04月 号 N0・325 みちしるべ 北八ヶ岳にて やまもと |
セツブンソウ (鈴鹿:藤原岳) |
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巻 頭 言 例会山行案内 ・04/09(日) ・04/16(日) ・04/24(月) ・04/29(土)〜30(日) 05/07(月) 06/04(日) 例会山行報告 ・02/25(土)〜26(日) ・03/18(土)〜19(日) ・03/21(火) ・03/11(土) リーダー部便り 自己紹介 03/12(日) |
−−− 目 次−−− 鎌ヶ岳 清滝山 ぶらり比良探訪 雪山編H 安曇川町:阿弥陀山 福井・経ヶ岳 春の野点山行案内 第4回:清掃登山案内 西方ヶ岳 北八ヶ岳・縞枯山 一口感想 賤ヶ岳 救急法講習・登山学習会 第30回:県連定期総会 |
山本 槇・菅 山本・正木 西村高 山本・岡 山口弥 浅場 山本・堀部 中西 金井 山本 秋本邦和 正木 |
巻 頭 言 | ||
先日の、滋賀県勤労者山岳連盟の定期総会で、7年間勤めてきた理事を、西尾さんと交代することになりました。 7年間、主に機関紙部を担当して、県連の動きを皆さんにお知らせしてきました。至らぬ点が多々あったかと思いますが、自分なりに一生懸命頑張ったつもりです。マンネリ化を防ぐために新旧の交代が必要と考え、若手とバトンタッチを致しました。これまでの皆さんのご協力とご支援に感謝しています。 県連の活動が見えてこないとの声をお聞きしますが、こちらの努力不足のところもあろうかと思いますが。清掃登山・登山祭典・比良縦走・ レベルアップの各種の取り組み・一般を対象としたハイキング講座・ さらに。自然環境保護の取り組み(水質検査・NO2の観測・比良スキー場のの廃止に伴う現状回復の件・)等々あります。皆さんがどれかに何らかの形で参加して頂いています。これが会の活動として捉えられているかもしれませんが。このように盛りたくさんの取り組みを県連ではしています。皆さんの積極的な参加をお願いします。 さて、比良の八講も終わり春の訪れとともに野に山に花が咲き出しました。梅 もくれん アセビ やがて桜も 山にもマンサクから始まってタムシバ シャクナゲ 福寿草・さまざまの草花が心を癒してくれます。 |
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山歩きが楽しみになる季節ですね。 健康で山が歩ける幸せを今、しみじみ味わっています。 昨年の九月初めに野球でハッスルし過ぎて足のかがとを痛め、夏山をすべて諦めざるを得なくなってユウツウな日々をすごしていました。やっと長歩きの山行が出来るまでに回復してきました。 怪我をして健康の有難さを知るのですね。 現在 体調の悪い人も必ず良くなることを信じて頑張ってください。 一緒に楽しい山歩きをしましょう。 やまもと 記 |
福寿草(霊仙にて) |
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《例会山行案内》 ★感動を求めて!鈴鹿 鎌ヶ岳 1.161m ☆鎌尾根はアルペンムード漂う岩稜を頂上まで伸ばす最も魅力のある |
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コース ・日時:2006年 4月 9日 (日) ・天候により中止又は 目的地変更も有り ・集合:JR 和迩釈 当日 午前6時30分 ・現地まで約2時間位 ・交通:車 ・締め切り 4月2日 ・担当 槇・菅 ・申し込み 槇まで ★コースは鈴鹿スカイラインより元越谷林道に入り水沢峠〜水沢岳〜 鎌尾根〜鎌ヶ岳の往復です。 ☆下見に行く予定ですが、その都合によりコース変更有り |
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《例会山行案内》 史跡の町の里山 ・ さくら満開 清 滝 山(439m) |
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・日 時:4月16日(日) AM8:00 ・コース:事務所8:00−登山口P―清滝山―登山口P 歩行約 三時間ノンビリコース ・装 備:通常の日帰り装備 入浴あり ・交 通:車 雨天中止 ・担 当:山本・正木 |
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《臨時例会山行案内》 ぶらり比良探訪 H 4月24日(月) (雨天荒天中止) 安曇川町 阿弥陀山 比良山系最北の山。戦国時代の山城(太山寺城)跡も巡っての低山ハイキング。 イワカガミの群生地があり、山頂からの琵琶湖眺望はすばらしいそうです。 |
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・コース 事務所=安曇川町太山寺集落〜太山寺城跡〜阿弥陀山(453.6m)〜最高地点(?)(470m余の電波塔のあるピーク)〜阿弥陀山〜太山寺集落=事務所 歩行: 約4時間 ・装備:昭文社 山と高原地図「比良山系」・25000分の1地形図(饗庭野・北小松)雨具・磁石・ライト等通常の日帰り装備 ・集 合:事務所 8時 ・交 通:車 ・担 当&申込:西村高 tel&fax 077-594-0454 又はメール 締切:4/21(金) |
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《例会山行案内》 福井・経ヶ岳(1, 625m) 日 時 4月29日(土)〜30日(日) |
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・コース 4/29 事務所7:10−北陸道―登山口P−保月山―経ヶ岳・往路―六呂師高原(泊) /30 六呂師高原温泉キャンプ地―名所見学―和邇 ・集合場所及び時間:4/29 事務所AM7:10 ・装 備:通常の日帰り装備 宿泊は六呂師高原温泉キャンプ・コテージA棟 定員 10名予約しています。 ・交 通:車 ※日帰り参加も可 (交通手段は自己責任で) ・締め切り 4月20日 ・担 当:山本・岡和子 |
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<春の公開野点山行案内> 5月7日(日) 今津の山 近江坂〜大御影山(950.0m) ちょっとロングコースですが、美しいブナ林の近江坂を歩きたいと思います。 シャクナゲ群生地もあり。ブナの芽吹きと早春の花に期待! |
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・コース:小野駅=和邇駅=ビラデスト今津=平池口〜滝山分岐〜河内谷林道〜大御影山〜(往路を戻る)〜平池口=ビラデスト今津=和邇駅・小野駅 歩行:約6時間半 ・集 合:小野駅7:05 又は 和邇駅7:10 ・交 通:バス(50人乗り) ・装 備:スパッツ(残雪があるかも)・通常の日帰り装備 & 共同装備 ・参加費:会員1500円(会員夫婦は2人で2500円) 会員家族2000円 ・一般2500円 定 員:50名(定員になり次第締切とします) ・担当&申込:西村高(事務所) tel&fax 077-594-0454 *会員は早めに申込を! 友人・知人を誘って下さい。 案内チラシは出来次第 配布します。 |
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6月4日(日)は 第34回 清掃登山 です。 |
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当会は例年どおり「南比良と金勝アルプス」の2会場を担当します。 (詳細は5月号にて案内します) 全会員の積極参加で成功させましょう。 今から予定しておいて下さい。 |
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《リーダー部便り》 | ||
2006・2・21〜3・20 項 目 届け状況 備 考 例会山行 2 中止 個人山行 11 中止 1 |
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3月11日(土) 救急法講習会の報告 | ||
9時から12時、大津市北消防署2階会議室にて、参加者14名(男性8名、女性6名)、良いお天気の土曜日、心は山へ向かいながらも、勉強熱心な方々が集いました。 講習内容は、止血法、固定法、搬送法の3点に絞られ、心肺蘇生法はほとんどの方が経験済みなので今回は行われませんでした。 講師:森元さん→ |
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1. 昨年のスズメバチ事故について 4〜8月で12件の救助事故(前年は3件)があり、そのうち10件は県の防災へリによる救助が行われ、吊り上げて市民病院に搬送された。 注意事項としては、黒い衣服や、ひらひらするもの、香料の強いものを避ける。巣のあるところでは、大きな音を立てず、振動なども避けて、頭を下げて離れる。 刺されたときは、まず冷やす! 尿をかけるのは効果無し、毒は口で吸わないなど、豆知識として覚えていたようなことの訂正もありました。 |
簡易タンカ |
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2. 止血法について 直接圧迫止血法は綺麗なもので押さえると8〜9割止まり、血が滲んできたら取り替えずに、その上から押さえるようにする。 基本的に刺さっているものは、無理やり取らない。 感染防止には、ビニール袋などを手にかぶせて手当てにあたる。 黒っぽい静脈性のものは止まりやすいが、動脈性のものは止まりにくく、体重60kgの人で5Lの血液のうち、1Lが失われるとショック症状を起こす。 体内での出血も考えられる。(量の体験は牛乳1Lをこぼしてみると良い)顔面蒼白、冷や汗、虚脱、呼吸困難、脈拍不触などのショック症状が起こったら、横に寝かせて足を30cm以上上げ、血圧を少しでも上げる。 直接圧迫で止血できないときは、止血帯法を用い、腕の場合肘から上、足の場合ひざから上の、骨が一本の部分で縛る。太めの布などを用い、木の枝などできつく絞める。ただし30分以上はせず、長引く場合は数秒緩めて再び縛る。止血した時間を記入しておくと良い。 |
三角巾を使っての止血法 |
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3.固定法について 救急隊員の方が使っていたあて物は、自在に曲がり、軽量で扱いやすかったが、身近にあるダンボール、サランラップ、ガムテープ、新聞紙、雑誌などを利用した方法も教わった。 ザックの中に段ボール紙か、2〜3日分の新聞紙を入れておくのも良い備えになる。実習では、三角巾の空中でのたたみ方、腕のつり方、頭部の縛り方、足首の捻挫のときの固定の仕方、足の骨折のときの固定の仕方、などをモデルになったり、ケア側になったりして体験した。 毛布と竹竿を使った担架の作り方や、ジャケットの前身ごろを閉めた状態で、棒の端を持ち、ひっくり返して脱ぐとあっという間にシートになる体験もした。 まさかの時に、一刻も早く救助してもらえるよう、これからの登山時には、レスキューポイントの確認をしながら歩くようにしたい。 その前に、知識だけでなく、定期的に練習を重ねておくことが必要と実感しました。 |
骨折時の固定方法 |
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三角巾の応用 |
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・参加者:西村高・藤田・山本・山口夫妻・武藤・岡・松田裕・奥野・正木・菅・西尾夫妻・金井(報告) ・写真提供:山本・金井 |
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第30回県連定期総会の報告 | ||
3月12日(日)10:00〜15:30 出席者 : 西村・山本・藤田・土方・田中政・西尾・田中・正木(記) 県連創立30周年ということで、全国連盟会長の守屋氏の挨拶がありました。守屋氏は県連発足の際にも全国連盟の副会長として出席されており、今回、感慨深いものがあったそうで、30年前の登山時報に掲載された県連創立記事のコピーを参加者人数分、携えて来られました。 当時の記事に、寺川庄蔵氏が会長としての基調報告の写真も掲載されていました。(長髪でお若い。当然ですね。) 1977年、滋賀山友会が中心となり3つのクラブ123名で結成され、現在、8クラブ・山岳会で目標の300名を擁してきていることなど、今まで知らなかったことも分かり、県連のこれまでの歩みの一部が理解でき、少し親しみを覚えられたように思います。 今回の総会は終始リラックスムードながら議案通りに議事進行し、質疑応答も活発になされ、予定時間をオーバーするほどでした。 雪稜会からは、西村さんが「各会は、新しい会員を迎え入れて若返りと活性化を図ってほしい。また、高島地域で新しいクラブを立ち上げられる活動を継続中です。」という文言が昨年と全く同じのことが書かれてあるが、どういうふうになっているのかという質問をされました。 これに対し「高島市のホームページにリンクさせ会員の募集を行っている。」という回答でそれ以上の活動はされてないようでした。菅さんからの「各会での山行中の事故の最終責任は県連にあるのかどうか。」に対しては「ありません。」とのことでした。ただ、「県連主催の行事などの一般参加者の事故に備えて、労山賠償責任保険には加入しています。」とのことでした。これに関連して帰路に「雪稜会としても加入を考えても。」等と、ひとしきり話題に上りました。他にもたくさん討議がなされましたが、また、県連ニュースで取り上げられると思いますので、そちらを参考にしていただいきたいと思います。 7年間長い間、理事を務められました山本さん、お疲れさまでした。 これから1年間、また理事として藤田、土方さん、今年から新たに西尾さんも加われて、3名の方が務められますが、よろしくお願いいたします。 |
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新入会員:自己紹介 秋本 邦和 |
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先日、部屋を整理していて古い登山手帳が出てきた。 読み返してみると、懐かしい人達との懐かしい山行の数々が思い出された。それによると、私が山を始めたのは1976年(昭和51年)の様である。 昭和50年に母親が入院し、手術後意識回復せず、24時間体制で家族(父・弟・私)が病室に詰めていた時期に、夜中の時間つぶしに読んだ本が新田次郎の「孤高の人」。主人公の加藤文太郎の超人的な脚力に憧れ、悲劇的な最後に涙した。それからは新田氏の山岳小説を読みつくしていった。 おかげで上高地や槍・穂高周辺は既視感たっぷりで、初めて歩いているのに何度か歩いたことがある様な感覚であった。 山行を始めたばかりの頃の私は加藤文太郎ばりにスピードとピークハントばかりをめざし、ために仲間もついてこれず私との山行を忌避し、私自身も反省するどころか、日帰り登山など楽しむのではなく訓練と位置づけて良しとしていた様である。金剛山を何分で登ったとか自慢たらしいことばかり書いている。今でこそ「秋本さんと同行すると次の日筋肉痛にならなくていい」などと云って貰えるが、なんとも若気の至りの見本のようなもので汗顔の思いがします。 今度貴会に入会させて頂きました秋本邦和と申します。大津市真野在住でこの3月に60歳になりました。上述のように30歳で山を始めて30年になりますが、全くの自己流で、しかも途中10年間位は興味を失っていた時期もあった様で、今さら山岳会に入会などせず、プライベートでボチボチ登っていても良かったのですが、数年前に貴会が世話役をされていた清掃登山に参加し、以来、野点山行・ぶらり比良探訪等に参加させて頂き、貴会の和やかなムードに触れ、入会するならこんな会と思うようになりました。 あと何年登れるかわかりませんが、今のところ足も腰も大丈夫の様なので宜しくお願い致します。 平成18年3月27日 |
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第8回 運営委員会報告 |
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3/7(火)19:30〜 於:会事務所 出席者:西村高・山本・武藤・本田・岡・山口や・槙・奥野 【議 題】 @ 3/12(日)県連総会に向けて 理事候補:土方氏・藤田氏・両名他、山本氏の後任に運営委員会推薦で西尾氏に候補依頼をする。 代議員(5名):西村高・田中政・正木・田中操・菅 の各氏に決定。 交通費等の補助:総会議案書は代議員及び関係者に配布済み。 A 県連理事会報告 今回特記事項はありません。 B 3/11(土)救急法講習 9:00〜12:00大津北消防署会議室にて参加申込状況 3/7時点で10名未満と非常に少なく残念に思います。 比良雪稜会独自の講習会でもあり、山行中の怪我等、身近で現実的な処置方等を学ぶ絶好の機会です。会員各自の前向きな姿勢を期待して再度メールにて呼び掛けをします。 C 3/25(土)第1回登山学学習会 14:00〜16:00 事務所にてテキスト:「登山学」(岩崎元郎編)「ハイキングセカンド ステップ」(労山編) 参加申込状況 これも現在10名前後と少しさびしい気もします。基本的な事項から入り、実際の山行に役に立つ勉強会ですので出きるだけ多くの会員(登山をはじめてまもない方々もベテランも)の参加を期待します。 今後の取組み 各会員が積極的に山と関わりが持てるよう、定期的に開催し質の向上とリーダー養成を目指そう。 D 例会山行(個人山行含む) のあり方 ◇ 内容・取組み・案内・計画書・イレギュラー時の対処等について会報に載せる例会山行案内に関して、時期的に最低限必要と思われる個人装備を明記するようにして下さい。又、コース概要についてもできるだけ詳しく記載し、イレギュラー時の対処方(エスケープルートの事前確認)及び緊急時の対処方(連絡方法)も徹底するようにお願い致します。 ◇ 最近の事例(当会会員同士の個人山行で下山遅れ&連絡遅れによる遭難騒ぎ)と教訓 山行中の事故ではなく、且つ、幸い大事に至りませんでしたが、各方面に迷惑がかかったのも事実です。今後の山行の課題として安全登山は帰宅までを心掛けて、予定より遅くなる場合は必ず緊急連絡先及び各自宅へ連絡を入れて下さい。 E 5/7(日)春の公開野点山行 コースは ビラデスト今津〜近江坂〜大御影山の往復〜近江坂〜ビラデスト今津 に決定。(歩6時間半) 詳細については今後詰めていき、直近に下見山行を実施する。 F 3月・4月の例会山行について 西方ヶ岳(かに食べツアー)は晴天に恵まれましたが深雪の為リーダーの判断で途中下山しました。参加された方々の足はこれ以前、すでに蟹の方に向いていたらしいとの事です。 G その他 ツエルト(非常用簡易テント)を会装備として購入します。共同装備としてご利用下さい。 報告:奥野 |
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〔組織部より〕 1/31現在 会員数 59名(女22・男37) 2名減 会友数 7名(女 2・男 5) 4月より 秋本邦和(あきもと くにかず)さんが入会されます。 |