●地籍調査

津和野町は平成14年から地積調査を開始。対象面積は267.3平方qで調査済みは31.77平方q、11.89%の進捗率だ。100年かかるかもというのも冗談とは言えない。

地籍調査が出来ていないと
○土地の売買や相続などをきっかけに隣人との間で境界争いが発生する場合があり、土地取引や相続に支障が生じる。
○水道、道路などのインフラを整備する公共事業において、境界確認や用地取得に多大な期間と費用を要する場合があり、その進捗に支障が生じる。
○地震、土砂崩れ、水害などの災害により土地の形状が変わってしまった場合、元の境界を正確に復元することができないため、迅速な復旧作業に支障が生じる。

私は「山村境界保全事業」(山村地域にあり、土地の境界を明確にしたいが、すぐには地籍調査を実施する状況にない山林について、将来の地籍調査に向けておおむねの境界を調査・記録する。事業費5/6を国が負担する)を地籍調査と平行して迅速に押し進める。