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銀塩のフィルムカメラの時から使っていたEFレンズがいくつかあって、やはりどうしてもフルサイズがいいと思っていながら 5D Mark III の値段の壁に悩んでいたところ、15万円を切る値段で出てきた EOS 6D を買ってみることにしました。デジタル一眼は初めてなので、取り敢えずはという具合です。
画素数はフルサイズですが2020万画素。光源の設定(ホワイトバランス)は、AUTOにしていてもちょくちょく違ってしまうことがあります。何だか青みがかることが多く、晴天下でないとあまり上手くは行かないので、RAW画像を後から編集してます。露出でも色合いでも失敗すれば、コンパクトデジカメより画質が悪くなるのは当然ですが、ちょっと失敗しやすいような気もします。
ピクチャースタイルというのも、ポートレートや風景など選べるようになってはいるものの、撮ってみないとどういう色味になるかは分からないでしょう。
良いレンズを使って上手に撮れればデジタル一眼らしい良い画質にもなるが、上手く撮るのは何となくこのカメラだと難しいような・・・
ただ高感度撮影時の色ノイズなどは少ないようです。
5D Mark III やIVのようなわけには行きません。AFフレームが中央に集まっていてAF範囲が狭い。狭い中に細かく11点フレームがある。昔、銀塩のEOS 5を使っていた時、端のほうのAFフレームでピント合わせを行うと、なんか少しピントが合ってなかったりしたので真ん中近辺が一応無難なんでしょうけど。
ピントに関してはレンズとの相性というのがあるらしく、それぞれ個々の使用レンズに対してピントがズレてしまうのを個別に修正できるので、この機能は積極的に使ったほうが良いでしょう。修正しておけば次からはズレません。
ライブビュー撮影の時だけ選択可能な、撮像素子を利用するライブAFというのは、AF範囲は広く使えるが、これはピント合わせに時間がかかり、動きも何か不安定。角度が悪いと合焦しない。
先述のように範囲は狭いですが、ライブビュー撮影であろうと、普通のクイックAFのほうを使ったほうが良いでしょう。
マニュアルフォーカスは、背面(ライブビュー)で5倍や10倍にして確認しながら行えるので正確でした。ただレンズのピントリングがあまり良くないと、ちょっと手こずる。それから背面の液晶を使うので、電池の減りが少し気になる。
評価測光の他に部分測光、スポット測光、中央部重点平均測光があるが、スポット測光の3.5%という範囲は、もうちょっと狭いほうが実用的な気がする。
評価測光の性能は、昔のEOSよりは安定していて良くなったようで、ある程度は信頼出来そう。露出補正ももちろん必要ですが・・・。
部分測光は8%の測光範囲。測光モードの切り替えボタンが押しやすい位置にあるところが便利。個人的には中央部重点平均測光が一番無難のように思う。
センサークリーニングもちゃんとあり、機能は豊富だが覚えるのは大変。ボタンも小さなボタンが多く並んでいる。ミラーの振動は普通かな・・・というところ。ミラーアップ撮影はセルフタイマー機能の2秒か10秒かを利用するので普通2秒でしょう。ストロボはあえて付いていないが、買ったストロボやアクセサリーの独自の機能と EOS 6D が連動している。
初級者用のおまかせ撮りから、ちょっとした中級者までを対象ユーザーにしているような感じで、どうしても要らない機能というのも出てくる。フルサイズだから、初心者的なおまかせ機能はあまり必要なかったのでは、と思うが・・・
露出決定は2分の1段ステップと、3分の1段ステップを選べたり、マニュアルを隅々まで読めば、良い機能も色々あることが分かる。
重さはフルサイズならこれくらいでしょうか。メディアはSDカードのみで、CFカードは使えない。カスタム機能やマイメニューなどで自分なりに使いやすくできるようにはなっている。
しかしやはりフルサイズ一眼を気軽に使うとか、持ち歩くというのはやっぱり難がある。使い方を覚えるだけでも慣れていかないといけないし、やっぱり少し重くもなる。よほど慣れた上手な人なら分かりませんが・・・
あと後ろのサブ電子ダイヤルが、慣れもあるが人によっては使いにくいかもしれない。
期待していたのですがやはり音は低い音だった。ミラーがパコーンと跳ねる大きな音(シャッター音とは別ですが)はしないので妥協できてますが・・・。
背面液晶を使って、撮る前に出来上がり状態を確認しながら撮影するライブビュー撮影。
ライブビュー撮影時はAFフレーム連動評価測光や中央部重点平均測光などが使えないようなことがCANONのHPに書かれていたが、どの測光モードも選択はできたし、測光モードを変えると露出値も違ってくるので、撮影や測光自体は可能のようです。AFフレーム連動が出来ないという意味でしょうか。
しかし熱くなりやすいのと、バッテリー寿命が気になるところ。
それから出来上がり(実際)の写真と、色や明るさがあまり近くはないですね。
AF性能のところでも述べたとおり、ライブビュー撮影独自のAF機能もあるが、遅かったり不安定なので、普通のAFモードを選んだほうが良いでしょう。
しかしこれも後述しますが、太陽が眩しいと、背面の液晶、あまり良く見えません。背面ディスプレイの明るさ調整をよほど明るいほうに変えないと・・・
動画撮影時のシャッター速度優先AEはなく、プログラムAEかマニュアル露出のどちらかになります。動画撮影では測光モード自体選択できず、撮像素子による評価測光または、中央部重点平均測光になるようです。
1920×1080になると、秒30コマまで。1280×720のみ、秒60コマがある。4:3(640×480)の画面比もあり、こちらはファイルサイズが小さいものになります。圧縮方式は2種類あり、ファイルサイズがそれぞれ違う。編集がしやすい圧縮方式は、ファイルサイズが大きい。640×480の圧縮方式は、サイズの小さいほうのみ。
時々カメラが光源か色温度を誤認識して画面が赤み掛かったりする事もあるが、カメラの割にはそこそこの動画性能だと思います。
ただ、動く被写体を追跡してフォーカスし続ける機能はないです。
動画ファイルのサイズは4GBを超えると、撮影は続行するが、新たな別ファイルとに区切られてしまう。ファイルごとに再生ボタンを押さなければなりません。
パソコンの動画編集ソフトでそのまま順番に並べてくっつけたら、何の問題もなく単一のファイルにまとまりました(Windows Live ムービーメーカーで・・・)。
ただ、そういう面倒なことはしたくない人にとってはちょっと勝手が悪いでしょう。もちろん4GBを超えた場合の話です。
まともに動画を撮りたい人はデジカメでは撮らないでしょうけど・・・
画面のチラつきが好きじゃないので私はHD画質の60コマ毎秒を使いたがりますが、7分くらいで4GBでした。
どっちにしても、29分59秒までしか一度には撮影できない。もう一回スタートさせれば続きを撮れますが、熱の問題でしょう。最悪は自動で止まるそうです。
液晶モニターの大きさは3.0型ワイドの比率は3:2。9分割と24分割の2種類のグリッドがあり、9分割の方は対角線も、グリッドに重ねて表示させることができる。水準器を表示させることもできるので便利。
もちろんどちらも表示させないようにもできます。ただこのグリッドはライブビュー時のみのようです。
液晶の明るさは大ざっぱに7段階で簡単に調節して決められるようになっている。逆光や、昼のまぶしさや反射でよく見えない時は明るくさせると何とか見えますが・・・
色合いの調整もできるようになっているが、初期設定ではパソコンなどとは随分違った色合いになってました。
電池はLP-E6ですが、チャージャーのLC-E6が、ヘタな安い互換バッテリーだと保護回路が働いて充電できないようになっているらしい。
5D Mark III (またはMark II)付属のバッテリーチャージャーのLC-E6ならできたとしても、6D 付属のLC-E6では充電できないようになっている。純正を買うしかないでしょう。
バッテリーの持ちですが、ライブビュー撮影などやっていると消耗は速く感じるので、あまり背面の液晶を多くは使いたくないです。
色合い等の補正や基本的な編集機能は十分に揃ってます。トリミング、角度の微調整、写真の合成等も出来るが、市販の本格ソフトのような補正やレタッチなどは出来ない。
ノイズ除去はよく見ると効果は分かるが完全に消えるわけではなく、微妙に効果的。レンズの周辺光量や収差に対する補正機能もあったり、全体的には使いこなせれば、良いソフトかもしれないです。色に関しては本格的な微調整もできるが、やはり覚えないと難しい。
カメラの機種に合わせてパッチをダウンロードで適用できるようになっているが、人によっては必要のないプログラムまで適用され、アンインストールが出来ない。そこはもうちょっと考えて欲しかったですね。