電動バイク開発競争激化
ホンダとヤマハ 市場本格参入へ


電気自動車だけでなく、「電動バイク」の開発競争も熱くなってきた。ホンダとヤマハ発動機は10年にも新車種を販売し、市場に本格参入する計画だ。24日から公開される東京モーターショーでは、各社がコンセプトバイクを披露する。
 ヤマハは3車種を出展、何れも50ccの原付バイクの大きさで、家庭用電源からリチウムイオン電池に充電し、モーター走行する。
 ホンダも2機種を出展、こちらもリチウムイオン電池を積み短距離走行を念頭に置き家庭用電源で充電できる。
 スズキは水素を燃料とする燃料電池バイクを公開する。燃料電池は、水素と酸素の化学反応で電気が起きる原理を応用。二酸化炭素を排出せず、自動車でも開発が進む。時速30キロで350キロの連続走行を達成した。
 電動バイクは電池の小型化が進み、参入しやすくなった。関係者の間では1台20万円前後で販売されると予想されている。


             2009.10.14朝日新聞朝刊記事から引用する