会報・ぶな

2008年

11月号  No・356

みちのく紅葉山旅

白神のブナ林の黄葉
八甲田山のナナカマドの紅葉
見事でした。

岩木山の勇姿です。
 


自然の彩り

小津権現山にて
撮影:武藤
巻頭言
 初めての白山は、一面のお花畑、可憐な草花にとても感動しました。エコーラインから見る南竜ヶ馬場のメルヘンチックな景色、真っ黒な夜空に数え切れない星。印象の深い山になりました。
 二度目は、平瀬道の予定が林道通行止めで、急遽スーパー林道を通り別当出会からの登山、甚之助避難小屋を過ぎる頃から雨、そして霙、室堂に着く頃には雪。翌朝、一面の銀世界。とても素晴らしい景色でした。
 三度目は、平瀬道。お天気に恵まれ、ブナ林、ダケカンバの緑、ナナカマド、草紅葉の紅葉。大自然の美しさを目にして、又、山に行きたいと思うようになります。
 都会の人工的な美しさ、便利さよりも、人間の足で歩き、大自然の美しさに、触れる幸せをかみしめています。
                E.A
                                                 
目  次
  表 紙

  表紙のことば

  巻頭言                                          

  目 次

   例会山行案内               
    11/03日(月)       繖(きぬがさ)山〜猪子山
    11/09日(日)       湖北・乙高山〜鶏足寺
    11/15〜16日(土〜日) 奥美濃・蕪山〜舟伏山
    11/29日(土)       須川峠〜植谷峠〜植谷
    12/06日(土)       ホッケ山〜ホッケ谷〜蓬莱駅

   例会山行報告
    10/05日(日)       高島トレイル(抜土〜大谷山〜寒風峠)
    10/18〜19日(土〜日) 法恩寺山〜経ヶ岳           

   第9回「比良山系の飲み水調査」実施報告

   雪稜会の集い報告(バーベキューパーティー)

   自己紹介

   第9回運営委員会報告

   リーダー部便り

   11月予定表
〈例会山行案内〉
---電車シリーズ---
平成20年11月3日(祝) 
 ― 繖(きぬがさ)山〜猪子山 ―
 湖東の近江商人発祥の地、五箇荘から近江源氏の一族佐々木六角氏の居城観音寺城跡を経て、絶妙景観の縦走路を繖山から猪子山と歩き、能登川へ出るコースです。
 最高標高が432mの低山をのんびり歩きましょう。
             歩行時間;4時間半(うち1時間は平地歩き)
〔コース概略〕
(JR線) 安曇川(7:38)=和邇(8:02)=小野(8:05)=堅田(8:08)=山科(8:29-36)=近江八幡(9:05)

(近江鉄道) 近江八幡(9:16)=八日市(9:34)=五箇荘(10:00)
 五箇荘(10:00)〜弘誓寺(10:30)〜結神社(10:45)〜観音正寺(11:30)〜観音寺城跡(11:40)〜繖山(12:00-30)〜地獄越鞍部(13:00)〜明神社(13:20)〜猪子山北向岩屋十一面観音(13:45)〜能登川駅(14:30)

(JR線) 能登川(15:05)=山科(15:38-47)=堅田(16:10)=小野(16:13)=和邇(16:16)=安曇川(16:27)
 
〔集合〕;上記湖西線電車に乗り、車中又は山科駅で会いましょう。
〔装備〕;通常日帰り装備
〔申込〕;秋本
〔締切〕;10月30日(木)
原則雨天中止。中止判断は前日参加者に連絡します。
《予告例会案内》
11月9(日) 
湖北・己高山〜鶏足寺(紅葉山行)
   いずれも紅葉の名所でたおやかな山です。
〔ルート概略〕
  R161号=木之本=己高閣側駐車場〜六地蔵〜馬止め岩〜鶏足寺跡〜己高山山頂
       〜鶏足寺〜駐車場 (難度:初級  歩行時間約5時間)  
〔留意事項〕
・帰路、入浴します。 荒天の中止。
 交通:車
 集合:11月9日(日) 事務所前 午前7時30分
装備等:日帰り装備、入浴用具・着替え
担当:T・N
申込先:T・N
《予告例会案内》
11月15(土)、16(日) 
奥美濃・蕪山〜舟伏山(紅葉1泊山行)
 奥美濃の山は自然林が多く、紅葉がみごとです。蕪山は樹齢500年の株杉の群生もみられます。錦秋の下での山歩を楽しみましょう。

〔ルート概略〕
 11月15(土)事務所=彦根IC〜美濃IC(名神・中央経由)=岐阜板取・21世紀の森バス停〜尾根道登り口〜ナメ滝〜奥牧谷分岐〜蕪山山頂〜963mピーク〜尾根道登り口=板取温泉入浴=白岩私設小屋泊

 11月16(日)白岩小屋=車で移動=あいの森駐車場〜桜峠・石仏〜みのわ台〜舟伏山頂〜小舟伏山〜阿弥陀如来〜あいの森駐車場=武芸川温泉入浴=美濃IC
(難度:いずれも初級 歩行時間約5時間)  

〔留意事項〕
・宿泊人数に限りがありますので、申込順に10名位までとさせて頂きます。

 集合:11月15日(土) 事務所 午前7時
装備等:日帰りセット、入浴用具・着替え
※ 私設小屋のため、シュラフ・マット等持参願います。
担当:T・N、K・M
申込先:T・N
<例会山行案内> 
ぶらり比良探訪Vol.21
11月29日(土) (雨天荒天中止)
須川峠(ボボフダ峠)〜植谷峠〜植谷
植谷峠は蛇谷が峰から南西に伸びる尾根上にある峠で、昔は高島町畑から朽木村
大野を結ぶ峠越えの道だったのでしょう。
1994年発行の昭文社の地図「比良山系」には、破線(難路)の登山道が記載されてま
すが、最近の登山地図には道はありません。「植谷峠」の表示だけ記載されています。歩く人がなく、踏み跡も消えているかも知れません。
今回、須川峠側からこの古道に挑戦して(探しながら辿って)みたいと思います。
ルートが判らなければ、引き返します
コース
事務所=高島市畑=朽木大野(配車)=畑 〜須川峠〜植谷峠〜植谷〜大野
=畑(車回収)==事務所             

装備:昭文社 山と高原地図「比良山系」・25000分の1地形図(北小松)
雨具・磁石・ライト等通常の日帰り装備
集合:事務所 7時30分             
交通:車  (車が複数台必要なので、出せる方よろしく)
担当・申込:T.N                   締切:11/26(水)  
<例会山行案内>
 ぶらり比良探訪Vol.22
12月6日(土) (雨天荒天中止)
ホッケ山手前(取付)〜ホッケ谷(尾根?)コース
 権現山から小女郎峠へ向う縦走路を進み、ホッケ山の登りにかかる90度左折するところから、右の林の中に入ってびわ湖側に下るルートを歩きたいと思います。
 ホッケ谷コースと言われているようです。地図に道はなく、私も歩いたことはありませんが、入口にはテープが付けてあり、歩く人があるようです。以前から気になっていたところです。

コース:
 事務所=蓬莱駅又は湖西道路付近に配車=権現山栗原登山口(又は無線中継所)〜霊仙山〜権現山 〜ホッケ谷コース入口〜湖西道路付近又は蓬莱駅=栗原登山口(車回収)=事務所             
装備:昭文社 山と高原地図「比良山系」・25000分の1地形図(比良山)
雨具・磁石・ライト等通常の日帰り装備
集合:事務所 7時30分             
交通:車  (車が複数台必要なので、出せる方よろしく)
担当・申込:T.N   締切:12/3(水)
<自己紹介>
 10月に入会しましたT・Fと申します。よろしくお願いいたします。入会前の9月に、例会二回(霊仙山と白山)に一般参加で、会員の方の個人山行(甲斐駒ヶ岳・仙丈ヶ岳)にも厚かましくも同行させていただきました。いずれも愉しい山行でした。ありがとうございました。

 出身地は大阪で、高校時代に親友と一緒に、六甲や御在所へ出かけて「沢」と「岩」で遊んでおりましたが、大学入学後、別の趣味を持って「山」とは離れてしまいました。働き出しても、生来の好奇心の強さからか、いろんな趣味に手を染め、京都で所帯を持った後も、自営の仕事は程々にして、積極的に遊び呆けておりました。
 平成3年にローズタウンに居を構えてからも、子供とともに、夏は琵琶湖へ、冬は近傍のスキー場や信州・上越まで家族で出かけて、春スキーやスノーボードを愉しんでおりました。
子供が大きくなると、なかなか家族揃っての都合がつかず、恒例だった春スキーにも出かけなくなってしまいましたが、最近になって、私自身の山への想いが募ってきて、縁あって「比良雪稜会」へ入会させて頂くことになりました。

 9月の三度の山行では、学ばせて頂いた事も多く、何よりも自分自身の日常生活の「再起動」ができたように感じています。また、9月からの山行記録や初心者の雑感等を、いつまで続けられるかわかりませんが、ブログに書き記しておりますので、ご覧いただければ幸いです。http://k28823.jugem.jp/
 今後も、時間の許す限り、積極的に山行に参加しようと思っておりますので、何卒、よろしくお願いいたします。

“四季山遊 遊びをせんとや 生まれけむ”
                                             記:T・F