被写体

男受講生作品

中級者クラス男性

緒方滝2.jpg

□被写体と撮影対象


□どの被写体を撮るのか

被写体とは、自分が写真を撮る対象物のことです。目に見えているすべてのものが被写体になり得ます。さてその中で、何を撮れば良いのでしょうか?

自分が好きなものや、関心や興味があるものを撮ることが一番です。美しい花の写真は、多くの人たちが撮っている被写体です。
花でも「桜」「梅」「バラ」「あじさい」「ひまわり」「コスモス」など季節に応じた花を撮っている人たちもいます。

他には、風景、人物、スナップ、鳥や動物、乗り物、祭り、料理、神社・仏閣、景勝地などさまざまあります。
被写体も自分に合ったものを選んで取った方が良いでしょう。自分の飼っているペットの犬やネコも最適です。

家族や子どもの写真も良いですね。いろいろと撮りながら最適な被写体を見つけ出すこともあります。


□撮影対象

例えば、美しいものを撮りたい、古いものを撮りたい、伝統や文化を撮りたい、人の笑顔を撮りたい、雄大な大地を撮りたい、海外の宗教的なもの撮りたいなど具体的な被写体ではなく、少し抽象的な撮影対象物を撮ることもあります。

被写体そのものではなく、被写体を取り巻く背景などが撮影対象になります。
日本の歴史や伝統・文化、民族・宗教・風俗、文明や地理などに関心や興味のある方に適しています。
この領域はなかなか難しいですが、ぜひとも挑戦してください。



□被写体選びが重要

写真は撮る被写体次第でもあります。誰がとっても絵になる被写体は、誰がとっても絵になるはずです。やはり、写真の出来の良し悪しを決める最大の要因は、被写体にあります。

極端な言い方をすると、誰もが撮る被写体よりも、誰も撮らない被写体を選んだ方がその時点で希少価値があり、インパクトもあることになります。
自分らしい個性のあるものを被写体に選んでください。

逆にあまり誰も撮らないものや見落としがちなものは面白いかもしれません。
被写体は無数にあります。
自分らしい撮影被写体を見つけ出してください。



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