3人乗り自転車 強度など6要件
    警察庁 

 業界、年内に試作


 警察庁は24日、子どもを前と後ろに乗せる「3人乗り」をしても安全な自転車の要件を打ち出した。
 要件は、同庁の検討委員会(座長・小川武史・青山学院大教授)がまとめ、国家公安委員会に報告した。

 要件は、次の6つのようである。
1)幼児2人を乗せた時に、十分な強度がある
2)十分なブレーキ性能がある
3)駐輪時に転倒しないよう安定性を確保する
4)幼児用座席の取りつけ部分などにゆがみやねじれが生じない
5)走行中にハンドル操作に影響の出るような振動が発生しない
6)発進・停止時などの操縦性・安定性などが確保されている

 業界団体は今年12月までに12タイプの試作車を作る予定としている。

             (2008.07.24朝日新聞夕刊記事から抜粋引用)

なお、警察庁からの公式発表内容を知りたい方は、下記のホームページから「幼児2人同乗用自転車に求められる要件について(中間報告)」をクリックして下さい。

  http://www.npa.go.jp/koutsuu/index.htm

また、即時見たい方は、下記の事前にダウンロードしてあるファイルを開いてください。

   要件(pdfファイル)
   同解説(pdfファイル)←------詳細に説明されています。


(コメント)
NHK総合テレビでは同日、試作中の1台について、製作者とのインタビューを載せながら紹介されていました。

(追記)
会員からの記事紹介によると、中日新聞(24日夕刊)では、同様な記事を載せながら、試作車の一台を紹介しており、また、警察庁からの要請の受け元として「自転車産業振興協会」の名を挙げている。