2011年MCFAJロードレース第一戦 6月5日 S80

2011年6月4日
MCFAJのレースを明日に控えてパワーパイプの面々がフジに集まってきました。
今回の注目はゼッケン17番。YZ85エンジンをオリジナルフレームに搭載した12インチマシン。
ライダーは馬場隆。
今年の初めころからテストし、最近調子が上向き傾向。初めてのフジながら、期待が持てそうです。


練習走行が始まり、#62の藤巻、#26内藤がコースイン。


藤巻、馬場が相次いでピットイン、慌ただしくセッティングを変更。
今日は30分の走行1回しかないので、走り込みよりもセッティング優先のスポーツ走行です。


TZ125のフレームにYZ85エンジンの内藤は走りこみに集中。
久しぶりに駆るレーサーとコースに慣れるのが目的です。


レース当日の朝はミーティングから始まります。
今回からミーティングで出欠をチェックされるので全員強制参加です。


昨日まで黒のカウルだった藤巻のマシンがよそ行き仕様に衣替え。予選に向かいます。


出走を待つ#17馬場と#26内藤。#17の12インチホイールがひときわ小さく写ります。


予選中、馬場と内藤は前後しながらの走行。
コーナーは前日の走りこみが効いた内藤が速く、ストレートは馬場がリードする展開。


藤巻はマシンが走らず、レースまでに仕様変更をすることに。


レーススタートして1周目、ほとんど最後尾からスタートした藤巻が同じ2&4クラス1位を
走る#21内山に並びかけたところで原因不明のエンジンストール。大きく順位を下げてしまう。


直後に馬場がピットイン。2周目の1コーナーで転倒しかかった前車がライダーを振り落として
コースを横断、馬場の12インチにぶつかってしまう。


馬場は転倒こそ免れたものの、腕を強打。マシンはフェンダーが吹き飛び、
カウルが裂けています。マシンは予選時よりもさらにセットが決まっていて、
ストレートスピードは178km/hを超えていただけに残念です。夢の優勝はおあずけ。


内藤は#25矢萩さんとのバトルを展開。最後は抜かれてクラス4位入賞。パワーパイプでの最上位。


オーバーハーフクラスの石川さんは2分19秒台で渋く走って、初戦を制しました。