採用実績写真集

函館市 縄文文化交流センター

 

2011年にオープンした道の駅「縄文ロマン南かやべ」があります。道の駅の隣にあるのが函館市縄文文化交流センターです。南茅部縄文遺跡群を中心に、函館市の縄文遺跡から出土した北海道初の国宝「中空土偶」を始めとした、様々な土器や石器などの遺物を数多く展示しています。1万年以上もの長い間継続した、世界にも類をみない日本特有の文化である縄文文化の土器や石器・骨角器などの多種多様な道具類、竪穴住居や貯蔵穴など縄文人のくらしぶりを展示、足形付土版や土偶といった遺物など循環と再生を信じた縄文文化の精神性、そして著保内野遺跡から出土した内部が空洞で、頭部から脚先まで全身が薄く精巧に作られた中空土偶などが展示されています。北海道の古代の文化を詳しく紹介しています。2016年第15 回公共建築賞優秀賞を受賞しました。

シリカエコブラック 20kg/1㎥使用

設計者:札幌市 (株)アトリエブンク

 

   
  宮城県立石巻工業高等学校

  当該校は昭和38年4月に新設校として開校しました。機械化2、電気化2、工業化学科2、土木科1が設置されでいます。平成11年に全学科男女募集を開始しました。平成14年には開校40周年を迎えました。平成15年から17年の3年間にわたり改築工事が施工されました。写真でも分かりますが外壁表面は全てコンクリート打放しの美しい外壁になっています。平成23年3月発生の東日本大震災において震度6強、津波は1.7m押し寄せました。生徒たちは2日後に脱出しました。弊社は震災後の8月に、建物被災状況の調査を実施しました。建物全体及び各所において、強度地震において発生する「ひび割れ」は確認されませんでした。柱型、外壁のコーナーなどに、流失物における欠損は見られましたが、シリホワイトが持つ特性、強度増強が建物防護を果たしたと考えられます。
 

シリカホワイト 20kg/1㎥仕様

設計者:東京都 大建設計

 

  栃木県 なかがわ水遊園

  平成13年7月15日に開館され、関東地方を代表する鮎が遡上する清流、那珂川と箒川の畔に在り、様々な淡水の魚類を展示している 「おもしろ魚館」の他に公園、展望台、お魚ふれあいステーション他の施設が整備されています。巨大な古代魚ピラルクーや淡水のエイなど海  水魚に負けない大きな熱帯魚が水槽の中を泳ぎまわっています。その他にも那珂川の上流域から下流域を模して展示する流域毎の淡水魚の展示 日本の各種淡水魚、熱帯海水魚、触れる水槽、日本の希少魚の展示コーナーなどもあります。

  シリカホワイトの特徴の一つでもある、「長期間にわたって透水の原因となる水酸化石灰を固定し、溶出を防ぐと同時にコンクリートの硬  化時のブリージング等による空隙を充填するため、化学的効果と物理的効果によって半永久的に水密性の高い不透水性コンクリート」を発生さ せました。これらの理由により、本建物に採用されました。平成17年に日本建築学会作品選奨を受賞しました。

   シリカホワイト 20kg/1㎥、30kg/1㎥仕様

   設計者:(株)古市徹雄都市建築研究所