LCRの共振周波数、受信機の
ブロックダイアグラム等基本的な問題が出された。


2級アマチュア無線技士以上は予備試験があった。
1960年当時は工務交通局 電務課で受け付け
られた。三アマの受験票

当時沖縄には第三級無線技術士もあり、高校3
年生の時に資格取得のため受験した時の物である。

部署が建設運輸局に変わっている。