バッテリーを賢く使うには

         てくの生活入門







































まず、3か条
1、使える時間が短くなるメモリー効果に注意
2、月に1回はバッテリーを使い切って充電する
3、長期に保管する場合は50%程度の充電状態で

ノートパソコンに使われるバッテリーの種類には、ニッケルーカドミウム(ニッカド)、ニッケル水素、リチウムイオン、リチウムポリマーなどがある。
ニッカドは有害なことから現在ではほとんど使われていない。主流はリチウムイオンであり、ニッケル水素はあまり多くはありませんが、まだ使われている。
ニッカドとニッケル水素の両バッテリーには「メモリー効果」という現象がある。これはバッテリーを全部使い切らないで充電すると、充電を開始したレベルを記憶してしまうことです。例えば、フル充電で2時間使えるバッテリーを50%まで使った時点で、フル充電し、そこから使い始めると、記憶した50%のレベルに達すると実際には電力が残っているのに、バッテリーからの電力がストップしてしまうことになる。
 バッテリーを途中まで使って、そこから充電(継ぎ足し充電)を繰り返すと、バッテリーで使える時間がどんどん少なくなってくることになる。
 最近のニッケル水素バッテリーは、メモリー効果の点では、かなり改善されている。
 現在主流のリチウムイオン・バッテリーは、メモリー効果はありません。
    ( 中略 )

 ノートパソコンのバッテリーを理想的に使うには。
◎ニッケルカドミウムとニッケル水素バッテリーは、100%使い切ってから充電する。
◎リチウムイオンバッテリーを長時間使わない場合は、50%前後の充電状態で保管する。
◎パソコンを8時間以上使わない場合は、ACアダブターをコンセントから外す。
◎ACアダブターで使う場合がほとんどならバッテリーは可能なら外しておくことも。
◎1カ月に1回程度は、バッテリーだけで使い切る。

     
   2004.11.6朝日新聞朝刊記事から抜粋引用