藤巻光のMCFAJフジ

2010年9月4日 石川さんがチャンピオン目指してフジに来ていた時、
すぐ脇にいたのが#35の藤巻光(フジマキヒカル)です。
仮のゼッケン#1を付けた黒米(クロゴメ)さんと走行準備に励みます。


翌5日のMCFAJ2&4クラブマントロフィーに参加するために持ち込んだマシン
はパワーパイプオリジナルフレームとCR85エンジンの組み合わせ。
フレームは剛性が高く、高速コーナーでの安定感、S字の早い切り替しなど、
シャープな乗り味です。と、宣伝しちゃいました。


レース前日の練習走行。あわてて撮ったのでピンボケになってしまいました。
マシンは好調の様子。前回のレースでは2位だった藤巻。今回は狙ってます。


4戦のシリーズ戦の内、初戦筑波はマシントラブルでリタイヤ。
2戦目フジは2位。今回3戦目の結果次第ではチャンピオンの可能性があります。


走行終了後のマシンチェック。ピストンを観たり、キャブセットを変えたり、
タイヤ交換・・・ずっとマシンをいじっている藤巻。レースに対する気合ですかね。


翌レース日の予選前、ラジエターの水漏れ発見。
修理している時間が無いので、今日使わないマシンから借りることに。


バタバタしているおかげで、予選のスタートは最後尾。隣はマイペースの石川さん。
クラスは違いますが、混走なので様々なマシンが走ります。


10分間の予選で4周を走り、タイムは2分11秒8。2&4クラス1位でした。


予選タイムで2位とは1秒以上の差があるにもかかわず、マシンチェックに余念の無い藤巻。
シリンダーヘッドを外してピストンの焼け具合を見ると、まだ絞れそう。
しかし、焼きつくのは怖いし、悩むところ。


総数41台のレーススタート。
125ccのレーサーとも混走のため、85ccクラス1位の藤巻は総合13番手からのスタート。
200キロを超える125に対し、85は170〜180キロ。ラップタイムで約10秒離れます。


スタートをうまく決めた藤巻の隣り、#19内山は予選2位のライバル対決。


1周目終了。藤巻は2位以下を引き離して帰ってきました。


こちらは2位争い。最終ラップまで続いた接戦なので、藤巻を見ているよりある意味面白い。
#19内山は現在シリーズランキングトップなので、このまま#77小寺が押さえきると
ランキングを追いかける藤巻には有利になるのだが、最終ラップに内山が前に出る。


藤巻は2位以下に大差をつけてゴール。
2分8秒台の立派なタイムもマークしてくれました。
パワーパイプのフレームの優秀さのアピールになったと思っています。感謝。


奥さんとご子息のお出迎えに、なぜか仮面ライダーが。


シリーズチャンプの可能性が今回の優勝で出てきました。最終戦の筑波に期待です。


藤巻光のマシンです。フレーム、スイングアームはパワーパイプオリジナル。
ホイール、前後サスペンションはRS125用を流用。
この構成のマシンの値段は、およそ70万円くらいになります。
興味のある方は、お問い合わせください。
一緒にレース活動を楽しんでいただければ嬉しいです。






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