パソコン自動点訳システム

お点ちゃん Ver.4.1
for Windows XP,Vista,7,8,10

(日本点字表記法2001年版準拠)


お点ちゃん」は、漢字仮名交じり文の入ったテキストファイルを入力し、これを変換して分かち書きの仮名テキストファイルと、点字プリンタ用のBSEファイルまたはBESファイルを出力するソフトウェアです。

 

下に示したのは、画面のサンプルです。

サンプル画面

 お点ちゃんは、USBメモリーに格納して提供いたします。ダウンロードやインストール作業が不要。パソコンに差し込んで、お点ちゃんをすぐに使えます。Windows XP,Vista,7,8,10の範囲でグレードアップした場合でも、そのまま使えます。また、パソコンを買い替えた場合でも、USBメモリーを新しいパソコンに差し替えるだけです。

メニュー
お点ちゃんのご購入は、こちらからお申込み下さい。価格は1個¥1,700(税別・送料別)です。Windows XP,Vista,7,8,10で動作します。
メール・ボタン お点ちゃんに関する御意見、御要望、御質問などは、こちらへお願いいたします。
お点会ボタン 「お点ちゃんユーザー会」(略称:お点会)の詳しい説明と入会申し込みです。
点訳待ちボタン 「お点ちゃんユーザー会」の会員のかたは、点訳または校正する作品をこちらから選んで下さい。
点字データ・ボタン 「お点ちゃんユーザー会」が点訳したデータ(文学作品など)がBES形式でダウンロードできます。

お点ちゃんで点訳ミスを修正する方法

 お点ちゃんを使って点訳を始めるときには、「一括点訳」と「逐次点訳」のどちらかを選択できます。

 一括点訳は、原文ファイルの全体を一気に点訳してしまうものです。点訳ミスについては、あとから修正することになります。一方、逐次点訳は、原文ファイルの1段落を処理するごとに、点訳ミスを修正しながら進めていきます。

 いずれにしても人手による修正が必要なのですが、逐次点訳のほうが修正が簡単です。それは、点訳ミスの箇所をマウスでクリックすると、修正候補の一覧が表示されるので、その中から正しいものをクリックすれば修正が済んでしまうからです。

 それでは、逐次点訳による修正操作の具体例を示しましょう。「会社にはいった」という段落を点訳したら、次のようになりました。

修正例1

 「会社に入った」の意味で点訳されており、通常はこれで問題ないのですが、前後の文脈から「会社には行った」と解釈される場合には文節の切り違いとなり、修正が必要になります。

 このようなときは、ミスの先頭の文節の上をクリックします。今の例では「かいしゃに」の5文字のいずれかの上をクリックします。すると次のようになります。

修正例2

 上のように、文節候補一覧のエリアに修正候補が表示されます。2行目に正しい文節の「かいしゃにわ」がありますので、その上をクリックします。すると、下図のようになります。

修正例3

 このように、マウスで2回クリックするだけで修正ができます。キーボードから文字入力をする必要がありません。もちろん、分かち書きの修正が終わった瞬間に六点表記も自動的に修正されます。

「高精度モード」と「高速モード」について

 お点ちゃんのVersion3.32から、高精度モードと高速モードのいずれかが選べるようになりました。上図で赤い線で囲んだところに「高精度」と表示されています。

 高精度モードは、処理スピードを犠牲にしても点訳精度を上げるモードです。人名や複合語などが、より適切に点訳されます。

 高速モードでは、高精度モードの2倍以上のスピードで点訳が行なわれます。その代わり、点訳ミスが多くなります。

 「高精度」または「高速」が表示されているところの上をクリックすると、いつでもモードを切り替えることができます。


点字の参考書について

 皆さんは、どのように点字の勉強をされているでしょうか? 点訳サークルに入って先輩や友達に教えてもらう方法、通信教育で学ぶ方法、あるいは独学で勉強する方法など、色々なケースがあると思いますが、いずれの場合でもぜひ手元においておきたい、点訳の「三種の神器」とも言える参考書があります。

(1)「日本点字表記法」2001年版   ¥1296
   編集・発行:日本点字委員会

(2)「点訳のてびき」第3版   ¥1080
   編集・発行:全国視覚障害者情報提供施設協会

(3)「点字表記辞典」第6版   ¥3780
   編集・発行:視覚障害者支援総合センター   発売:(株)博文館新社

(1)は、日本の点字の総元締めである日本点字委員会が編集した、最も権威ある基準書です。ちょっと取っ付きにくいのが難点ですが、一応持っておくべきです。

(2)は、点訳の方法を平易に解説したもので、入門には最適かと思います。

(3)は、実際に点訳作業をするときに、最も頻繁に参照する本です。点訳するときに疑問を持ちそうな語句が約1万5000語、五十音順に並べられています。お点ちゃんは多少の点訳ミスを犯します。そのミスをチェックするのに便利な辞典です。

 いずれの本も、一般の書店には置いていない可能性が高いので、直接発売元に問い合わせるのが良さそうです。