YAMAHA YZ85始めました。
パワーパイプで力を入れてるレースにS−85があります。
85cc以下のエンジンを使う限り、改造無制限のレースです。
参加車両はモトクロッサーのエンジンにロードレーサーの車体を組み合わせています。
エンジンの主流はホンダCR85ですが、マシンオーナーの馬場さんと共に、あえて
YZを選びました。
2005年8月の姿です。車体はホンダRS125の旧型でNFというタイプです。
YZのエンジンはシリンダーのポート加工とシリンダーヘッドの圧縮比アップが主な
変更点で、オリジナルのパワーパイプチャンバーを装備しています。チャンバーの
諸元は当初CRと同じでスタートしたのですが、YZのエンジン特性に合わせた
モディファイをしています。
NFのフレームに積みこむため、クランクケースのキックシャフト部を切断加工しています。
ウオーターポンプカバーを加工し、ラジエターからの配管をスムーズにしています。
キャブレターはケーヒンPWK35を使用。CRではPWK29が多いのですが、
現状YZの場合はPWK35がベストだと判断しました。
ライダーの馬場隆は、このマシンの持ち主です。7月30日のレースではエンジン不調
で振るわなかったのですが、好調時にはCRをしのぐスピードを見せてくれます。