西札幌変電所


  西野、西当別、北江別変電所と並んで道央地区、札幌市内への電力供給に重要な役割を果たしている変電所のひとつ。西野、西当別、室蘭変電所とのあいだを187kv系送電幹線で結び、66kv系送電線によって札幌西部、北部、東部に電力を供給している。

 


    西札幌変電所(札幌市北区)

     ここでは次の送電線の送受電を行っています。


      北海道電力   187kv 室蘭西幹線
               187kv 西札幌線
                66kv 手稲線
                66kv 豊平製鋼線
                66kv 新琴似線
                66kv 茨戸線
 




    写真中央の紅白鉄塔の路線が私の見た鉄塔の中では
     一番高い。
     見づらいが奥に重なっている鉄塔や左側の4回線鉄塔
     がおもちゃのようだ。

     これは上部2回線が275kv、2導体の道央北幹線。
     下部2回線は187kv、室蘭西幹線だ。


     手前の低めの2回線鉄塔は66kv、手稲線1号鉄塔。
     そのうしろの4回線鉄塔は上部が66kv、豊平製鋼線。
     下部2回線が新琴似線の共架1号鉄塔。
     一番うしろの鉄塔が道央北、室蘭西幹線共架鉄塔。
     上部道央北幹線は素通りしているようだ。
     下部室蘭西幹線は電線を受けてまず西野変電所へ。
     次の鉄塔では下部2回線は西当別変電所からの
     187kv、西札幌線を渡している。
     


     豊平製鋼線、新琴似線共架5号鉄塔。
     この鉄塔のみ環境調和型が採用されている。
     私の推測だが用地の関係だと思われる。

     下部2回線の新琴似線はこの先もう少し進んだところで
     送電線は地下へ消えている。
     その手前で66kv、琴似支線を分岐している。

     写真に無いが茨戸線は1号鉄塔で送電線を受け
     すぐに地下へ送電線を送っている。
     


  変電所めぐりを始めてまもなくの写真撮影で、使える写真があまりありませんでした。来春にでも撮りなおしに再び訪れてみたいと思っている。



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