2007年 11月号 No・344 虎鶫(トラツグミ) 全長29.5cm程でキジバトより小さい。 からだ全体の虎の斑模様からこの名が ついた。全国のよく茂った林で繁殖し、 秋冬には北の地方のものは暖地へ 奥山のものは低地へ移動する。 「岳人」より |
紅葉 熊川宿にて |
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目 次 | ||
表 紙 巻頭言 目 次 例会山行案内 (1)11/03 左左里峠〜小野村割岳 (2)11/04 ぶらり比良「サンマイ谷〜武奈ヶ岳」 (3)11/11 奥美濃:舟伏山 (4)11/23〜24 雪の立山 (5)12/01 ぶらり比良「朽木栃生〜コメカイ道」 (6)12/08 忘年山行「三上山〜北尾根」 &忘年会 例会山行報告 (1)09/30 「天増川〜三重嶽〜大日岳」 (2)10/10 第8回比良山系・飲み水調査 (3)10/17 野点山行の下見調査「三十三間山」 (4)10/20 岩稜登下降訓練 (5)10/21 臨時例会・登山道調査山行「日本コバ」 リーダー部便り 運営委員会報告 11月予定表 |
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巻頭言 | ||
お天気は最悪。行きから帰りまでずーと雨雨雨。 一日目涸沢泊まり。翌朝、ザイティングラート経由で奥穂高をめざすのが安全だが、北穂沢を行きたいと云う私自身の希望があり、北穂まわりで奥穂をめざす事にした。 途中まではどんよりと雲が垂れ込めていたが、雨は止んでいた。北穂高岳直前で土砂降りの雨になった。北穂から奥穂への縦走には涸沢岳を越さねばならない。 今回のコース中最難関である。手がかり足がかりは充分とはいえ雨で滑るし、注意を要する。また高度感があり、怖いところだが今回はガスで下が見えず幸い。三日目は吊尾根経由で前穂に登り、岳沢へ下山のコース。奥穂の頂上は超満員。 吊尾根も先行パーティーが大人数で難場で渋滞し、岩壁の細いところにつかまっての待ち時間で身体は冷え切るし、前にも進めず後ろへも下がれず最悪の状況となった。 しかもその先行パーティーと云うのがどうも韓国人らしく言葉も通じず、パス申し入れも出来ず、仕方なく順番待ちしたが、遭難一歩手前だった。(実際先行の他パーティーで滑落事故があり死者が出た模様== 中高年の女性) やっとのことで上高地に下山し、ビールで乾杯した時、リーダーとしてメンバーを危険な状態に陥らせた責任でみんなに申し訳なく、一方で無事下山出来たことでホッとし、涙がでた。 これは4年前の夏、私がリーダーで「穂高に行きたい」と云うだけのほとんど初心者の5人を連れて北穂―奥穂―前穂を縦走した時の感想文です。 結果的に予定通り無事に下山出来ただけで、完全な失敗山行でした。 その後、この時のメンバーとは山どころか交際そのものが途切れてしまいました。パーティーを組んで登山をする時は皆んなの「喜び」を得る事がリーダーとしての「喜び」につながると云う事を知りました。 今夏、晴天の下で雪稜会の精鋭たちと北穂〜涸沢岳を行き、感慨ひとしおでした。 K・A |
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<例会山行案内> 深山シリーズ 佐々里峠〜小野村割岳(931,7m) |
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風雪に耐え、大地に根を張りどっしりと立っている巨樹たちとの感動的な出会いをあなたに! 〔コース概略〕 事務所=(R367)=梅ノ木=(県道・朽木線)=川合=久多峠=(京都府道)=能見口=広河原下之町=(ワサ谷林道上流へ・車デポ)=広河原=佐々里峠(車デポ)〜(左京区と美山町堺尾根)〜赤崎中尾根分岐〜小野村割岳(931,7m)〜(下山・ワサ谷へ)〜ワサ谷林道歩き〜(車デポ地)=佐々里峠へ車回収=往路=事務所 ※車デポ地間の距離があり2台以上の車が必要なので、参加者の車提供をお願いします。尚当コースはSLが踏破経験しておられます。(歩行時間・林道歩き含め6時間位)。読図の学習にも好適です。 〔日時〕:11月3日(土) 日帰り 〔集合〕:事務所 7:00 〔装備〕:日常日帰り登山装備、地形図25000分の1(久多・中)昭文社(京都北山) 〔担当〕:C・L:H・S、S・L:Y・Y 〔申し込み〕:H・S、Y・Y 〔締め切り〕:11月1日(木)21:00 ※小雨決行します。中止の時は前日参加者に連絡します。 |
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<臨時例会山行案内> ぶらり比良探訪P 11月4日(日) (雨天荒天中止) サンマイ谷〜ワサビ峠〜武奈ヶ岳〜細川尾根 静かな秋の比良をたっぷり楽しみませんか! |
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梅ノ木からサンマイ谷に沿ってのワサビ峠へのルートは、昔はよく歩かれた峠道と思われ、古い地図には登山道表示もありましたが、最近の地図では消えています。判り難いところもあるようですが、この古道を辿ります。 細川尾根も最近の地図には登山道表示はありませんが、歩く人は結構あるようで、ほぼ道になっています。昨年10月のぶらり比良で上りに歩いており、今回はこのルートを下ってみたいと思います。 コース 事務所=葛川梅ノ木〜(サンマイ谷) 〜ワサビ峠〜武奈ヶ岳〜(細川尾根)〜細川==事務所 歩 (推)6時間 装 備:昭文社 山と高原地図「比良山系」・25000分の1地形図(北小松)、雨具・磁石・ライト等通常の日帰り装備 集 合:事務所 7時30分 交 通:車 担 当・申込:西村高 tel&fax 077-594-0454 又はメール 締 切:11/2(金) |
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〈例会山行案内〉 11月11日(日) (雨天荒天中止) 奥美濃 舟伏山 (ふな ぶせ やま) 1040m |
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舟を伏せたような山容から舟伏山と名づけられたもの。山頂からは正面に能郷白山、そして伊勢湾からアルプスの山々までの大展望。 中腹の雑木林は鮮やかな紅葉が楽しめる。根尾の薄墨桜の近くです。 コース: 岐阜県美山町神崎=(林道)=あいの森駐車場〜桜峠〜みのわ平〜舟伏山〜あいの森駐車場 (周回コース) 歩行:約4時間 ※ 一般向き 危険箇所なし アクセス:名神・東海北陸道を利用。 東海北陸道関ICから36km 装備:雨具・磁石・ライト等通常の日帰り装備 集合:事務所 6時 (現地まで3時間位は要するため) 交通:車 担当:西村高・武藤 申込:西村高 tel&fax 077-594-0454 又はメール 締切:11/8(木) |
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<例会予告> 立山の雪山散策 11月23〜24日(金〜土) |
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集合場所と時間:事務所AM7:00 コース 11/23:事務所AM7:10−立山駅P−バスで室堂―雷鳥荘(泊) /24 一の越荘まで散策−バスにて立山駅P−温泉―帰宅 装 備:冬山装備 アイゼン スノーシュー ストック その他 宿 舎:雷鳥荘 個室 2部屋(各4名)予約済みですが 車が一台しか確保出来ない場合は、定員5名とします。 ※ 担当者の都合で11/23〜24日の一泊二日に変更しました。 交 通:車 担 当:OY |
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<臨時例会山行案内> ぶらり比良探訪Q 12月1日(土) (雨天荒天中止) 朽木栃生〜コメカイ道(ヒジキ滝ルート)〜地蔵峠〜村井 |
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静かな初冬(晩秋?)の比良をたっぷり楽しみませんか! 栃の木が印象的な、趣きのある谷沿いコースです。 コメカイ道出合〜地蔵峠間は、最近の地図では 「難路 危険箇所あり」の表示になっています。コメカイ道出合からは等高線に沿ったほとんど平坦なルートですが、ヒジキ滝の前後あたりにトラバースルートでちょっと危険な箇所が有ったと記憶します。充分注意し慎重に行けば大丈夫と思います。 コース:事務所=朽木栃生〜コメカイ道出合〜ヒジキ滝〜地蔵峠〜村井=朽木栃生=事務所 歩 5時間位 装 備:昭文社 山と高原地図「比良山系」・25000分の1地形図(北小松) 雨 具・磁石・ライト等通常の日帰り装備 集 合:事務所 7時30分 交 通:車 担 当・申込:西村高 tel&fax 077-594-0454 又はメール 締 切:11/28(水) |
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〈例会山行案内〉 ―忘年山行― 平成19年12月8日(土) |
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7月南ア・北岳、8月北ア・穂高など充実した山行に大満足の一年を締めくくる忘年会の前に軽く忘年山行をと云うご要望に応え、三上山から北尾根への縦走計画を企画致しました。縦走と云うと大層に聞こえますがソフト山行です。安心して参加いただけると思います。 〔コース概略〕 事務所=琵琶湖大橋=御上神社前P―表登山道―三上山―北尾根縦走―田中山―野洲中学―御上神社前P=事務所 (歩行 ; 3時間30分) 〔集合〕;事務所 午前9時 〔装備〕;通常日帰り装備、地形図、コンパス、ヘッドランプ、 〔担当〕;K・A 〔締切〕;12 /5 御上神社駐車場にトイレ、コンビニあります。 下山後、野洲駅前のスーパー銭湯入浴可です。入浴希望者は用意方。 雨天中止です。中止判断は前日参加者に連絡します。 以上 |
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忘年会のお知らせ 恒例の忘年会です、老若男女会員であれば誰でも参加できます。 日程等は、下記のとおりです、又お酒の持ち込みもOKです. こちらの参加も宜しくお願いします。 |
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記 日時・・・2007年12月8日【土】 18:30 場所・・・大津市高城 しゃぶしゃぶすきやき ふじ(昨年と一緒の場所です)。 (藤野食肉食品センター2F) TEL 077-594-0033 FAX 077-594-3939 JR和邇駅徒歩3〜4分 会費・・・4500円(宴会場値上がりのため前年よりアップしております、なお 足らない場合はカンパをお願いするかも・・・ 担当 事務局長 馬場 出欠のはがきを同封しています(欠席の方も必ず返事をお願いします) 以上 |