パワーパイプオリジナルS-85レーサー
2011年7月、出来たばかりのS-85レーサーを筑波サーキットに持ち込みました。
CR85のエンジンをパワーパイプオリジナルフレームに載せたマシンで、
前後サスペンションはRS125の古いタイプを流用しています。
サスペンションが古いのは、マシンオーナーの黒米(クロゴメ)さんが今まで乗っていた
S-8のスペアパーツから製作したためで、コストを抑えるには良い方法だと思います。
エンジンも中古品です。正立フォークはスタンダードのまま。
リヤサスペンションは特製のリンクを介してフレームに取付てあります。
燃料タンクのカバー、カウルを取りつけ、走行準備は整いました。
タワーの青信号と共にコースイン。出来たばかりのマシンだけに初期トラブルが心配です。
始めは慎重に周回。
特に問題が無いので、少しペースアップ。
最終コーナーでフロントの荷重が不足気味。
やや動きすぎたリヤサスペンションを締めこんで、コースへ復帰。
一回目の走行が終了。エンジンの燃焼状態をチェック。
かなり濃い目のセットだったため、メインジェットを絞ることに。
2回目の走行はエンジン、車体共に調子が良い。
今までのマシンよりも動き全体が速く、バンクがスムースに行なえます。
この走行はマシンに慣れるのが最優先。ピットインせずに走りこむ。
この日、初走行は無事に終了。ポテンシャルは高そうです。次回の走行が楽しみです。