ねぇ マリア
月の光は寂しく
僕らの影は悲しみに揺れている
孤独という心はもろく
愛の温もりを探している
マリア
街の灯りは眩しすぎて
僕らの心を癒すことは出来ない
逃げ出すことはいつだって出来る
ただ 逃げることは負けることだと
いつも言っていた
ねぇ マリア
『寂しくなんかない』
そう言った君の瞳には涙が溢れ
僕は
『この命も 全てを君に捧げよう』
そう誓ったんだ
ねぇ マリア
都会のノイズに心が奪われ
大切な君さえ見失いそうだ
人々のざわめきが
まるで悪魔の囁きの様に
僕の心を狂わせるんだ
マリア
君を抱き締めたいよ
この胸の中で
僕のそばから離れないで
寂しさに負けてしまうから
冷たいベットの上 ひとつになって
温かい君の体を抱いていたい
ねぇ マリア
僕の想いが君を優しく包み込むのなら
二人はいつまでも一緒にいられる
冷たい風に吹かれても
激しい雨に打たれても
僕は君を離さない
悲しみを拭う為に
君のそばから離れない
いつまでも
ねぇ マリア
僕はいつまでも君に絶望せず
愛し続けることが出来るだろうか
君の欠点や嫌なところを目にしても
僕はぞれでも君を見つめていられるだろうか
マリア
この世に確かなものなんて
何ひとつないんだ
ただ 朝は必ずやってくるんだ
朝陽の眩しさに目をこすりながら
光の向こうに何があるのか
僕は知りたい
ねぇ マリア
光と闇が創り出すこの世界で
僕は君を抱き締め
君の香りを確かめながら
そっと 息を吸って
君と生きていきたい
ねぇ マリア
朝の光が待ち遠しくて
東の空をずっと眺めていたんだ
だけどこのまま
光が訪れず闇が続けば
きっと世界は変わるんだろうなって思うこともあった
マリア
生きることって
ちっとも楽なことなんかじゃないって
今頃になって解り始めたんだ
ひとつひとつ時が流れるたびに
苦しみもひとつひとつ増えていくような気がする
自分の思い通りになんて
何ひとつ上手にいったためしがないし
自分の愚かさに気付くのがいつも遅すぎて
人生には『後悔先に立たず』
っていう言葉が一番良く似合ってるって思う
好きな人に好かれようと努力しても
自分だけが特別じゃないと
ちっとも面白くなんかない
人間って愛されていないと生きていけないと思うんだ
マリア
世の中に存在するのは男と女しかいない
だから僕は
男は女に命を賭けるもんだと思うんだ
愛する君の為に
この命を賭けて生きていこう
それが僕の男としての生き方だ
ねぇ マリア
いつかきっと
誰もが笑って暮らせる日がくるのかな
強い者と弱い者
金で動く社会がある限り
やっぱりそれは無理なことだ
マリア
高く聳え立つビルの屋上から
両手を広げて飛び降りれば
嫌なことは全部忘れられる
ベットの上で安らかに眠り
二度と目覚めなければ
もう 苦しまなくてもいい
君と二人 夢の中で暮らせたなら
もう 何も悲しまなくてもいい
ねぇ マリア
君の手を握って
いつまでも二人 歩き続けることが出来るなら
二人は何処か遠く
この世の果てを彷徨うのだろうか
逃げて逃げて
辿り着いたその場所で
二人は何を見つめるのだろうか
マリア
人は欲望に溺れていく
地は痩せ
天は曇り
全て崩れていくんだ
ねぇ マリア
二人を繋ぐ絆さえ
どこかたよりなく
二人は違う星を見つめていたね
枯れた大木
ひからびた河
マリア
得るものも 捨てるものもなく
二人はただ 互いの手を
いつまでも握っていたね
ねぇ マリア
凍えそうな夜に君はいない
今はただ じっと時がたつのを待って
明日を夢見る
I Love You を聞きながら
僕もこの愛なしでは生きていけない
そう 思ったんだ
マリア
君の偽りのない愛が
僕を包むのなら
僕は真実の愛を
君に伝えよう
ねぇ マリア
二人がもっと大人になった時
君は何を見つめ
何を想うのだろうか
ねぇ マリア
誰も探している答えに
一度で辿り着けないから
何度も回り道をしながら
やっとの思いで答えを手にするんだ
だから 今までの人生を
悔やむのも仕方のないことなんだ
マリア
愛や幸せとは何かを知る為に
傷つけてきた人は沢山いるけど
その傷みと引き換えに
これからの人生の糧となる
知識を得てきたつもりだ
マリア
そして君に伝えたい
心の安らぎが
君という愛の元にあることを
この狂った世界から
僕の心を守る唯一の場であることを
本当の幸せの意味を
君と分かち合えるのなら
そこに真実が生まれてくる
ねぇ マリア
君と僕が生まれ そして出逢い
これからの人生を歩みながら
二人が一緒にいることの
喜びと悲しみを受け止め
助け合い そして
愛し合いながら生きていきたい
ねぇ マリア
もう どうにもならないんだ
この狂った歯車を
元に戻すにはどうすればいい
ねぇ 教えてくれないかい
矛盾を感じて
怒りが込み上げてくるんだ
一体誰に
誰を憎めばいいっていうんだ
一人じゃ何も出来やしない
人間なんてちっぽけなもんさ
押しつけられた体制に従うだけで
自分の言いたい事すら言えないんだから
マリア
そして皆死んでいくんだ
何もかも捨て
悲しみと苦しみだけを残して
魂は悲鳴をあげ マリア ねぇ マリア
マリア マリア 蛍光灯のノイズとTVの光 全てが僕を狂わせる
ねぇ マリア
意識が朦朧とする中
君への想いが体中を駆け巡るんだ
想い出は綺麗な色に染まり
触れ合ってきた優しさは
寂しい心に響いていく
心は正気を失っていく
心が君を求めている
体が君を求めている
目に映るもの全てが歪んで見え
信じられるものは何一つない
そう思ったんだ
ただ 君を愛するこの心だけは
信じることが出来たんだ
いつまでも変わらない
この素直で純粋な気持ちだけは
ねぇ マリア
蛍光灯の光とTVの音 スピーカーから聞こえる様々な音色はかき消され
意識は遠い暗闇に飛ばされる
強く吹く風に 叩きつけるような横殴りの雨
何かが少しずつ狂い始めている
大切にしてきた温もりが いつのまにか壊れ
冷たい世間の中に 自分は一人きりになってしまったんだ
一体何が大切で 何が幸福なのか
もう 考える心さえ傷つき 脆くなってしまった
様々な欲望が溢れ出し 今にも狂い出しそうだ
視覚 聴覚 触覚
全てが未だに未完成だ
自分は一人きりだ 愛する君は そっと心の奥底に眠ったままだ
愛は憎しみに変わる そのことを知った時から 自分は一人きりだ
何処までも深く落ちていく渦の中に放り出され
何も掴むものもなく なす術もなく呑み込まれそうだ
悩みは尽きることなく 頭の中は螺旋の階段をぐるぐる回り続けているかのようだ
希望の光は次第に薄れていき
それを追いかけるほどの力は もう僕には残っていないのかな
大切に築き上げてきたものほど
壊れていく時には こんなにも簡単に崩れていくものなのかい
やることは全て悪い方へ悪い方へ転がっていくんだ
この世の善と悪を全て呑み込んで
真実を知ることができたなら きっと 涙が止まらないね
こんなにも醜い世界に 僕はたった一人生きてきたのかって
こんなにも汚れた世界で 僕はたった一人生きていくのかって
悲しみや苦しみは癒えることなく
きっと いつまでもこの心の中で僕を苦しめるに違いない
ねぇ マリア
お願いだ 僕を一人にしてくれないか
誰もいない部屋で一人 静かに時の流れに身を沈めていたいんだ
瞳を閉じて 深い眠りの中で 終わらない夢を見ていたいんだ
孤独がきっと 僕を強くしてくれる
マリア
温もりも 優しさも 一人きりの安らぎの中に消えてしまう
一日中ぼんやりと遠くを見つめていると きっと 心が晴れてくると思うんだ
汚れた存在は 全て呼吸と共に風に吹かれていく
何もかもが消えて 新しい世界が始まる時
きっと 笑顔が生まれ そこに幸福があると思う
マリア
この世は欲望のかたまりだ
人は皆 大切な心さえなくし 偽りの世界で満足しているようだ
もう 終わりだ 解るだろ この世は狂っているんだ
空から降る雨は もう昔とは違うし
河の流れは地を削り 人の命までも削り取っていく
空の青さには もう純粋な心を映し出すほどの美しさはなくなってしまった
でも 何処かに本当の空を眺めることができる場所があるのかな
なんて ほんの少しの光を求めている僕は馬鹿なのかもしれないね
ねぇ マリア
鳥のように自由に翼を広げて 大空を飛び回ることができたなら
ここから何処へでも飛んで行けるような気がするんだ
休むことなく飛び続けて この世の果てまで行けたなら
きっと 僕はそこで翼を休め そっと瞳を閉じるだろう
そして 眩しい光に目を覚ますまで 静かに眠っていたい
真の自由と安らぎだけが待つ 僕が求めていた
僕の生きる世界の中で 本当の生きる意味を見つけて
本当の幸福を感じていたいんだ
たとえ そこが誰も知らない 誰もいない
未知の世界だとしても 僕は決して諦めない
それが 僕の見つめる真実なのだから
ねぇ マリア
ここから歩き出して 一体どれだけ歩けば 光に届くのだろうか
暗闇だ 何も見えず 何も聞こえない 愛する君さえ見えなくなりそうだ
孤独だ だけど寂しいわけじゃない
流れ行く世の中で 自分は一人きりだ
心の中で生き続ける物事の全てだけが生きる糧だ
マリア
欲望を満たせばそれで終わりだ だからこの心を満たすものなど何もないのかもしれない
安らぎも 快楽も 一瞬という時に満ち やがて消えていくんだ
探している答えなど 見つかることはないのかもしれない
先の見えない不安に怯えている それもまた人生なんだ
時が解決してくれるのかもしれない
人の心など誰にも理解できないものなんだ
あの時決意した気持ちも やがて変わっていくのかもしれない
マリア
だから 約束などできない
常に時が流れていくように 人の心も流れているんだ
永遠など先の見えない言葉だ 何も確かなものなどない
明日は明日の風が吹く ただそれだけのことなんだ
今という時を精一杯生きればそれでいいんだ
昨日も明日もない 昨日の想い出も 明日の希望もない
ただ 流れていく時の上を生きていくだけなんだ
マリア
だから 何も夢見るものなどない
ただ やりたいことをいつまでもやっていたいだけなんだ
信じるものはただひとつ 自分だけだ
忘れてしまいたいことは沢山あるような気がする
嫌なことは全て忘れてしまいたい
何もかも忘れて 新しい光に身を委ねてみたいんだ
そっと瞳を閉じて 心の全てを浄化させてしまいたい
ねぇ マリア
この心に終わりなどない この命が流れている限り
光と闇が繰り返されるこの世界の何処かに
全ての汚れを忘れさせてくれる場所があるのだろうか
全ての流れが止まった時 きっと 本当の幸福を迎えるに違いない
僕が昔から見てきた風景や物事が全て鮮やかに映し出されるキャンパスに
僕は心奪われながら 満たされることの幸福を感じながら
永遠という時の中で次の始まりを待っている
終わりがあれば 始まりがある ただ それだけのことなんだ
始まりがあれば 終わりがある ただ それだけのことなんだ
ねぇ マリア
ここからどれだけ歩けば明日に辿り着くのかな
もう何処へも行かないと約束しておくれ
こんな僕を見捨てないで いつまでも一緒にいてくれるだろ
ねぇ聞こえるかい
愛しいマリア
僕はもう何処へも行かないから
そっと手を伸ばしてごらん
優しさに触れることが出来たなら
それはきっと永遠に変わることのない愛の証だろう
ピアノを弾く姿は まるで羽根を失った天使のように寂しさを纏っている
マリア
君の奏でる哀しみの旋律が僕の心を包んでくれる
空の色や街の風景は哀しみに満ちているけど
この部屋の明かりをひとつ灯してごらん
街の慌しさや人々の叫び声が聞こえてくるだろう
だけどここにはひとつ ぼんやり照らし出された愛の絆がある
マリアと僕とで育み続けてきたこの愛
奴らに負けてたまるか
僕達はずっと戦わなくちゃいけないんだ
手を取り合って勝ち進まなくちゃいけないんだ
ねぇ マリア
こうして朝まで二人 ひとつのベットで身を寄せ合っていようか
泣きたいのなら泣けばいい 僕はいつまでもマリアのそばから離れないから
ねぇ マリア
接吻を交わそう この世の無情を全て脱ぎ捨てて 言葉にならない想いを伝え合うんだ
そして朝陽が昇り始めたら旅に出よう 二人が求めていた夢の彼方へ
このままずっと二人のままで 誰も知らない旅路を行くんだ
永遠の愛を手に入れる為に・・・
ねぇ マリア
何処かで何かが狂ってしまった 心の隙間に罪を犯してしまったんだ
ごめんよマリア 僕が君の為に涙を流そう
そして 償いきれない心の罪を全て洗い流すためにも ずっと二人でいよう
子供の頃見ていた夢は まったくの幻だったと笑い飛ばしてしまおうか
マリア
誰だって子供の頃は無邪気な心を抱いているんだ
だけど 大人になっていくにつれ
この世の汚れた存在を知っていくと輝いていた瞳も濁ってしまう
さぁマリア 涙を拭いてまた二人で歩き始めるんだ
二度と戻ることは出来ないけれど
夕陽の向こうには きっと今よりも美しい光が僕達二人を包み込んでくれるだろう
さぁここへおいで 愛しいマリア
ねぇ マリア
僕達が信じていかなくちゃいけないことって一体なんだろう
こうして二人が一緒にいられるのは 信じ合っていることの証なんだろうか
僕は君がいなくなったら 信じるものを失ってしまうのだろうか
生きるこっとって結局は誰もが味わう苦しみなんだろうか
さぁマリア 僕と二人で逃げよう この逃れることの出来ない苦しみから
きっと僕達だったら大丈夫
いつか君が言っていた「死んでからも一緒にいようね」って それが本当だったらいいね
さぁマリア 抱き締め合おう
そして 終わりのない旅に羽ばたいて行こう
ねぇ マリア
今までの温もりが音もなく消えていくよ
永遠に閉ざされた愛の雫が 白いシーツに染み込んでいくよ
聞こえるかいマリア 時の流れが
見えるかいマリア 僕の姿が
もう言葉はいらない 今まで見つめてきた真実が二人のもとに降り注いでいるから
ねぇ マリア
この世に存在する形あるものの全てはArtなのに
形あるものは壊れ 失っていく 僕の前から消えていくんだ
マリア
この心を満たすものなど 在りはしないのかもしれない
何かを成し遂げた時の満足感も 富も 快楽も 全てはほんの一瞬
心の隙間を埋めるにすぎないんだ
マリア
僕が今まで生きてきた人生は
何の意味もない 全ては間違いだったのかもしれない
今日という一日が こんなにも無意味だなんて こんなにも空しいなんて
明日もまた生きていくことが こんなにも厳しいことだなんて
ねぇ マリア
この世がこんなにも狂っているから こんなにも汚れているから
僕の心はずたずたに引き裂かれ
もう 立ち直ることすら出来ないのかもしれない
愛しい人のそばで得る安らぎも 仲間との笑い声も
僕には何一つ解り合えるものはないのかもしれない
『誰かに優しく出来るほど 本当は強くないのに』
ねぇ マリア
早くここへ来て 僕を優しく抱き締めておくれ
君ならきっと 僕を救ってくれる
ねぇ マリア
もう 僕は駄目かもしれない
死んでしまえば 何もかも忘れて 嫌な事も 辛い事も 悲しい事も
全て消えてしまうのだろうか 傷みも 空しさも
マリア
真の自由と安らぎが その向こうにあるのなら
僕はその世界に行きたい
マリア
君は僕の心の中までも 全てを理解できるのだろうか
この生と死の狭間を垣間見るようなことまでもを
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